英語スクリプトとともに嗜むおもしろ動画 in English!

英語を動画で勉強したいと思う人!ニュースやスピーチなど、堅い動画だけじゃ疲れませんか?面白い、笑える動画なら、何回見ても楽しめます。同じ動画を何回も見れば、もっと効果的に英語を学べます。このブログは字幕のついていないYouTube動画でも、勉強に活用できるように、何回も見たくなるような面白動画をトランスクリプトとともにアップ+毎回本当に使える表現を紹介していきたいと思います!スクリプトを活用して英語力アップしましょう!

今回のアメリカ合衆国大統領選挙、ヒラリーとトランプの罵りあいを、ろくなもんじゃないと思ってご覧になっていたあなた!

実はアレ、アメリカの伝統のようなものだったんです。

・・・と言ったら言い過ぎですが、合衆国建国の父と呼ばれる政治家たちが、1800年の大統領選挙で見せた激しくも醜い応酬は今回のそれをはるかに上回っていた、と言ったら驚かれるでしょうか。 

今日は、Comedy Centralの"Drunk History"からの動画をご紹介します。

「学校では教えてくれない歴史」を扱うこの番組、いろんな役者さんが歴史の様々なエピソードを語ってくれます。ただし、"Drunk"というタイトル通り、語り部の役者さんは完全に泥酔状態(笑)そんな怪しいろれつで語られる歴史のお話に口パクの再現映像をつけて見せてくれる番組なんです。

★動画の概要★

1776年のアメリカ独立宣言を起草したトマス・ジェファーソンと、ジョン・アダムスは党派は違えども、政治を熱く語り合う盟友同士。1796年の選挙で、ともにアダムスが大統領、ジェファソンが副大統領に選出されます。アダムス政権下で、二人の友情にしだいに亀裂が。強権政治を行うアダムスに批判的なジェファソン。ついに4年後、1800年の大統領選挙に再び出馬した二人の激しい罵り合いが始まります・・・。
語り部: Patrick Walsh  
聞き手: Derek Waters

★この動画の単語★
founding father(s) of America: アメリカ合衆国建国の父
butt heads: 角を突き合わせる。争う。
tyranny: 暴政
pitted against each other: 対抗させられる 
Willy Nilly: 手当たり次第に
eighth graders: 米の中学3年生(13歳)(日本の中一) 
bang(他動):~と性行為をする
hermaphrodite: 両性具有 


Patrick Walsh:
Today, we're gonna talk to you about the election of 1800. 
Thomas Jefferson and John Adams. They were founding fathers of America. They were also the best of friends. 
Adams was like, "The constitution- you can kind of bend that how you need to bend it. We can kind of work with this." And Jefferson was always like, "The constitution is the constitution. Can't f**k with that." But they loved each other, until Adams became the President. And immediately they started butting heads. John Adams was like, "It's illegal to talk any shit about the President of the United States, and if you disagree with the federal government, f**k you." And Jefferson was like, "Well, this is tyranny. That's a violation of a little something called freedom of speech."
It all reaches its head on the election of 1800, where these two lifelong friends were pitted against each other.
Adams is like, "If you elect Thomas Jefferson, here's what you're gonna get. Murder. All the time. Everybody's gonna be murdering each other. Incest. Your wives will lose their virtue having sex with a lot of dudes. Willy-Nilly."
So Jefferson starts talking a lot of shit about John Adams. We're talking about the guys, who, like, created this country. They were really like a bunch of eighth graders. He was like, "You know what? Adams has prostitute shipped in from overseas that he bangs all the time. I'm just gonna- I'm just gonna tell you that right now." I feel like I keep seeing the spit flying from my mouth.
Derek Waters: I know, I'm feeling it. 
Walsh: Am I spitting a lot?
Waters: Yeah, I'm glad you're seeing it. Yeah.
Walsh: That's good.
Waters: I'm in the splash zone.
Walsh: So Jefferson went to the newspapers. He says, "I want to tell you this, John Adams is a hermaphrodite. He's got both man and woman sex organs." This is like a published statement from Thomas Jefferson. 
Adams was like, "Ok, fine. You wanna go that route?" That's when shit got really dirty. Adams says, "Oh, by the way, if you're thinking about voting for Jefferson, you shouldn't because he's dead."
"That's a pretty good campaign."
"It's a very good campaign."
"Vote for me- I'm alive."
"Yeah, even if you disagree with everything I say, at the very least, I'm alive."
Waters: Would you rather be accused of having a penis and a vagina or being dead?
Walsh: I think being alive with a penis and a vagina would be an amazing experience. And you're alive!

 
Adams: The constitution- you can kind of bend that how you need to bend it. 
(憲法ってのはさ、ちょっと曲げて解釈してもいいわけよ。必要に応じてさ)
Jefferson: The constitution is the constitution. You can't fuck with that. 
(いや、憲法は憲法だろ。下手にいじっていいシロモノじゃねーよ) 
*語り部のトーンに合わせた訳語になっております。 

アダムスとジェファソンの政治的なポジションは正反対なんですね。
それでも二人は親友なのでした。独立宣言もジェファソンが起草し、アダムスらが目を通して議会に提出、成立という経緯をたどっています。まさに、「建国の父」なんですね。

俗語fuckはこの場合、自動詞です。ちょうど、messと同じような意味になります。「いじくりまわす」とか「下手に手を出す」とかという感じです。
You can't fuck with that.もしくはYou can't mess with it.は決まり文句で「下手に手を出していいもんじゃないぞ」という意味になります。

そして、1796年の選挙でともに大統領・副大統領となったアダムスとジェファソン・・・
アダムスの強権政治が始まると、ジェファソンとの対立が明らかになります。アダムスの政治思想をわかりやすく言うと・・・
Adams: It's illegal to talk any shit about the president of the United States. And if you disagree with the federal government, fuck you.
大統領の悪口は法律で禁止。連邦政府のやり方に反対する者は、俺は徹底的に弾圧してやるからな、覚悟しとけよ。 
なんか俗語の解説ばっかりですが(笑)最後のfuck youは態度表明ですね。お前がどんな末路をたどろうとも私は知らん、むしろ積極的にお前を不幸に落としいれてやる、という意味です(笑)

そんなアダムスの政治を見て、ジェファソンは、「これじゃTyranny(暴政)だ。Freedom of speech(言論の自由)の侵害である」と言い出すわけです。

It all reaches its head on the election of 1800, where these life-long friends were pitted against each other.
二人の対立がピークを迎えるのが1800年の選挙だ。この二人の旧友たちは対抗することになった。 
pit(他動詞):set someone or something in conflict or competition with
pitはおそらくローマ帝国の決闘から来ているのではないかと思われます。運動場のピットとかもですが、コロシアムの決闘場がpitなので、ちょうどそこに二人が付きだされて対抗させられる、というイメージの単語ですね。
それぞれの政党から、再び大統領候補として担ぎ出されたアダムスとジェファソン。 対立は・・・中1のケンカのような様相を帯びてきます(笑)

★あだむすくんのいけん その1★
If you elect Thomas Jefferson, here's what you're gonna get.
じぇふぁそんを選んだらどうなるか教えてやるよ。
さつじん!みんなが殺し合うよ!
うわき!奥さんがほかの男とやっちゃうよ!手あたりしだいだよ!
なんかこの感じ、トラムプさんを思い出させる・・・

それに対してジェファソンも・・・
★じぇふぁそんくんのいけん その1★
あだむすくんは外国からばいしゅんふを連れてきていっつもやってるんだぜ
★その2★
あだむすくんはな、りょうせいぐゆう!どっちもついてるんだぜ!
あの独立宣言の名文を書いた方が公式見解(published statement)として、政敵を両性具有であると言うことで、これで勝てる!と思っちゃう思考回路を持っていたことがショッキングなんですが(笑)

★あだむすくんのいけん その2★
じぇふぁそんには投票しないほうがいいよ!だって・・・あいつもう死んでっから! 
アダムスの選挙キャンペーンのスローガン:
Vote for me! I'm alive!
私に投票を!私は生きてます!

Even if you disagree with everything I say, at the very least, I'm alive.
私の意見にすべて反対だったとしても、少なくとも私は生きてるわけだからね。
・・だからジェファソンよりましだよね。ということです。だって生きてますから(笑)


最後に聞き手のWatersが言った究極の選択がおもしろかったです。
Would you rather be accused of having a penis and a vagina or being dead?
両性具有だってことか、死んでるってこと、非難されるならどっちがいい?  

 それに対するWalshの答えは・・・

I think being alive with a penis and a vagina would be an amazing experience!
どっちでもいいけど、両性具有でしかも生きてるっていう状態を体験できたら最高やな!

***

そんな中2のケンカを全米国民の前で繰り広げてしまったアダムスとジェファソンですが、のちに友情は文通によって修復されました。

アメリカ独立をともに率いたアダムスとジェファソン。
1826年の7月4日、そう独立記念日に、死の床にあった90歳のアダムスは"Thomas Jefferson survives!"つまり「トマス・ジェファソンは永らえる」、と言い残して旅立ちました。しかし、アダムスは間違っていたのです。トマスジェファソンは、同じ独立記念日の日、アダムスが旅立つ数時間前に、同じように82年の生涯を閉じていたのでした。
・・・なんとも因縁深い二人だったのですね。

それではまた!

 

みなさま、
お正月はどのように過ごされましたか?
ご家族とのんびり、おひとりでのんびり、何はなくともゆったりできるのがお正月のいいところですね。(初売りでお忙しい方、お疲れ様です!)

こちらNZでは、いたって平常心。
夏の一日が過ぎ去ったのみ。
年越しそば?おせち?もしくはそれに代わるもの?・・・なんにもな~い!
風情も何もあったもんじゃございませんが、それがNZ。

ブログの更新が滞っておりましたね。
これには理由があります。

実は、年末から日本の動画を見ることにはまっておりまして(笑)
具体的に言うとChage&Askaの動画を見るのにハマっておりまして(笑)
YouTubeでは普段、頻繁に見ている英語のコメディ番組やトークショーのおすすめ動画があげられてくるので、そこからいろいろと見て、私が気に入ったものを皆さんにご紹介しているのですが、今現在、私のYouTubeはチャゲアスが占拠してまして(笑)
いきなりチャゲアスファンブログにするわけにもいかず、どうしようかなあと思っている間に年が明けてしまいました(笑)

そして、これがとても象徴的なことだなあと思ったのでした。

英語脳、とか英語耳って言いますが、
それはYouTubeのホーム画面と同じようなことで、英語の世界に触れれば触れるほど、アンテナがそっちに伸びて行って、やがてはすべてが英語の世界に塗り替えられる。

私のように、日本語世界と英語世界を行ったり来たりしている人間は、興味関心の赴くままに、頭の中が英語世界に塗り替えられたリ、日本語一色になったりしてるわけです。ちょうどドナルドトランプが当選したころは、自分のなかで混乱した考えを整理したい衝動で、英語でいろんなモノを見たり読んだりしていたので、あのころは私の頭の中は英語世界で埋められてました。Youtubeのホーム画面も英語。でも今はチャゲアス(笑)
そういう意味で、Youtubeのホーム画面は私の脳内の切り替えをちょうど可視化したようで、おもしろいなあと思ったのでした。

たぶんバイリンガルの人もこんな感じなのかなあと思います。

私は、このブログを見に来てくださっている皆さんと同じで、英語学習者として、過去の受験勉強時代には英文法の本を最初っからみっちりノートに書き写すとか、超地道なことをやって英語を勉強した人間です。だから、子どもの時から2つ以上の言語に触れてきたバイリンガルの人たちとは、やっぱり頭の働き方が違うんだなあと感じます。少なくとも、今まではそう思ってきました。でも、最近、それはその言葉が「外国語」であるかどうかという意識の違いだけのような気がしてきました。

たとえば私のママ友の子供さんで、家では日本語、外では英語で育ってきた子たちがいます。その子たちにとっては、英語は母国語、そして日本語は・・お父さん、お母さんの言葉という感じなんですね。私を含め日本人を見ると、とってもうれしそうに話しかけてきてくれるんです。もちろん日本語で。だから、その子たちにとっては、どちらも「自分の言葉」なのであって、「外国語」ではないわけです。
その意識の違いを一番感じるのが、新しい表現を取り入れるときの心理的抵抗です。いや、これはたぶんあくまで私の個人的なハードルなんですが、ある種の表現を使うことに心理的抵抗を感じるんですよね。

たとえば、"Tell me about it.(そんなの俺が一番よくわかってるよ)"とかの、キメ台詞的な慣用句。
あと、自分の子供とかほかの子供に対して、"Sweetie"とか"Darling"とかで呼びかけること(笑)

これに対してものすごい心理的抵抗を感じるんです。
つまりこっぱずかしくて、こういう表現を言おうとすると鳥肌がたってしまうんです(笑)
なぜなんでしょうね?
わかりませんが、自分とバイリンガルの人を隔てる壁は、ここなんです。
たぶん、この壁を越えてしまうと、あまりに日本人っぽくない。外国人っぽくない。「国際語としての英語」「外国語としての英語」の範疇を逸脱している。そんな風に感じてしまうから、なんだと思います。子どもの時からのバイリンガルの人たちには、こういう心理的抵抗はないんじゃないかなあと、あくまで想像なんですが、思っています。彼らは英語でも日本語でも「自分の言語」なので、どんな言葉もどんどん取り入れてしまう、という気がいたします。

ただ、その壁はそれはそれでいいんじゃないか、越える必要はないんじゃないか、と思っています。「外国語としての英語」を話す自分はそれはそれで楽なポジションですからね。

さて、この心理的抵抗が、私とバイリンガルを隔てている壁だ、と書きました。
じゃあ、頭の働きはどうなのか、と言うと、たいして変わらないんじゃないか。子どものころからのバイリンガルだろうと大人になってから学習した英語話者だろうと、脳の働きは、少なくともその言葉を学ぶ過程はあんまりかわらないんじゃないかと思います。もちろん脳を割って見たわけじゃないので(笑)、脳科学の観点からの意見ではないのですが、その言葉を上達させるプロセスは、実は同じなんだと言いたいのです。

というのはですね・・

ある言語でコミュニケートするには、その言語で培った世界観が不可欠

前述のママ友の子供たち。バイリンガルのティーンなんですけど、彼女たちと日本語で15分以上会話するということは難しいです。話すことがなくなっちゃう。語彙もまあまあある立派なバイリンガルの子たちなのに、です。それはもしかしたら性格的なことかもしれないけど、それよりも、彼女たちの日本語世界が未発達なことが原因のように思えます。
日本語世界とは、彼女たちが日本語の本を読んだり日本で生活することで作り上げる日本語の世界。まるでYoutubeのホーム画面が日本語世界に塗り替えられるように、日本語を通してアンテナが伸びて広がっていく行く世界。英語の国で暮らしてきた彼女たちのホーム画面は、日本語の動画よりも英語の動画の方が膨大な数あって、どうしてもそちらの世界の方が豊かな内容を持っている。だから日本語で会話するときには、込み入った内容にはならない、ということなんですね。
実際、英語圏で育ったバイリンガルの人が、日本に来たときに、なかなか日本語で会話がしづらい、と感じるのは普通のことのようです。それが、日本で暮らして、日本語で感じたり、日本語で考えたり、日本語で気づいたりすることが増えることで、日本語世界が豊かになり、コミュニケーションができるようになる。つまり、言語を話せるようになる、その言語でコミュニケーションを取れるようになるということは、その言葉で世界観を作る、というプロセスが絶対不可欠。それは子どものころからのバイリンガルだろうと、避けては通れない道、なのだと思うのです。

このことを考えると、日本人がなぜ英語でコミュニケーションができない、もしくは苦手なのかという疑問にたいする答えは、もはや自明のことのように思えます。
自分の中で英語で構築される世界の内容がゼロ、もしくは非常に乏しいなかで、つまりYoutubeのホーム画面にほとんど英語の内容がないなかで、英語を話そうとしているから難しいんです。
だって、私が今、こうして海外に暮らしていて、NZに住む人と英語でコミュニケーションするときに、一番難しいと感じるのは、日本の事象を英語で説明することです。それが一番難易度が高いことだと思うんです。自分が日本で日本語で培ってきた知識や感情判断や思考回路を、そのまま英語にして理解してもらうということは・・、無理ゲーです。それは、必要な語彙を知っていても、です。ただ語彙を英語に直すというだけでは伝わらないのです。

世界観は翻訳できない

村上春樹さんの小説は、日本語だけど英語世界のモノの書き方、見かたです。村上さん自身、英語で小説を書いてそれを日本語にするという作業にしてから、今のような作品が書けるようになった、とインタビューで語っておられました。だからこそ、英語に翻訳されても広く世界で読まれるんだと思います。もともと英語世界のものだから。

また、私が年末からビンジウォッチング中のチャゲアスの動画で、彼らがモナコ音楽祭に招待されたときの動画があったのですが、そのなかで、ASKAさんが「米国などへの海外進出は考えているのか」という記者の問に対して、要約すると、伝わるときに言葉と言うものは大事なので、自分たちが英語で伝えられるかということを考えると無理なので、そういう意味での海外進出は考えていない、と答えてました。ただ英語ができる人にメロディーに合うように翻訳してもらうだけでは、ASKAさんの伝えたいものは伝わらないということですよね。世界に通用する実力って言葉で言うほど単純な話ではない、ということです。

表現に携わる人たちは肌で感じているのだと思います。世界観の翻訳不可能性を。

日本語を使って培った知識や思考法や、さらにいえば感情を使いながら、言葉だけは英語というコミュニケーションは成り立ちません。その無理ゲーに挑戦してしまっているから、日本で英語を学んでいる人は、英語がいつまでたってもできるようにならない、と感じてしまうのではないかと思うのです。前述の例でいえば、日本の事象ひとつを説明するにしても、英語話者が英語で思考する思考回路に沿って説明しないと理解してもらえないのです。でも英語話者の思考回路は、やはり英語を使って培った英語の世界観がバックグラウンドになければ、わからないものです。

試験勉強をしても英語が話せるようにならない理由

TOEICで満点を取れても、英語が話せない。

よくある話ですが、これも、同じように説明できます。試験で正解できても、英語で世界観を構築していなければコミュニケーションは成り立たない。TOEICや英検はあくまで、英語力を測る試験です。それらは世界観を豊かにしてくれる内容を含んでいない。英語を読んで感動したり、英語で書かれた文章に心を打たれたり、英語で興味を持って、もっと調べようと思わせてくれたり、そういう体験を一切与えてはくれません。英検やTOEICの長文問題で、自分の興味のある話題にあたったことのある方はいますか?かなり少ないんじゃないでしょうか?興味のない長文を読んで、英語を勉強しても、それはあなたの英語の世界を広げてはくれないのです。もっと万人が興味を持てるようなおもしろい文を試験に出してくれればいいのに、な・ぜ・か・そうはなっていません。それは英語力を測るための試験だからでしょう。いろんな人が読んで、さまざまに解釈したり感じたりするような文章は試験問題にはできませんからね。だから、試験勉強を頑張ってやっているのに、英語力が上がった気がしないという方がいたら、もっと心に響く題材にシフトする時期なのかもしれません。

それから、
英語ができるようになったら、映画を字幕なしで見たい!
そう思う人はけっこういると思います。

私はそれは実は逆なんだと言いたいです。

映画や小説を英語で体験して感動することが、あなたの英語コミュニケーション能力をあげてくれるんです。英語をそのまま受け入れて感動するには、やはり基本の文法や語彙などは必要ですが、でもそれは文法書を最初のページからやってから出直してこい!ということではなく、そのつど、英語に触れるなかで調べて覚えていけばいいだけのことです。とにかく、英語を学ぶなら、きちんと心に響く(笑わせてくれたり、泣かせてくれたり、考えさせてくれたりする)モノを使って、勉強するのがベストです。やることは単語を調べ、イディオムを調べ、文法書を確認して・・・と同じでも、得られる結果はまったく違うからです。

どうしたら英語の世界観を育んでいくことができるか

そういう意味では、現代は非常に恵まれた時代です。
昔だったら、感動できるような英語を読もうと思ったら、超難易度の高いシェイクスピアとかジェーン・オースティンとかの古典に手を出さないといけなかったわけです。

今は違います。

私のブログを読んでくれている人は、自分のYouTubeホーム画面で英語の動画が出てくるようになったと思います(ログインしていれば)。そこでおすすめされる動画を見れば、自分が何か感じられるものに出会えるかもしれません。ツイッターでも、海外のセレブやバイラルメディアのBuzzfeedなんかをフォローすれば、その時のviral(流行っている)な動画やフェイスブック投稿やらいろんなものが流れてくるはずです。それらのマテリアルは、ネイティブスピーカーの心を動かしたからこそviralになっているモノです。いわば保証付きの物件です。それらを教材にして英語を勉強すれば、文法知識や語彙を増やしながらも英語で心を豊かにすること、つまり英語の世界観を育てることができます。それが、英語でコミュニケーションをとるためにはものすごく大事だと思うのです。

ただ試験でいい点を取りたいという人は別ですが、本当に英語でコミュニケーションをとりたいと思うなら、試験勉強の問題集、単語帳、文法書だけを材料にするのではなく、ちゃんとコンテクストのあるモノを材料に学ぶことを強くおすすめします。それは英語初心者でも、です。

それをやってこその英語力。
あなたのYoutubeのホーム画面、英語で埋めてみませんか?

***

というわけで、2016年の暮れに、チャゲアス色に染まった私のYoutubeを眺めていて頭に浮かんだ小さな気づきをお送りしました。


それでは、みなさま、
今年もよろしくお願いします!

おもしろ動画もまもなくアップします!あ、でもチャゲアスが・・どいてくれない(笑) 
 

クリスマスまであと2日。

NZでは真夏の太陽が先週あたり一瞬輝いたかと思えば、雷雨やらヒョウやら・・
いまだに海の水は冷たく、道行く人はフリースを着ているという、
なんか今年ホワイトクリスマスになるんじゃないかと期待してしまうくらい
寒いんですけど、
 
それでもクリスマスはカレンダー通りやってくるわけであります。

そこで、クリスマスらしいエントリーでもと思いまして、
うちの子供が小学校の学年末の全校集会で歌ったジングルベルの替え歌を
みなさまとシェアしてseason's greetingsとしたいと思います。 

タイトルは・・

Santa, you're too fat!! 

では、どうぞ。


 
こういう替え歌って子供だいすきですよね^^
しかし全校集会で歌っちゃうところが、とてもNZらしいです。 
みんな嬉々として歌ってました^^

それではみなさま

すてきなクリスマスをお過ごしください!!



 

Youtube上で、時々巻き起こる○○チャレンジ・ブーム。
たぶん・・氷水をかぶるアイスバケツチャレンジが最初だったのではないですかね?調べるのはめんどいので、断言はしませんが(笑)
とにかくあれ以来、○○チャレンジが流行る頻度やその種類が爆発的に増えたのは間違いないと思います。

日本にまで到達したのはいくつくらいあるのでしょうか。
一番最近ではマネキンチャレンジがけっこう流行りましたよね。
私自身は、あんまりYoutuberの動画ってそこまで見ないので、どんなのがあったかはよく知らないのですが、覚えている限りでは、Try not to cry challengeとかTry not to laugh challenge系の、「笑ってはいけない」チャレンジみたいなのがおもしろいのでいくつか見ましたし、Roast yourself challenge「自分をディスろうチャレンジ」などは見ました。
Youtuberの稼ぎ頭の一人、Ryan Higaさんの動画はたまに見るのですが、今回、彼が"Stop the Challenges" Challengeを提言している動画がおもしろかったのでそれを紹介します。Ryanの動画はクオリティも高くておもしろいんですが、いかんせんこの方、超高速でしゃべる方なので、字幕をつけて見ていても、「・・・ちょっと待って今なんつった?」という感じでいちいちポーズして字幕を読まないとついていけません。それゆえにすべての動画をチェックしているわけではないのです。疲れますからね(笑)

★この動画の概要★
Ryan HigaのYoutubeチャンネル"nigahiga"より。
自分はいつも○○チャレンジのトレンドに乗り遅れるとぼやくRyan。「マネキンチャレンジがあったと思ったら”アンディーが来るぞチャレンジ”とか”バックパックチャレンジ”とか、それにしても多すぎじゃない?なんかもう無理やり作ってない?」と自分が過去に作った”Roast Yourself Challenge”「自分をディスろうチャレンジ」を棚にあげて、批判を続けるRyan。「俺は絶対にネットで伝染病みたいに発生するチャレンジ・ブームには加担しないぞ!特にマネキンチャレンジにはな!」・・・

字幕付きです!画面右下の字幕ボタンをonにしてご覧ください。(設定ボタンで字幕→英語にしてください)


いかがでしたか?
クオリティーの高さもさることながら、私は・・・Ryan、いい家に住んでいるなあと思わずにいられませんでした(笑)白壁にアトリウムがあって、3階立てで・・そして見ました?あのプール!?(2:55~)さすがに登録者数1千8百万を超えると、ああいう家に住めるんですね^^


(0:01~) I've never felt so self-concious about my looks before.  
こんなに自分の見た目を気にしてしまうことなんて、今までなかった。 
self-conciousは単語そのものの意味としては「自意識過剰」ということですが、「自分の体形や外見について、自分で気にしてしまう」という意味でよく使われます。
Ryanは最近ひげを伸ばし始めたので、見た目がやたら気になるようですね。こんなにself-conciousだったことはないと言いつつ、「いや、中学時代もそういえば・・」と暗黒の記憶がよみがえります。

(例)
I've put on a lot of weight lately. That has made me self-concious about how I look.
最近すごい太っちゃって、自分の見た目が気になってしかたない。

(0:12) I'm always late to every trend.
俺はいつも流行に乗り遅れる。 
「この動画の主張ももうたぶん誰かが言ってることだろうけど」という導入のあとに、「だいたい俺は流行にはいつも遅れるんだ」と言ってます。
これはそのまま覚えて使えそうですね。

(0:21) I can't help but notice there are SO many challenges lately!
最近やたらチャレンジが多いってことが見えてしまうんだ。 
I can't help but notice:
[I can't help but 動詞の原形]で「~することを避けられない」つまり「どうしても~してしまう」という意味ですから、これは、「どうしても気づいてしまう」という意味です。流行に遅れる自分だからこそ、俯瞰して見れるので、チャレンジがとにかく多すぎることが見えてしまうと言っています。

単にI noticed there are so many challengesじゃなくて、I can't help but noticeと言っているのは、たとえば日本語で、「多すぎですよ」と言うよりも「ちょっと多すぎじゃないですか?」と言うのでは、ニュアンスが違って、後者の方が控えめですよね。ちょうどそんなニュアンスの違いがあって、「みんなのやってることを腐すようなことは言いたくないけど」という気持ちの表れですね。

I could't help laughing.は、単に「笑わずにはいられなかった」ですが、現在形でI can't help but laughだと、ちょっと嘲笑的な意味で「笑っちゃうよ」つまり「ちゃんちゃらおかしいよ」というようなニュアンスになります。 

現在形のI can't help but~は、「本意じゃないしできることならこんなふうに思いたくはないけど」というニュアンスが加わる感じですね。

(1:07) Now it's getting to the point where people are gonna get hurt.
もうケガ人が出るよってところにまで来てるよね。 
バックパックチャレンジは、一人の人に複数の人がバックパックをぶつけるという、もはや何がチャレンジなんだかわからないもので、このチャレンジ・ブームももはや暴力行為にまで達しているという話です。
Now it's getting to the point where~.はすごくよく使う言い方です。状況が煮詰まってきて、もはや~というところまで来ている。もはや~するいきおいだ。という感じです。

ワンオペでおなじみの牛丼屋さんが陥った状況なんかもこんな感じで言えると思います。

Now it's getting to the point where the employees are simply abandoning their work places by not showing up and some premises are going to be unable to open due to the lack of the staff.
従業員が仕事に来ずに職場放棄して、スタッフのいない店が開けられないというような事態にまで、もはやなってきている。

(3:54) As Millennials, we are so much more than a bunch of silly little trendy challenge-jumping bandwagoners.
ミレニアル世代の俺たちは、くだらない流行りのチャレンジに乗っかるバンドワゴンちゃんなんかより、もっとずっとましな存在だよね。
bandwagonerはどう訳せばいいのでしょうね(笑)
とりあえず、自分というものをもたずに流行っているもの、世論の流れに単純に乗っかるタイプの人をbandwagonerと言います。また、be on the bandwagonで「流行りに乗っかる」という意味になります。

ミレニアル世代は、80年代から90年代中ごろまでの生まれの人たちです。簡単に言ってしまうと、日本語で言ういわゆる「若者」です。「若者の○○離れ」とかというような話をする場合、英語では主語はMillennialsになります。

(4:02) It's about time we show the world how great millennials really are.
そろそろ俺たちミレニアル世代の本当のすごさを世界に向けて見せつけてやろうぜ。 
it's about time S+V:そろそろ~する時間だ。

この表現は、なにかを待っているフラストレーションのニュアンスがちょっと入ります。「予定より遅れてるけど、そろそろ~してもいいころじゃない?」という感じです。

基本的に、It's about timeのあとにくるのは主語と、動詞の過去形です。

It's about time you got a hair cut! もういい加減髪切ってきなよ!

ただ、Ryanのセリフのように、現在形の時もあります。違いは何かというと、過去形の方が、「待っているフラストレーション」を存分に言い表せる気がします。

It's about time he comes. そろそろ彼が来る時間だね。
It's about time he came! いい加減もう来るでしょ!

でも基本的には過去形が来るということで覚えておいてください。

あと捨て台詞的に、
"It's about time!"
ということもあります。

これは、
「やっとか!遅いわ!」
という感じです。


***

動画に出てくるいろんなチャレンジ、気になったのはどれですか?私はシナモンチャレンジをYoutubeで検索してみました。予想通りでしたが意外に笑えました^^
 
それではまた! 

今日は、前回に引き続き、Trevor Noahのスタンダップの後半を見たいと思います。ちなみにこれは、南アフリカはヨハネスブルグでのトレバー・ノア2013年単独公演"It's My Culture"からのクリップです。

動画の後半部分(6:00~)からのトランスクリプトになります。
★動画の概要★
アフリカの国、ザンビアを訪れたトレバー。案内人のAliに「何かスペシャルな体験」をリクエストしたところ、Aliの提案は「じゃあ、ショッピングモールに行ってエスカレーターに乗りに行こう!」でした。

★この動画の単語★
mind-blowing(形):衝撃的な、ぶったまげるような
all the rage:大流行している
packed:満員の、ぎゅうぎゅう詰めの 
cart wheels:側転(体操) 


(6:00~)
The highlight of my trip came on my day off. I asked Ali for suggestions. Ali said to me, "Maybe you should drive around Lusaka and meet some of the people. You know, just have a good time."
I said, "Ali, I want to do something special."
He said, "Oh ok. Well, in that case, maybe you can go to the mall. And if you're lucky, maybe you can ride the escalators."
I said, "What?"
"Hey, I'm not promissing anything. But if you're early maybe you can go on once or twice."
I said, "Escalators?"
"I know, mind-blowing, huh?"
I thought he was messing with me until I found out people in Zambia go to the mall just to ride the escalators. It seems ridiculous till you understand the back story. When we were in Zambia, there were only five public escalators. Five. In the whole country. The first escalator was built in August. Not August 19xx. No, no. You guys remember August? August August? August? You guys remeber that? They built their first escalators ever. Yeah. And so now, it's all the rage. People go to the mall just to ride the escalators. But now, I don't want you to picture some dusty village. That's not what Zambia is. It's a beautiful place. They are developing just as we are. They've got the roads. They've got airports. They've got beautiful hotels, stunning shopping malls. They've got everything we've got, even faster internet. They just never had escalators. And now they started building them now. And because of that, people go there and spend the day riding the escalators. Yeah. Dads would go home and fetch their kids. "Children. We are going to the mall."
"To do what, daddy?" "To do shopping." "Oh..." "And to ride the escalators!" "Yeah!"
We couldn't believe this. So we went to the mall, right? We get to the mall. The mall is empty. Escalators are packed! People are standing in lines, going around, doubling back on themselves. There's old people, young people, even couples. There were couples! Guys actually picked up women by saying, "I'm going to take you to the escalator, gal." "Oh, you're so fancy, eh?" Escalators. Some people didn't even know how to ride the escalators. Kids were easy. They just jumped on. Old people would panic. There was one guy who got on the escalator and it was going up. And I guess to compensate for something in his mind, as it went up, he started leaning. He fell down. He was hurt so badly. Oh it's fantastic to watch. We spent like three hours doing this, just watching people riding escalators. And you know what, our patience paid off, as in hour three the most  fantastic thing happened. A school brought a class of children to the mall. And their excursion was just to ride the escalators. It was magic. 30 kids. About 5 years old. The cutest things. They were all in their little black and white uniforms. They were standing together holding hands. They were so excited. They're shining, you know. Not from excitement. The Vaseline. And there's two teachers with the children. And they grab their hands on either end. And in a long train, they start to march through the mall and as they do they start singing at the top of their lungs like little angels. Escalator, escalator...... It was the sweetest thing ever. People were waving at them, smiling. And these kids see the escalators and they lost their minds. These kids went crazy. They're not holding hands. They start screaming and running around and it looked like a zombi movie or something. They're jumping, but then you see the smiles on their face. It looks like the end of Sarafina. You're like, "What the hell is going on here?" These kids are screaming and having the time..They're jumping around doing cart wheels. The teacher can't control them. She's panicking like, "Hey get back. Get back. Two by two! Two by two!" Two by two was one of the kids. I didn't know. She was like "Two by two! Next to me! Next to me! Sing and fine! Sing and fine!" Other kids are still jumping. She can't control them. There was one fat kid. He couldn't jump so he just shook himself. "Escalator!" That was the most amazing thing I have ever seen in my life. It was like I go in a time machine to a time when escalators were new, brand new and popular. So popular that people were taking pictures of the escalators, using their iPhones.
"Chalwa! Technology, eh? Ha ha ha! Who even thinks of these things? Can you imagine? We are in the future now, my man. MechanicaI moving stairs, eh? What are we going to see next? I don't even know. I don't even know. I wonder how it works, eh? Let me just check there. Siri, how does an escalator work? It don't know, eh?"   

in that case それだったら

けっこうよく使います。なんとなく堅苦しいように聞こえますが、「じゃあ」という感じで使われる非常にカジュアルな表現です。

"Jenny wants to have steak but Josh is a vegetarian. So a steak house won't be an option."
ジェニーはステーキが食べたいって言うんだけど、ジョッシュがベジタリアンなんだよね。だからステーキハウスはナシでしょ。
"Well, in that case, I think we should go to Dahl. They've got a plenty of choice for vegetarians."
ああ、だったらダールに行こうよ。あそこならベジタリアン料理もいっぱいあるし。


I'm not promising anything.  絶対にとは断言できませんよ。
「ショッピングモールに行ってエスカレーターに乗ったら?」と提案したあとに、Aliがこう言っています。提案はしても、「絶対に乗れるとは言ってないからね」ということです。

They are developing just as we are. 南アフリカと同じくらい発展している

この公演は南アのヨハネスブルグでのものなので、ここではweは南アフリカを指します。発展途上国はdeveloping countriesと言いますので、ザンビアも南アフリカもすでに発展をとげたdeveloped country(先進国)ではないけれども、同じくらいのレベルで発展している、ということです。
アフリカの国と言うと、どんなイメージをもつでしょうか。毎朝、水を汲みに1時間歩いていくとか、土埃のたつ道路をバイクが縦横無尽に走っていたり、あとはやはりユニセフのキャンペーンのCMなどで見るやせ細った子供たちなんかのイメージも強いですよね。
実際、ザンビアのショッピングモールがどんな感じなのかググってみて、普通に先進国にあるような感じなので驚きました。リンク先にザンビアのショッピングモールの写真があります。
 
トレバーが言うように、ホテルもあるし高速インターネット回線もなんでもあるんだけど、エスカレーターだけが無かった、ということで、iPhoneでエスカレーターの写真を撮るというような、ねじれ現象が起きているのですね。iPhoneはアップグレードから外れたiPhone4などがアフリカに大量に輸出されていますから、けっこう一般市民も持っているんですよね。
 
***
YouTubeにトレバーの語る状況とそっくりの動画があったので笑ってしまいました^^

これはイラクの映像のようですね。
なんかかわいいですね^^


それでは、また!

+++++

トレバー・ノアの半生を綴った本です。
おもしろいです。
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さて、今回から2回にわたってTrevor Noah(トレバー・ノア)のスタンダップを紐解いていきたいと思います(笑)
トレバーについては、特にその生い立ちについては過去の記事をご参照ください。

関連記事:アパルトヘイト(人種隔離政策)の南アで白人と黒人のハーフ(犯罪)として生まれた男 

アフリカの国、ザンビアに行ったトレバー。案内人のAliからザンビアの文化について2つ注意を受けます。
"Trevor, Zambia is a very conservative nation. So, please stay away from profanity."
トレバー、ザンビアはとても保守的な国だ。だから神を冒涜するような言葉は避けてくれ。
"Trevor, Zambia is a very God-loving nation. So, while you're here, don't be gay." 
トレバー、ザンビアは敬虔なキリスト教国だ。だからここにいる間は同性愛は控えてくれ。 
 
ずいぶんおかしな注文だと訝しく思うトレバーでしたが、実はザンビアでは同性愛は刑事罰の対象になり、懲役30年を科せられることもあるということを知ります。ちなみにトレバーは異性愛者です。同性愛は違法・・・? そしてトレバーは、あることにはたと気づきます。同性愛が違法だということは、刑事課にゲイ捜査班があるってこと・・・?
単語リストはトランスクリプトの下にあります。最初に確認してから動画を見るとよいかもです。

I did go to Zambia though. Fantastic place, Zambia. Went there, visited places, had a good time. While I was there, I had a chaperone. He really made my trip. His name was Ali Nani, a sweet guy. His job was to get me accustomed to Zambian culture. Everyday he would give me a new piece of information, some more interesting than others. One day he looks at me and goes, "Trevor, you know, Zambia- Zambia is a very very conservative nation, eh?"
I said, "Oh ok, Ali."
He says, "Yeah, so please stay away from profanity."
I said, "Oh ok. I can do that."
I assumed he meant swearing, right? But I didn't say anything 'cause I wasn't sure if he meant a person or swearing. I wasn't- no, no, no, because in Zambia people have names like Profanity, so- that's how I laughed when I met Screwdriver, eh? That's the same way I laughed. Yeah, because you see, in South Africa, we have African names you can translate like happiness, blessing, hope...those kinds of names, right? But then, in Zambia, people give their names...their children, they get children names off everyday English words. Anything. So, like, table, chair, car, house...Yeah you see like this, you just have to get used to it. It's very hard but you have to keep a straight face, which was difficult because I met a mechanic with sons named Brake and Clutch. That was not-, especially when Brake was running around causing a chaos and his dad was there like, "Stop it, Brake. Stop it, Brake. Stop it. Stop it, Brake." I was like, "He he he. Stop it, Brake..."
But you have to get used to it. It's a cultural thing and so you have to respect it.
And the second warning Ali gave me was even stranger. We were driving through Lusaka, the capital. Ali looks over at me in the car and goes, "Trevor, you know here in Zambia, we're a very God-loving nation, eh?"
I said, "Oh ok, Ali. That's a good thing to know."
He says, "Yes. So while you're here, don't be gay."
"Sorry, what?"
"I know it can be tempting sometimes but don't do it, eh? Don't be gay."
"Don't be gay"? I've never been warned of this in my life. "Don't be gay." Hey, bro, don't be gay. Don't be gay. "Don't be gay"?  
Crazy. Crazy, crazy warning to get, but then I found out why Ali was warning me. It turns out in Zambia being gay is illegal. If you're found to be gay, you will be arrested and sent ot prison for more than 30 years. Yeah...which is a bit of weird punishment...when you think about it. I mean, I'm not saying gay guys would enjoy prison. I'm just saying if I was gay, that's not the worst thing you could do to me. It'd be like, "You're going to jail!" Then I'd be like,"Oh no..." "Don't be gay"? I couldn't believe this. Gays are crime in Zambia...which got me thinking. If gays are crime, that means the police have to monitor it. They actually have to police gay...which means in their police force, they have a gay division. It's a crime. It's a crime. So that means they have a murder unit. They've got a robbery unit. They've got a white-collar crime unit, and they've got a gay unit. Yeah, they've got a little G-unit in their police force. That's responsible for all things gay. That must be the most fun police force to be in in the world. You get to go under cover, dress up really nice, get in touch with your flamboyant side, just have a good time.  I bet sergeants there every morning briefing detectives-
"Good morning, detectives. Welcome everybody. Today, we will be launching a sting operation. We have just been informed of the fashion show that will be taking place. As you know, gays cannot resist the latest trends. Therefore we will be in full attendance to apprehend each and every one of them. Let us make sure we are here. Detective Chepwa?"
"Present."
"Detective Table?"
"Present."
"Detective Mungaye?"
"Present!"
"I think he's in too deep."
How do you police gay? Do they stop you if you look suspiciously gay on the streets? I mean, gay doesn't have look but maybe you've just got a bounce about you, maybe you just have like a bit of pizzazz, maybe, you know. Do the police pull up there just like, "Whooo! You over there. What is the purpose of that flamboyant scarf? Put your hands up! Turn around! Don't tempt me! Don't tempt me! You're going to jail."
How do you police gay? Do they have road blocks, like for drink-driving? Do they have gay road blocks just stopping people in their car?
"Good evening, officer."
"Good evening, sir. Lisense, please. Thank you very much. Mr.Stylish, huh? Tell me sir. Have you been a gay this evening?"
"What? Oh, no no no. I have not been a gay. No no. In fact, I don't gay at all. At all."
"I see. Not even one or two?"
"No no no no. No gays for me. No gays for me."
"Ok. Then tell me sir. What is it that I can smell in your breath? Is that balls?"
"No no no no. I don't even eat chutney. No. No."
"So you're not gay?"
 "No. Not gay at all."
"Then sir. Can you please blow into this?"
Don't be gay.....(後半は次回に!)
 
★この動画の単語★
profanity(名):冒涜
keep a straight face:(笑いをこらえて)真顔でいる
tempting(形):心をそそる
division(名):(官庁、会社などの)~課
under cover:覆面捜査
flamboyant(形):はでやかな、けばけばしい
sting operation(名):おとり捜査
apprehend(他動):逮捕する
pizazz(名):派手な色気
road blocks(名):検問 

オチが非常に下世話です(笑)
ピンと来ない方は動詞blowがWeblio辞書の他動詞10番の意味と、飲酒運転を調べるあの機械に「息をふきかけてくださ~い」という"Can you blow into this?"がかかっていると理解してください。ちなみに息をふきかけるやつは英語でbreathalyzer(ブレサライザー)と言うのですが、日本語では何て言うんでしょうね?「息ふきかけるやつ」?
あと、ballsというのはご存知の通りgolden ballの日本語直訳の意味ですし(笑)、チャットニー(ソース)のブランド名がBallsなので、それをかけてます。

ザンビアの子供たちの名前が日常英単語というのは・・どうなんでしょうね?真偽は定かではありませんが、たぶん普通の名前の方が多いのではないですかね?なんといっても75個の民族言語を持つ多言語文化をまとめているのが共通語である英語ですから、その英語のtableとかchairとかの名前を子供につけちゃったら紛らわしくてしょうがないですよね(笑)

*** 
同性愛が違法の国はアフリカに35か国あるそうです。
それは同性愛がchoiceではなくてorientationである、つまり「選択する余地のない生来の指向である」、とする先進国、リベラル・・etcが共有する認識ではないため、法律で禁止し罰則を設けることで同性愛に走る者を抑止できるだろうという思想なわけですよね。
このスタンダップのネタは、同性愛を取り締まるということのabsurdity、不条理をかなり誇張しつつ伝えているわけですが、実際、ザンビアではこれに近いことが行われていて、同性愛者のジャーナリストが逮捕される事件なども起きています。逮捕された場合、同性愛者がさらされる拷問についてのこんな記事も。まさにコントのような馬鹿馬鹿しさがありつつも、笑えない状況があるわけです。

トレバーは現在、南アフリカからNYに拠点を移してニュースパロディ番組"The Daily Show"のホストを務めています。南アフリカという人種差別のメッカ(?)で培ったトレバーの知識や思想は、ドナルド・トランプ次期大統領選出以来、マイノリティーに広がる不安などで混乱を極めているアメリカの言論界で、今もっとも注目を集めている一人と言っていいでしょう。
トレバー・ノアのスタンダップが私を含め日本人にも理解しやすいと思う理由は、内輪ネタで笑うというスタイルではないからです。彼自身、南アからアメリカに移住してきた人ですから、アメリカでの公演では、アフリカの文化をネタにしたり、南アフリカの公演では、ここが変だよアメリカ的な話をネタにしたり、つまり背景知識がない人に向けたテーマが多いので、外部の人でも十分に楽しめます。アメリカのコメディアンの場合、やっぱりアメリカに住んでいる人にしかわからないネタが多くて、疎外感を感じさせますからね(笑)アメリカ人コメディアンとの違いと言えば、トレバーノアの英語は品行方正なので、スラングの知識がなくても楽しむことができるのがいいですね。

さて、次回は後半部分、「ザンビアで今、エスカレーターが熱い!」をやりたいと思います。
それでは、また!

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ご存知でしたか?
私はまったく知りませんでしたが、ナタリー・ポートマンはエルサレム生まれのユダヤ人なのだそうです。先日のJimmy Fallon(ジミー・ファロン)のTonight Showでのインタビューで初めて知って、とても驚きました。いや、だからどうしたと言われると困ってしまいますが(笑) なぜかちょっと一人で盛り上がってしまいました。ちなみに彼女は3歳の時に家族とアメリカに移住したのだそうです。

そして、そのインタビューでは、もう一つ、私の知らなかったことが明らかになりました。
それは、
ユダヤ教徒はクリスマスを祝わない 
ということ。

まったく知識がなかったので、クリスマスを祝わないのは、イスラム教の国くらいなのかなと勝手に思っていて、ユダヤ人という見た目が白人の人たちでクリスマスを祝わない人たちがいるということに、ちょっとびっくりしてしまいました。
知り合いの牧師さんにどういうことなのかと質問してみたところ、
簡単に言うと、ユダヤ教は聖書の旧約、新約とあるうちの旧約聖書のみを聖典としているので、旧約聖書の終わりの救世主が現れるであろうというところまでが教義らしいのです。神が人々の罪を許すために地上に送ったイエス・キリストこそが、神の子であり救世主なのであるという新約聖書の内容はユダヤ教では否定していて、本当にざっくり言うと、彼らは救世主が来るのをまだ待っている状態なのだそうです。
だからイエス・キリストの誕生日であるクリスマスは、特別な日とはされないのですね。

そんなわけで、ユダヤ教ではクリスマスは祝わないけれど、同じ時期にハヌカ(Hanukkah)というお祭りがあるそうです。毎年、12月中の8日間祝われるお祭りで、日にちは毎年異なるのですが、今年は12/24からの8日間ということで、ちょうどクリスマスと重なります。インタビューでは、ハヌカを祝うナタリーポートマンの家族とクリスマスを祝う夫の家族がどんなふうに一緒にその日を過ごすのか、という話をしています。
では、どうぞ。


Jimmy: Are you kidding me? You- you have something to tell me?
Natalie: What do you mean I'm kidding? I'm gonna take it off now? My big pillow.
Jimmy: You're showing your new glowing. 
Natalie: Oh, thank you.
Jimmy: I just made it up. I'll trademark it. You look gorgeous. Congratulations. You're expecting your second baby. This is it?
Natalie: Yes, I am.
Jimmy: Oh my god. I hate to- I hate to assume. 
Jimmy: I saw you over this summer but you didn't say a word to me.
Natalie: Well, it was early. I thought everyone would know 'cause I wasn't drinking. 
Jimmy: I just thought you were clean-living, you know.
Natalie: Yeah.
Jimmy: She rolls like that. Of course. 'cause you're a vegan, right?
Natalie: I am a vegan.
Jimmy: So I was like, "Wow! That's awesome." 'Cause I am neither a vegan nor not-drinking. I was so not pregnant.
Jimmy: But this is unbelievable. This is great. Are people treating you differently? Are they like, "Wow baby!"
Natalie: Well, it's weird 'cause I'm a small person in general. So, you show a lot faster and a lot more when you’re small. Everyone thinks I'm, like, about to pop and about to give birth at any minute, and I have, like, months to go. I went to this store the other day to, like, buy a water and the guy at the check out counter was like, "Almost, huh?" I was like, "No, not at all."
Jimmy: Not even close. Leave me alone. 
Natalie: Yeah, exactly.
Jimmy:  Are you excited about the holidays? This is the perfect time. C'mon, it's so great. This is- eh, I always forget this. Do you celebrate Christmas or...? 
Natalie: I celebrate Hanukkah. I'm Jewish. My husband's family celebrate Christmas, so usually we do Hanukkah at ours and Christmas at theirs, but this year it's the same time, which is really nice. 
Jimmy: That's right. Christmas eve is the first day of Hanukkah.
Natalie: So they're coming to ours and my parents...I was like, I was asking my husband, "Is it ok, you know, for your family if we don't have a tree." And my parents were like, "We can get a tree." So excited, like, my whole life, no Christmas tree, and then all of a sudden we have this great excuse 'cause this is kind of every Jew's secret wish to have a Christmas tree. 
Jimmy: 'cause it's just a festive thing....?
Natalie: It's so pretty. Why can't we have that too?
Jimmy: A menorah and a tree, why not?
Natalie: Yeah.
Jimmy: So are you getting a tree?
Natalie: I think so.
Jimmy: Hey, this is exciting! 
Natalie: 35 years! It took 35 years to get here.
Jimmy: The first Hanukkah tree?
Natalie: Yeah.
Jimmy: The first Christmas Hanukkah tree! Eh, I wanted to help you celebrate your first tree. I got you an ornament. 
Natalie: Thank you.
Jimmy: Yeah, this is, um, this is a Tonight Show- it's kind of blue and silver and it's me all over the place.
Natalie: And where can someone buy this if they wanted to buy it?
Jimmy: All you have to do is to go to JimmyFallon***. We only have 39 left, you guys. What's that? Oh, we have 38 left. They're all numbered and signed. No, that's just for you but it'll give good spirit, not if you need that, I mean, but still-. 
Natalie: That's really nice, thank you.
Jimmy: This is super cute for you. This is a super fun time. I know I'm excited for you and you have another baby as well so this is gonna be fantastic.
 
ナタリーポートマンは普段はsmokeyなアイメイクが多いですが、この日はニュートラルな感じで、そのせいもあるのでしょうか、Jimmyが言ったように輝いて見えますね~。妊娠している女性は、特有の輝き"glow"があるというのはよく言われますし、まわりの人を見ても本当にそうだなあと思います。

You didn't say a word to me.
何にも教えてくれなかったね。 

日本語訳は、責めるような感じになってしまいますが、英語では非難めいたニュアンスは特にありません。もちろん言い方にもよりますが。

She rolls like that.
それが彼女のスタイルだ。 
rollは転がるという意味ですが、スラングでは抽象的に「やる」というような意味になります。
That's how I roll. これが俺流。

ジミーは、ナタリーがお酒を飲んでいないのに気付いたけど、妊娠しているからとは思わなくて、そういうライフスタイルなんだろうと思ったと。ナタリーは動物性のものを口にしないヴィーガンだし、そういうclean-livingを追及しているんだ、かっこいい~としか思わなかった、とのことです。


You show a lot faster and a lot more when you're small.
小柄な人だと、早くにお腹が大きく目立ち始める。 

ここでのshowは目的語がないので自動詞のように見えますが、後ろにthe signs of pregnancyという目的語が省略されていると考えた方がいいでしょう。
 
I celebrate Hanukka
ハヌカのお祝いをやります。 

英語圏の人にこの時期よくされる質問が、"Do you celebrate Christmas?"だと思います。
日本はキリスト教圏ではないし、たいがい仏教徒の国と思われてますから疑問に思うのでしょう。とりあえず宗教のことを聞かれると非常に答えにくいというのが今の日本の状態ですよね(苦笑)
私はだいたい次のように答えています。

Christmas is not a public holiday, but we do celebrate Christmas with Christmas trees, cakes, bottles of champagne and all other fun festive aspects of it. But we don't celebrate it in the religious way. We don't even talk about Jesus. We just talk about Santa. And it's not really a family gathering occasion either like it is in Western countries. We save family stuff for the new year's day. Christmas in Japan is more like a romantic sort of day for couples. They would go to fancy restaurants and enjoy being romantic. People see Christmas even more romantic than St.Valentine's day. And of course, Santa brings presents to Japanese kids as well so it's a good day for them too.    

こんな感じで言うと、だいたい、日本人は仏教徒なんでしょ?と聞かれるので、それにどう答えるかというのは毎回困ってしまいます。江戸時代に国教になって寺が日本人の生活に組み込まれたという背景はあるけれど、日本人が仏教徒かと言うと疑問符がつくと思うのですが、それを説明しようとすると長い複雑な話になってしまいます。ただ国民のほとんどが仏教徒であるタイなんかでもクリスマスはやりますからね。めんどうなことは割愛して、

Buddism is tolerant of all other religions. 仏教は他の宗教に対して寛容である。

というのがいい答え方かなと思っています。

キリスト教圏ではクリスマスは家族が一堂に会して一日中食べ続ける日、という感じです。日本のお盆とお正月みたいな感じですね。
ナタリーはユダヤ教徒なので生まれてから一度もクリスマスツリーが家にあったことがないけれど、夫の家族と一緒にお祝いするために、今年はクリスマスツリーを買おうと両親が決めた、と。ナタリー、本当にうれしそうですね。「ツリーをゲットするのに35年かかりました」笑 every Jew's secret wishというのは、「ユダヤ人がみんな密かに夢見ていること」という意味です。

Jimmyが"Are you excited about the holidays?と言っているように、Christmasをthe holidaysと言い換えることが多いようです。クリスマスを祝わない人たちのことを考慮してということですね。"Merry Christmas!"じゃなくて"Happy holidays!"と言う人がいるのもそういうことでしょう。アメリカはどうかわからないんですが、私の住むNZでは、クリスマスから長い人では1月いっぱいバカンスに出かけます。なのでいろんな公共サービスが滞ります。私はNZのholiday destination(ホリデーで人気の観光地)に住んでいるので、この時期人口が一気に増えて非常につらいです(笑)渋滞やスーパーの行列などで普段なら5分で済む買い物も30分以上かかるからです。この6週間は食料を事前に確保して籠城するローカルも多いです。せっかくの夏なのに・・。そう、こちらでは夏休みなんですよね。・・・今ふと思ったんですが、ということはアメリカとか北半球の国では、クリスマスも休んでさらに別に夏休みがあるんでしょうか・・?ずるいですね(笑)

ハヌカは「光の祭典」とされていて、menora(メノラー)というユダヤのシンボルでもあるろうそく立てを使うようです。詳しくはこちらの日本イスラエル親善協会のページをご参照ください。

***

それでは、また!

 

今日は、今年のエミー賞を受賞したJohn Oliver(ジョン・オリバー)のLastweek Tonightという政治風刺コメディー番組からの動画です。毎週日曜日にやっている番組で、政治風刺番組の中では今のところ視聴率トップですね。

John Oliverはイギリス出身のコメディアンですから、当然発音はイギリス英語です。でもイギリスではほぼ無名だったみたいですね。今年エミー賞を獲って、はじめてイギリス本国で「誰あいつ?イギリス人なの?あ、俺らがおもしろくないって言ってたやつじゃん!」というリアクションとともに思い出された、ということを本人が言ってました(笑)

さて、今日の動画です。 
けっこう「海外の反応」系のサイトで話題になったので、見たことのある方もいらっしゃるかと思います。
日本のゆるキャラについてジョンが紹介し、さらにアメリカでもゆるキャラを作ろうといくつか提案しています。

★この動画の単語★
engage(動):~の関心を引く
quintessentially(副):  典型的に
compel(動):強いる be compelled to~ ~するように迫られる 
instantaneously
(副):即座に
sheer scale:絶大なスケール
apathetic(形):無関心な 

それではどうぞ。
日本語字幕付きの動画です。
 
Finally, tonight. Let's talk about Japan, a nation so vibrant not even Sofia Coppola and the band Air could make it boring. Japan, like every country, has struggled to engage its people with government programs and services. That's why they come up with a quintessentially Japanese solution: Mascots.
These are mascot characters created for local districts throughout Japan to promote the areas. Apparently there are now over 1,500 such mascots.
1500 mascots! So, if you're in Japan and you throw a rock, you'll probably hit one and you'll know it when it happens because you'll probably hear an adorable squeaking sound. And it's not just local district tourism boards that there are official mascots for everything. Some cities have dozens of mascots. This is Norurun, a mascot for a train line, and this is Katakuri chan, the mascot for a notorious Japanese prison. That's right. Their prisons have mascots. And you've got to admit the Shawshank Redemption would be a very different movie if every now and then that thing was walking around in the back ground. That's a different film. That's a very different film. The thing is, mascots can be big business. Just look at Kumamon, one area's lovable bear mascot. He has brought in an estimated 1.2 billion dollars over two years. And if you're wondering why, take a look at this.
That's it. I'm done interacting with humans now. If you ever want to talk to me, wear a Kumamon outfit or get the fuck out!
And, the thing is, he's not even the most popular. That title goes to Funashi, a giant genderless pear, representing the city of Funabashi. And not only does Funashi hold press conferences, he does some pretty incredible TV appearences. Let me show you just one.
I don't know why anyone is still watching this show or any other show now that they know that that video exists somewhere.
Mascot has become such a feature of political life in Japan that foreign embassies are even being compelled to play along.
The Israeli embassy in Japan has unveiled its new mascot to the public. A parrot holding an olive branch named Shalome chan. "I believe some Japanese will see Israel like this character."
Look, people see Israel a lot of different ways but I don't think there's anyone on earth that sees it as that character. But that just proves the power mascots have to reach out and engage people, although not all are instantaneously lovable. For example, the prefecture of Nara is represented by Sento kun, a shirtless boy creature with antlers on his head, who looks like the result of Andre Agassi fucking a reindeer. Or, there's the objectively terrifying Melon Kuma, an angry bear with a melon for a head, who represents Yubari. Now let's watch a local school visit going exactly how you'd imagine it would.
What did they think was gonna happen? It's got bloody teeth and a melon for a head. The problem is, the sheer scale of publicly funded mascots has become a problem. Last year, the Japanese Finance Ministry tried to crack down on them describing some as a waste of public funds, which is rediculous because not only should Japan not be cutting back, we in America should be creating our own mascots to engage people with government agencies. In fact, I'll do some for you right now. If you want the embodiment of justice, forget about that boring blindfolded lady, let me introduce you to Scales the Blind Iguana. You need someone to make Immigration and Costoms Enforcement a bit friendlier? Well, meet Hamilton the Pig in a sailor hat. Look out, he's coming to depork(deport) you. And you know, for the Department of Health and Human services, you can have a...I don't know, a creepy baby doll with Hulk hands wearing a tutu. To be fair, that is no weirder than most Japanese mascots and is just as memorable. I know what you're thinking. You're thinkng, "John, this is all very well, but Japanese put their money where their mouth is and they make these mascots." Well, let me ask you this, "Have we ever let you down before?"
We have made mascots for 11 government agencies. Would you like to meet them all? I can't hear you! Would you like to meet them all? Let's do this! Dim the lights!
Ladies and gentlemen, please welcome your 2015 government agencies. From the Department of Justice, Scales the Blind Iguana! From Immigration and Customs Enforcement Hamilton the Pig! And of course from the HHS, Creepy Baby Doll with Hulk Hands in a tutu! Oh ladies and gentlemen, we are just getting started. From the Department of Transportation, please welcome Stunk the steam punk skunk! She loves trains. And from National Security Agency it's Hoots the NSA Owl! He just wants to know whoooo you've been talking to. From TSA, it's Spike the hedgehog who collects 4 ounce bottles of shampoo and swiss army knives. Spike, did you need to take all those? I can't stay mad at you, Spike. And next for the Department of Energy, Ramjam the Dancing Ram. He's got so much energy he never stops dancing! How's it going there, Ramjam?  How's it going? Of course he's doing well. He loves it! And don't think we've forgotten of the Department of Agriculture or Nasa. We've got a Soybean and Space Gecko just for them! Plus, representing the Bureau of Alcohol, Tobacco, Firearms and Explosives, here is the acclaimed character actor, Bob Balaban!  And finally- he's actually here! And finally, the Department of Treasurery, please say hi, Cornelius the Illuminati Pyramid! It has an eyeball at the top of it. So that's it! This is your 2015 Government Agencies! Look at them dance! Look at them dance, America! You can not be apathetic about what you're looking at here. If you don't feel the importance of government agencies right now, I just don't think I can help you. That's our show. Good night. Join us next week. Farewell!  

Let's talk about Japan, a nation so vibrant not even Sofia Coppola and the band Air could make it boring.
日本の話をしましょう。あまりにも活気に満ちていて、ソフィア・コッポラとバンドAirでさえ、退屈にできなかった国です。 

a nation以下はJapanを「こういう国だ」と言い換えている説明です。
a nationのあとにthat isを入れるとわかりやすいかもです。またso vibrantのsoは[so~that S+V:すごく~なのでSがVする]のsoですので、so vibrantの後ろにthatを補ってあげます。

a nation (that is) so vibrant (that) not even Sofia~ could make it boring.

画面には映画"Lost in Translation"の画が出てますね。2003年のソフィア・コッポラ監督作品で、スカーレット・ヨハンソン演じるシャーロットとビル・マーリー演じるボブの東京での出会いを描いた映画でした。アカデミー賞脚本賞を受賞しています。また、サウンドトラックに、フランスのバンドAir(エール)が参加してるんですね。

ソフィア・コッポラとAirはどちらも作風が割と地味な方ですから、見る人聴く人によってはboringととらえる人もいるでしょうね。それなのに、Lost in Translationはとてもカラフルで刺激的でおもしろかったので、それはひとえに東京の賑やかで刺激的な雰囲気のおかげだろう、という皮肉を言ってるんですね。


And it's not just local district tourism boards that there are official mascots for everything.
(マスコットを作ってるのは)地方自治体の観光課だけではないんです。あらゆる分野で公式マスコットを作っているんです。 
ここは、ちょっと日本語訳が違うかなと思います。マスコットを作っているのは、地元にお客を呼びたい観光課だけじゃなくて、この次に紹介するのるるんは電車の会社のマスコットだし、刑務所にもマスコットがいたり、本当にあらゆる分野の機関で公式マスコットがいる、ということを言ってます。

This is Norurun, a mascot for a train line. This is Katakuri chan, the mascot for a notorious Japanese prison.
この文は、冠詞のおさらいに最適です。のるるんの説明では、a mascot。そしてカタックリちゃんの説明は、the mascotになっています。どうしてでしょうか。

カギは、「それが唯一のものか、それともほかにもあるなかの一つなのか」ということです。
鉄道の会社でゆるキャラがあるところはいくつもあります。のるるんは、たくさんあるなかの一つの会社である東急電鉄、つまりa train lineのゆるキャラで、鉄道関連のゆるキャラとしてもいくつかあるなかの一つなのでa mascotになります。
一方、カタックリちゃんの方は、刑務所の作ってるゆるキャラとしては唯一のものです。だから冠詞はthe mascot。そして、その刑務所は、いくつかあるnotorious(恐ろしいという評判の)な刑務所のうちの一つなので、a notorious Japanese prisonとなります。

カタックリちゃんは、旭川刑務所のゆるキャラなんだそうですが、旭川刑務所ってたしかに重罪の受刑者が行くところみたいですが、別に怖いイメージないし、むしろ、今では全室完全個室化してかなり快適になっているので、自分ちよりも住みやすそうと言う人が後を絶たないという、notoriousとは対極のイメージの刑務所のようです。カタックリちゃんの発表のあと、いくつか英字新聞の記事になっているのですが、そこにもnotoriousとかnotorious for whipping, stabbing..とか書いてあるんですが、これは・・・同じ北海道の網走刑務所と勘違いしてるんですかね?網走といえば、まあ「とうとう俺も行きつく所まで来たか・・・」という・・・notoriousにふさわしいイメージですよね(笑)でもむち打ちとかはさすがにないと思うんですが。日本ってどんなイメージなんですかね(苦笑)

I don't know why anyone is still watching this show or any other show now that they know that that video exists somewhere.
このビデオが存在することがわかった今、うちの番組でもなんでも、これ(ふなっしーのビデオ)以外の番組を見続ける人の気が知れないよ。 
梨の妖精ふなっしーが爆発物から逃げている、って一体どういう状況なの!?・・たしかにここだけ見せられたら今すぐテレビを消してYoutubeで確認したくなるでしょうね(笑)

now that~: 今や~なので

foreign embassies are even being compelled to play along.
外国の大使館までもがその流れに同調する圧力を感じています。 
compelは和英辞典だと「~するように強いる」という感じですが、じゃあforceとはどう違うの?と感じる方もいるかと思います。英英辞典では"force or oblige someone to do something"となっています。このobligeがポイントで、obligeはモラルや義務感の点からある行動をさせるという意味です。つまり、「こうしなきゃいけないんじゃないかなあ」という気にさせることで、その行動をとらせるということ。compelはこちらの意味が強いです。forceだと、無理やり命令したり脅したりして何かやらせる、という感じですが、compelはそれよりも精神的な同調圧力だとか義理やしがらみなどから「やらなきゃいけないよね」と思わせる・・・そんなニュアンスがあります。

形容詞compellingは、よく本や映画などの誉め言葉として使われます。興味・関心をひいて、「先が読みたい!」という圧力を感じさせて一気に読者をひきこんでしまう、という意味です。

To be fair, that is no weirder than most Japanese mascots and is just as memorable.
不気味な赤ちゃん人形は、日本のマスコットと同じくらいかわいいし、同じくらい印象的だ。 
ここも日本語訳がちょっと違うので注意です。この赤ちゃんドールは気持ち悪いって言う人がいると思うけど、そんなふうに悪く言うのはフェアな意見じゃない!to be fair、フェアなコメントとしては、日本のマスコットでこれと同レベルのかわいさなのはいっぱいいるし、印象的かどうかで言ったら日本のにひけをとらないじゃないか!という意味です。

no weirder than most Japanese mascots:
no 比較級 than ~は、ものすごくわかりにくいです。
notじゃなくてnoで否定している場合は、比較級の意味そのものも否定してます。

My house is no larger than yours.= My house is as small as yours.

私の家はあなたの家より大きくない、ということが言いたいんじゃなくて、
あなたのおうちも小さいけど、私のも同じくらい小さいのよ、と言いたいわけです。

Johnとしては、日本のゆるキャラはかわいいけど、赤ちゃんドールだって同じくらいかわいいと言いたいんですね。
うーん。複雑でわかりにくい。。詳しくは、このページの解説を読んでくださいね。

is just as memorable:is just as memorable as most Japanese mascots: 日本のマスコットと同じくらい印象的だ

John, this is all very well but Japanese put their money where their mouth is and they make these mascots.
ジョン、いろんなキャラを考えるのはいいけど、日本人は有言実行、ちゃんと実際にマスコットを作ってるよ。 
all very wellは「それはそれでいいんですけどね」という感じで、要は「それじゃあ何か足りないんじゃないの」というちょっとネガティブなニュアンスの決まり文句です。だいたい次にbutがきます。

It's all very well saying "I feel for you," but they never helped me financially.
同情してくれるのはありがたいけど、実際に経済的に助けてくれるなんてことはしてくれなかったよ。

put one's money where one's mouth is: 口で言うだけじゃなくて、ちゃんと資金を投じて実行する

***

いかがでしたか?
怪優(character actor)Bob Balabanが、なんでアルコール・たばこ・火器及び爆発物取締局の代表なのかわからなかったので、いろんな記事を見てみましたが、for some unknown reasonと書いてあったので、アメリカ人視聴者も普通にわけわからない配役だったようです。このビデオは2015年5月の放映だったのですが、今年の4月にもボブは変な役で出演してたので、たぶん準レギュラーなんでしょう(笑)イルミナティ―が出てくる前のJohnのHe's actually here!はボブが本当に来ていることを指しているので、闇の組織イルミナティ―が本当にいます!という意味ではないと思います。イルミナティのピラミッドは、「プロビデンスの目」と呼ばれるもので米ドル紙幣にも印刷されてるシンボルです。イルミナティやフリーメーソンに関する陰謀論の象徴とも言えます。


今の政治風刺っぽい深夜番組のホストは、The Daily Showの前ホストJon Stewart時代に、correspondant(特派員)をやっていた人たちばっかりで、John Oliverもそうですし、Samantha Bee、Stephen Colbertもそうです。言わばみんなJon Stewartが育てた人たちなんですね。今やみんなそれぞれ人気の冠番組を持ってますが、John OliverはとくにJon Stewartの後継者と言われていたんですよね。ところが、彼はJonが辞める前に卒業して自分の番組を持っちゃったので、いよいよJonがThe Daily Showを辞める段になったらJohn OliverもSamantha Beeもいないし、いろんな人に声をかけても、伝説的司会者のJonの後を継ぐのは勇気がいるわけで、なかなか見つからなくて、最終的にJonの一声で、南アフリカから人気コメディアンのTrevor Noahを輸入することになった・・・という経緯がありました。Trevor Noahの動画は以前にも取り上げていますが、彼のスタンダップコメディーの動画を次回から2回にわたってやりたいと思っています。

それでは、また!
 

今日は前々回も取り上げたコント番組「Key&Peele」の動画です。

場面は中学校でしょうか。数学の時間です。
今日は三平方の定理を習っているようです。三角形の斜辺を英語では hypotenuse(ハイポテヌス)と言うのですが、その単語を聞いたJoelが思いついたダジャレを隣の席のTroyに小声で披露します。
それは、
I wish I were high on potenuse.
つまり、
あー、ポテヌスでハイになりてえ。

「ポテヌス」って響きが危険な感じですが(笑)、これは、high on pot、つまりマリファナでハイになるというのとも掛かってるわけです。
 
大受けするTroyですが、図らずもJoelのダジャレを横取りする結果になってしまいます。

ではどうぞ!
字幕付きですので、画面右下の字幕をonにしてご覧ください。


 
JoelのギャグはTroyのものとして、校長先生にも大受けし、さらにチャリティーの件で学校を偶然訪ねていたコメディアンのGabriel Iglesias(ガブリエル・イグレシアス)にも気にいられ、彼のショーの前座(opener)をやるという話にまで発展します。そしてそして最終的にはオバマ大統領(?)からのメダルまでもらうことになるのでした。ところで、オバマ大統領のものまね、けっこう上手ですよね(笑)


You really got me on that one.
本当にこのダジャレには参ったわよ。 

数学の先生のセリフです(1:08)
You got me: 参ったな。一本取られたよ

You know, it's not really cool, buddy, to take credit for other people's jokes.
君、ほかの人のジョークを自分の手柄にしようとするのはいただけないな。 

コメディアンGabriel Islesiasのセリフです(2:18)
take credit for~:~を自分の手柄とする

この表現がよく使われるのは、謙遜して自分の手柄ではない、と言いたいとき・・・

「このプロジェクトの成功は私だけの手柄ではないですよ。ジョンがだいぶ助けてくれましたから」
I can't take all the credit for the success of this project. John helped me a lot.

そして、誰も言ってくれないけど、実は自分の手柄なんだよと(冗談ぽく)言いたいとき・・

「トムが結婚できたのは、あたしのおかげだよね」
I'll take credit for Tom getting married.


He deserved it.
彼に見合った抜擢ね  
deserveは~の価値に見合うという意味ですが、いい意味でも悪い意味でも使います。
たとえば、
浮気ばかりしてきて、妻から離婚を言い渡された男についても、

He deserved it.
当然の報いよ。

と言えます。
 
Et Tu, nerdy girl?
お前もか、ネクラ女子よ。 
 Et tu, Brute?は「ブルウタス、お前もか」という暗殺されるカエサルの有名な言葉ですね。
ちなみにJoelが言って激しく糾弾されたダジャレですが、dangleは男性の大事なところの隠語です。
先生のリアクションが怖いですね(笑)

That really cracked me up.
本当に笑わせてもらいました。 

 crack ~ up:~を大笑いさせる。


You crack me up!
めっちゃうける~
 
off-the-cuff line
アドリブのセリフ 

 off the cuff: not planned、準備なしで、アドリブで

***
いかがでしたか?

最近ちょっと停滞気味だったのですが、また更新頻度をあげていきたいと思います!
それではまた! 

今回は、以前の記事「ダニエルラドクリフ いい人すぎることのデメリットを語る」の続きです。
ダニエルのいい人であろうという努力が行き過ぎて、ファンに何か失礼なことをされても何も感じないほど感覚がおかしくなっているのをガールフレンドに戒められた、というような話が動画の前半部分の内容でした。
今回はリクエストをいただいたので、その同じ動画の後半部分、James McAvoy(ジェームス・マカヴォイ)が彼のちょっと失礼なファンとのエピソードを紹介している部分をやりたいと思います!
(2:04~です。)
 
Graham: Sometimes people come up to you, and they don't mean to be rude, but can be quite rude, can't they?
James: Oh yeah. I had- I had, at the premiere of Suffragette, my wife'd just been in the film, and I thought if anybody calls up my name I would go and sign autographs. That happened. For a few people I signed and..... And so this woman was screaming and screaming and screaming. She went "James! James! James! Sign my thing! sign my thing! Sign my thing!" And I came over and she went, "Oh thank you. I'm a really big fan of SOME of your work." "Uh...I think..yeah, thank you. I'll sign some of your posters. That was kinda...that was weird, but people are trying to be nice. They try to be."  
Daniel: I think sometimes as well there's a thing people do where they, like...and there is very particular- particularly young men with me want to do a thing where they want me to know that they don't give a shit about me, like, before they start asking for something. So, they'd be like, "Didn't really like Harry Potter movies, but can you sign please?" Like, don't do that! Say some-say a nice thing! It's so easy! 
James: I had one- I had one at, really viciously, at a fancy dress party, where....This is weird, right? Do you know that thing where some people make a list of people, famous people they are allowed to have sex with, if they meet them.
Graham: Oh, the free pass?
James: The free pass, right? Yeah, she called it "an allowance". I was like, "What? Pocket money? How are you going to spend me?" So- I met a hot enough fella, and then she came up to me after and she went, "So, you're my allowance." I was like, "I, I beg you- excuse me?" And then she went, "You know, he's cool with it, and you're my thing." And I was like, "Eh..."
Daniel: He's not cool with it by the way. 
James: By the way, that's whole another story. And then, I was really sort of taken aback by it and I was like, "I'm married. Thank you very much. It's really really nice of you." And then she said this thing that was meant as a compliment. She was trying to get me to do stuff but it was still really backhanded. She went, "You know, a lot of girls would be after somebody like Channing Tatum, but not me." I was like, "Do you know what? You're not getting it." 
Graham: One of the achievable goals.

 
微妙なファン①
 "I'm a really big fan of SOME of your work!"
 「あたし、あなたの映画大好きなの!全部じゃないけど」
正直すぎて言わなくてもいいことを言ってしまうタイプですね(笑)

それに対するマカヴォイの返しは・・
"I'll sign SOME of your posters."
「じゃあポスターにサインしてあげるよ。全部じゃないけど」
 
微妙なファン②(ダニエル・ラドクリフ版)★
Particularly young men with me want to do a thing where they want me to know that they don't give a shit about me, before they start asking for something.
若い男性に多いんだけど、僕に何か頼んでくる前に、「俺はお前のことなんか何とも思ってない」っていうのを、伝えたがる人がいるんだ。 
So, they'd be like, "Didn't really like Harry Potter movies, but can you sign please."
こんな感じで。「ハリーポッターは別に大したことなかったけど・・サインしてくれます?」
それは、若くして大作映画の主演を勝ち取って、しかもミリオネアとなったダニエルに、嫉妬心をくすぐられない若者はいないでしょうよ(笑) 

ところで、「有名人にサインを頼む」ときの英語って、昔は"Could you sign please?"だと、書類に署名してくださいという意味になるので、"Could you give me an autograph please?"と言わなければならない、と言われてましたが、実際には"Could you sign, please?"で通じるんですね。シチュエーションで意味は明白ですもんね。けっこう英会話の教科書で「この表現はおかしい」と言われてることでも実際には普通に使われていることが割とよくあります。

微妙なファン③a

会ったらsexできる有名人をリストアップしている人がいるというのは初めて聞きましたが、「彼氏/彼女に対してほかの男/女と寝てもいいよ」という許可を"Free Pass"と言うそうです。
マカヴォイの会ったおかしな女性は、彼氏(a hot enough fellaイケメン)と一緒にfancy dress party(仮装パーティ)に来ていて、マカヴォイのところに来てこう言いました。
「あなた、あたしのお小遣い(an allowance)よ」
「彼氏もいいって言ってるし(He's cool with it.)あなたはあたしのもの」
それに対する・・・
ダニエルの突っ込み:
He's not cool with it, by the way.
いや、ジェームズはいいって言ってないけど。

マカヴォイの突っ込み:
By the way, that's a whole another story.
それはまた別の問題らしいよ。

ダニエルとマカヴォイの突っ込みがいまいち意味をとりにくいんですが、おそらくマカヴォイの意思がまったく無視されている状況に対する突っ込みだと思われます。

be cool with it

I'm cool with that. 「それでいいよ。OKだよ。かまわないよ」
I'm not cool with it. 「それは賛成できない。それは困る」

by the way
ダニエルの"by the way"の言い方は皮肉っぽい感じで、相手が大事なポイントを無視しているときに、それを指摘する場合に「余談ですけど(皮肉)」という意味で使われます。
 
That's a whole another story
a whole nother storyと言う感じで発音されます。

「全然、別の話」
or
「その話をすると長くなるから、別の機会に言うことにして、今はやめとくね」という意味になります。

ここでは、前者の意味で、マカヴォイのセリフは
「僕の気持ちはまったく関係ない別次元の問題らしいよ」ということです。
 

微妙なファン③b
そしてその女性が誉め言葉(a compliment)のつもりで言ったのが、裏を返せばとても失礼だった(backhanded) というセリフがこうです:

A lot of girls would be after somebody like Channing Tatum, but not me.
普通女の子はみんなチャニング・テイタムみたいな男を狙っていくんだろうけど、あたしは違うから。
・・・チャニング・テイタムよりモテないってことを言いたいのかな?
こういう裏を返せば失礼な誉め言葉を、"a backhanded compliment"と言います。


***

マカヴォイのスコティッシュ訛りは聞き取りにくいですね(苦笑)
最後の"You're not getting it"の言い方がすごいスコティッシュで真似しようとしても全然できません(笑)


それではまた!
 

今日はアメリカの人気コント番組「Key&Peele」のコントです。
Keegan-Michael KeyとJordan Peeleの二人がお笑い専門チャンネルComedy Centralで2011年から2015年までやっていた番組です。

舞台はアメリカの小学校。いじめっこのJordanがおとなしく本を読んでいるKeeganに突っかかってきます。「なんで俺のこといじめるんだよ?」というKeeganの問に・・普通小学生だったら「だってお前うぜーんだもん!」とか「お前がきめーからに決まってんだろ!」みたいな答えが返ってきますよね。・・・でもJordanの場合、ちょっとアプローチが違うみたいです。
ではどうぞ!
字幕がついているので、画面右下の字幕ボタンをオンにしてご覧ください。


「困らせる子は困っている子」と言われます。いじめっこがなぜいじめるのか、理由は実はいじめられっこにあるのではなく、いじめっこ本人が抱えている問題の方に原因があることがほとんどです。心のなかにうずまく怒りや不安、そうした感情に対する防衛規制(defense mechanism)によって、自分の心を少しでも軽くするために、本当の問題から目を背けるために、ネガティブな感情がほかの人に向けられてしまうのです。カウンセリングでは、そうした防衛機制をゆるめてあげて、怒りや不安の本当の原因に気付かせてあげることが目的の一つと言えるでしょう。本当の原因を認めるだけで、心はずっと軽くなるものなのです。
・・・Jordan演じる、いじめっこ。自分の心のメカニズムを恐ろしいほどに理解しています(笑)この子にはカウンセリングは要りませんね。そこまでわかっていていじめるなら、手の施しようがないです(笑)

★いじめをする理由その1★
I'm not doing well in school. I'm reading at a third grade level. I really don't want to get left back. So when I see somebody reading for fun, it makes me that much more stupid! And then I get mad!

俺は勉強ができないんだ。リーディングなんか3年生並みだ。けど、落ちこぼれんのは絶対嫌なんだよ。だから、読書なんか楽しんでるやつを見ると、自分が余計バカに思えてくるんだ。だからムカつくのだ! 

Keeganを責めるわけでもなく、いじめをしてしまう自分の抱えている問題を明らかにしたJordanに対してKeeganはこう言います:

I didn't know that. Thanks so much for opening up to me. 
そうだったのか・・。正直に話してくれてありがとう。

open up to~:~に心を開いて本当のことを話す


★理由その2:クイア呼ばわりをしてしまう理由★
I've been having sexual fantasies about some of the other guys at school. I'm afraid of these feelings and what they might mean. It's like I hate myself so much, I gotta point that hate outward towards you! 
 
俺、学校のほかの男子に恋愛みたいな妄想することがあるんだ。こんな気持ち、怖くてしょうがないのさ。おれ、もしかしたら・・・なのかって。こんなに自分のことが嫌いだから、その気持ちを外に向けなきゃ仕方ないんだ。そう、お前にな! 

Jordan:
Now I'm gonna punish you physically for acknowledging my emotional problem!
これは俺の情緒障害を暴き出したお前に対する身体的な罰だ!

Keegan:
If you understand yourself so well, then maybe you should try working on changing it.
こんなに自分のことがよくわかってるんだから、それを変える努力をしてみたらどうかな。

Keeganのセリフ中のitがさしているのは、Jordanのセリフのemotional problemだと思われます。emotion(とくに怒りなどの感情)に振り回されてしまう問題、つまり情緒障害をemotional problemといいます。その障害を克服する努力をしてみたら?という話ですね。

・・・その提案に対してJordanは、
Of course I want to change it, but it's the only defense mechanism I have against deeper, more terrifying problems buried inside of me!
そりゃ変えられるもんなら変えたいよ、だけど、自分の心の奥にあるもっと深刻な、もっと恐ろしい問題から、たった一つ自分を守ってくれる防衛機制なんだよ! 

・・ものすごい理論的(笑)
そして、そのJordanが抱える「もっと深刻な、もっと恐ろしい問題」と思われるお父さんが現れます。彼のセリフですが・・・この人もカウンセリング要らずのようです(笑)

I need to take you home and beat on you 'cause I hate myself. And you look like your mother who left me. Then I'm gonna block out my guilt I feel over mistreating you with a river of vodka.
家に帰ってお前をしばいたるわ。それはわしの自己嫌悪の発露や。それにお前はわしを捨てたお前の母親そっくりだということもある。お前をしばいたあと、わが子を虐待している罪悪感を忘れるために、ウォッカをがぶのみするんや。 

そこまでわかっていて、なぜ虐待してしまうのかお父さん!!

mistreat: 虐待する

そしてJordanのキメ台詞・・
I'm gonna internalize that and unknowingly transfer it onto you tomorrow!
親父の仕打ちを内面化して、明日お前に知らず知らずのうちにぶつけてやるからな! 

なんかカウンセラー養成講座の教育ビデオにできそうなコントですよね(笑)
自分の本当の問題を直視することで、お二人の心が救われるよう祈ります。

それでは、もうひとつKey&Peeleのおすすめコントを紹介して締めといたします!
コント「乱気流」です。


それでは、また!
 

トランプ・タワー、トランプ大学、トランプステーキに続いて、TRUMPブランドの新製品が誕生しましたね。

トランプ大統領 

・・・こうして日本語で書くと、なんかスペルがuじゃなくてaの方のトランプ(Tramp=ホームレス)かなって思ってしまいますね。ジョン王=失地王みたいな。民衆に追われてホームレスになってしまった大統領のニックネーム、みたいな感じですね。
 
いったい誰がこのJack o lanternに投票したのでしょうか。
こちらのツイートをどうぞ。


性別、人種などの各区分において青がヒラリーの得票が勝った州、赤がトランプが勝った州です。 
一番左上が、People of color、つまり有色人種のグラフになります。
ご覧のとおり、真っ青です。
反対に右下のwhite men(白人男性)は真っ赤です。
データの下の注釈にこうあります。

The reason I didn't break down the POC(people of color) votes into various groups by gender, ethnicity, or education level is that no matter how I broke it down, it was always 100% blue.
有色人種のデータを、性別、国籍、教育レベルで別けて分析したものは載せていません。理由は、有色人種のデータはどんな区分に分けても、すべて100%ブルーになったからです。



というわけで、トランプに投票したのは、the white people、白人でした。
投票した理由は、本当に人によって千差万別だと思います。
「トランプの経済政策の方がヒラリーよりも優れている」
「ヒスパニックやらムスリムやらマジ出て行ってほしい」
「戦争屋のヒラリーを勝たせるわけにはいかない」
「ヒラリー?黒人の次は女か!?まじかんべんしてくれよ」
「トランプはワーキングクラスの味方だ」
「トランプおもしれえ」
「・・・」

本当に、千差万別だと思います。メディアでもいろんな理由が論じられてますよね。

この選挙結果で確かなことが言えるのは一つ。
まさにこのツイートのグラフが示しているように、有色人種はトランプを拒絶した。ということです。
トランプが差別主義者だという根拠はハフポストのこの記事でまとめられていますが、簡単に言うと、「ムスリムは入国禁止」、「メキシコ人はレイプ犯やろくでもないhombre(スペイン語で男性)ばっかりなので国境に壁を作る」といった発言や、白人至上主義KKKの支持を甘んじて受ける、女性の価値は容姿で決まるとする価値観、女性に対するセクハラ自慢発言(grab them by pussy)・・などなど、もう白人男性以外の人間に対する扱いが、まあひどいんですね。これはもう共和党の党大会の映像なんか見ると、トランプ以上にトランプ支持者(ほぼすべて白人)の差別主義がすさまじいのがよくわかると思います。だから有色人種から総スカンです。

そして、トランプに投票しなかった白人、トランプ大統領を"Not My President"として、抗議行動に出ている白人の人たちの間で共通しているのが、このマイノリティーに対するトランプの態度を自分たちのリーダーの資質として受け入れることはできないという、怒りだと思います。
そして、マイノリティーに対する迫害を許容した白人がこれだけ多かったことが与えたショックも、トランプ当選のショックと同じくらい大きかったのではないかと思います。
分析というよりも個人的な感想ですが、メディアがトランプ当選を予想できなかったのは、マスコミの人たちが共有している「人としてこうあるべきでしょ」という価値観が、実は単なる「ポリティカルコレクトネス」つまり必ずしも本音ではなく、建前であって、心の底ではマイノリティーが迫害されても自分たちの生活が良くなればいいと考えている白人が、びっくりするほどたくさんいたということが背景にあるのではないでしょうか。マスコミではそういう発言をしたら職を失うので自分の利害とも一致してますが、利害が及ばないようなところでは、なりふりかまわず差別をする白人もたくさんいて、でもマスコミにいる人たちからはその姿は見えなかった、ということが理由にあると思います。マスコミ内部にもいると思いますけど。内に秘めたものは外からはわかりませんからね。最終的に誰に投票するかは個人で決めることですから。
しかし、そういう価値観を受け入れられない人、当事者である有色人種やLGBT、女性のみならず、白人男性を含むたくさんの人の怒りがすさまじい規模で爆発しているのを見ると、なんというか救われる思いがします。

そこで今日の動画ですが、The Daily ShowからMichelle Wolf(ミシェル・ウォルフ)とインド系ムスリムのHasan Minhaj(ハサン・ミナージュ)という特派員(政治風刺コメディーなので特派員もお笑いの人です)のクリップです。深夜のコメディーショーを軒並み見ましたが、このトランプの差別主義的資質に対する怒りを一番代弁してくれていました。考えてみればThe Daily Showはホストのトレバー・ノアを始め、黒人、インド系、アジア系、女性の出演者をそろえている唯一の深夜番組なんですよね。ほかの番組はすべてホストは白人男性ですから。

では、ミシェル・ウォルフのsegmentからどうぞ!
動画が始まらない場合は、一度フルスクリーンにしてみてください。ちなみに字幕付きです。
また、スマホの画面で動画が見にくい場合は、ページ一番下のPCモードを選択してご覧ください。
Trevor: To chat more about everything we have unfortunately experienced, I’m joined by Michelle Wolf, everybody. Michelle Wolf. Michelle, how are you feeling right now?
Michelle: As my auto correst would say, "D(f)uck this d(f)ucking election." I feel like I've just got broken up with someone, who is uglier and has the worst personality. I mean, how did this happen? Experienced politician versus racist fake gynecologist(差別主義のニセ婦人科医). Wow, America. I mean, I knew you were sexist. I've seen your Carl's Jr. commercials. But instead of electing a woman president, we chose Donald Trump, who shouldn't even be president of lunch meet. It's- it's not even about not voting for Hillary, it's about people voting FOR Donald Trump, the worst thing to happen to women since yeast!
Trevor: Oh, because yeast and bread and then bread and cars...? 
Michelle: NO! I do not have time to explain that to you right now, Trevor! Look, women make up half of this country, Trevor, and now we have a leader who only sees us as ass and tits! I mean, even Pornhub thinks we're more than that. They highlight so many other parts of women that I didn't even realise were sexy. I mean, three million hits for elbow fettish. Who knew?
Trevor: Wait... I don't understand that elbow..why? Oh, oh...I never thought of that.
Michelle: Men are creeps, yeah.
Trevor: Men are disgusting. So, so in this election, men really screwed women over.
Michelle: I mean we've always known that there are some men that are against women. What f**king blew my mind in this election is that 42% of women voted for Trump. 42%!? Look, I get it. I get if you don't agree with Hillary's policies or you really, for some goddamned reason, hung up on her emails. But you went with Trump, the guy who said that women who get abortion should be punished, who walks in on teen beauty queens changing, who would grab a pussy. That guy!? You thought that guy was better for you than Hillary? The grabber. I mean, even if it's consensual(合意の上での性行為だったとしても), you don't grab a pussy. That's not how you handle a pussy. How are you supposed to be able to handle a country if you can't handle a pussy!? It's not hard! You learn it in, like, middle school! I don't get it. I don't get it. Some of those women didn't want Hillary to become president because she's a woman. That's right. Women can be mysogynists too, just proving that women can do anything that men can do, except be president. And you want to know the saddest thing I've heard all day?
Hillary: To all the little girls who are watching this, never doubt that you are valuable and powerful and deserving of every chance and opportunity in the world to pursue and achieve your own dreams.
Michelle: The saddest thing I heard all day is that we have to be reminded of that.   
Trevor: Thank you, Michelle. Michelle Wolf, everyone.

トランプに投票した女性たちが、ミソジニー的な考えを持っているかは、人にもよるでしょうが、「女はこうあるべき」という価値観を内在化している女性はたくさんいる、というのはそのとおりだと思います。それが長い間当たり前の価値観だったんですから、当然です。その女性たちに向けて90年前にVirginia Woolfが送ったメッセージを、2016年の今、ヒラリーが繰り返(remind)さなければならないというこの状況に、ミシェルと同じ涙を流した女性は多いはずです。

もう一つ、クリップをご紹介します。
Hasan Minhajは、カリフォルニア育ちのコメディアンで、両親はインド系のムスリムです。
Trevor: We are joined now by our senior political analyst, Hasan Minhaj, everybody. Hasan, how are you feeling right now?
Hasan: Trevor, like many Americans, I have spent the last 12 hours refreshing the Canadian Immigration website, which keeps crashing. So, I'm panicking because melanin doesn't rub off. But look, Donald Trump won. We got to take the L. He spoke to people who felt ignored by Washington and wanted their jobs back and I understand. I don't quite get how you get there by electing a guy who collects bankruptcies the way Micheal Jordan collects rings.(トランプは自分の会社を4つ潰してます) But ok, they deserve to be heard and last night we heard them. But I can't forget something else I heard. On December 7, 2015, Donald Trump called for a total and complete shutdown of Muslims entering the United States. I remember that date because it's the birthday of the worst f**king day of my life. Seriously, how is that not instantly disqualifying? Even if that's not why most people voted for him, open racism should just be a deal breaker(交渉決裂要件). You personally may not be a racist, sexiest, xenophobe, but that comes with the package. Right? Like, if a car comes with heated seats, you may not want them but you'll take them.
Trevor: Yeah but if the seats go, "Hey, don't sit on me, camel jockey."
Hasan: You should be like, "Hey! I don't want the car!"
Trevor: Makes sense.
Hasan: So if you take that deal, what you're telling me is, "Hey man, I don't hate you. I just don't care about you."
Trevor: I hear you, Hasan. I hear you. But Islamophobia in America is nothing new. You've encountered this many many times since 9/11.
Hasan: Have I pretended to be Puerto Rican a few times since 9/11? Claro qhe si(Yes, of course). But, it used to be, when I walked on a plane, I could feel the stares and suspicion, and it sucked. But at least I knew the president of the United States had my back, mostly because he's also a Muslim(オバマが実はケニア出身でムスリムという陰謀論があります). We can say it now. It doesn't matter! It doesn't matter. He's Muslim, okay? Who gives a shit!? But now, the asshole in seat 21B, calling the flight attendant, trying to get me thrown off the plane. Now that guy is the president. Plus, I also think he's groping the lady sitting next to him. Look, I don't want people thinking like, "Aww. Aw. Poor little Muslim boy, that little brown boy. Your life is tough." No. It's all of us. It's not just Muslims or Mexicans or African-Americans. It is all of us. Whether it's your citizenship, marriage rights, freedom of speech, Donald Trump is gonna move on them like a bitch(奪いにかかってくるよ).
Trevor: That was his line. You just quoted his line. That's what he said.(move on them(her) like a bitchはトランプが女性を押し倒したことを自慢した発言の引用) You know though, there is a chance- and I know it's weird to say this- there is a chance maybe he'll end up being more moderate.
Hasan: Oh, diet xenophobia. That's cool. Low-calorie racism. Mmm. Like, what!? This is a true story. My mom is out of the country right now. She's visiting my grandma. And she's a US citizen. She's lived here for 30 years. She was on the phone with me last night. And she's like, "Hasan. I don't know if I can come back until February. Am I gonna be able to get back into the country?" And the fact that I can't tell her "Yes" with 100% certainity is heartbreaking. And there are a lot of people telling me, "Hey man, don't worry. Trump's not really gonna ban all Muslims." But I don't know, man. That is my mom. And I need her back home because I love her and she owes me $300. 
Trevor: Thank you, Hasan. Hasan Minhaj, everybody. 

ボトムラインとして、「経済政策大事なのはわかるよ。でも人としてこの差別主義を本当に受け入れていいのか?」というのは多くの有権者が自問した問いだと思うのですが、それを自問しなかったか、あるいは積極的にyesと答えた人が思いのほか多かったようです。

・・・とはいえ、今回の選挙の投票率は55.4%という低いもの。あらゆる点を自分の良心に問うた結果、どちらも選べなくて家にいた人が多い、というのも事実でしょう。Michael Mooreは、トランプはなにかやらかして早晩impeachment(弾劾)されるので4年ももたないと言っています。もしかしたら今回の大統領選挙ではそれが最善の抜け道なのかもしれませんね。

それではまた!

+++++

トレバー・ノアの半生を綴った本です。
おもしろいです。
超辛口で有名なNew York TimesのMichiko Kakutaniさんからの絶賛の書評はコチラ



 

Youtubeを見ていると、閲覧履歴のデータから割り出した、いろんな「あなたへのおすすめ」動画が表示されますよね。私はコメディーやトークショーを見ることが多いので、そういう動画が挙げられてくるんですが、たまにそこで出てくる人にドはまりしてしまうことがあります。今回もYoutubeで挙げられた動画を何気なく見たのがきっかけだったのですが、この人に心を奪われてしまいました。
Tig Notaroという人です。 
同性愛者のコメディアンさんで、エレンデジェネレスとよく似た雰囲気のお方です。
この方にとって2012年は悪運に続く悪運、ものすごい厄年でした。まずC-Diffという感染症で死にかけたところに、お母さまを急に事故で亡くされ、さらにパートナーと破局、そしてあげくの果てに乳がんの診断を受けてdouble mastectomy(乳房全摘手術)を受ける、これらすべての出来事がほんの数か月の間に起きたことだそうですから、壮絶です。
今日の動画は、その翌年、トークショー"Conan"に出演時のものです。大病をしたあとに学んだこととして、"to be present"つまり「今を生きること」が大事だと気が付いたという話をしています。・・・のですが、今を生きるということの解釈が彼女の場合、かなり独特なようです。。。 
 
Conan: I don't want to get too serious but I want to address this. You had a double mastectomy and eh- how are you?
Tig: (Click!)
Conan: No one does that(click)...except you. How are you?
Tig: Uh...I'm doing really well. I'm doing really well. I'm in remission. And I...I, eh, I went through a lot last year. Not to be totally intense, heavy, serious, but you know, I learned that it's important to be present and live your life...sorry, my phone.... I forgot to turn my phone off.
Conan: What you're saying is you went through this intense experience, and it taught you that, you know, you need to- You get one life and you need to-.
Tig: Yeah, just, you know, love the people you are with, and enjoy your life and just to be-, I'm sorry, just to be present....
Tig: I'm sorry, my friend sends me the funniest cat pictures.
Conan:...Ok, so....(Tig shows the picture)..Yeah, yeah. Ok. So you went through this- you went through intense experience which people fear. You went through a hallowing experience and you thought maybe your life is threatened.
Tig: No, my life, yeah it was threatened. Yeah it's just good to just, you know, appreciate life and not take anything for granted and... Do you mind...? I, eh, she has this really funny picture. Do you mind if I call her? She has a very funny picture of a cat on her landlord's head.
Conan: ...Go ahead. That's fine.
Tig: I want her to send that. Maybe you could put it up there.
Friend: Hello?
Tig: Hey.
Friend: Hey, Tig.
Tig: What's up?
Friend: Hey!
Tig: Hey, what are you doing? 
Friend: Um, nothing. Chilling, playing with my cat. What are you doing?
Tig: Nothing.
Friend: Did you get those funny pictures I sent to you?
Tig: Yeah I just got them. I was just telling this guy about-. I was just telling this guy about-
Conan: Conan. Conan.
Tig: You- you don't know her. I was just telling this guy about the cat- the picture of the cat on your landlord's head. Could you send that one?
Friend: Oh yeah, yeah. Hold on.
Tig: Ok.
Conan: I need another shave now.
Tig: Why's that?
Conan: My beard grew out while you were talking to her. Hahaha. So we get to this part here?
Tig: Yeah, I'm going on a national tour. I'm also doing some shows by myself. I'm hitting like Bloomington, Bethlehem, and eh Durham, hitting all the major markets, you know. Just trying to- trying to stay relevant.
Conan: Tig's Podcast Professor Blastoff is available at professorblastoff.com and her album "Live" is available on iTunes. Tig Notaro, thank you very much for being here.  
 
「今を生きる」
メールはあとで見るなんてことを言わずに、一瞬一瞬を大切に、やりたいことをやって生きる。
やはり生死の境をさまよった人の教えは尊いですね(笑)
 
おもしろさが伝わるといいのですが、あまりにも天才的すぎるTigのタイミングとか言い方がおもしろいので、何がおもしろいかを言葉で説明するのはちょっと難しいですね。
とにかく、司会者のコナンがこんなに本気でツボに入って笑っているのは初めて見ました(笑)

実は、2012年まではTig Notaroという名前はほとんど知られていませんでした。
感染症で入院、母親の事故死、そして恋人との別れを経たのち、さらに追い打ちをかけるように、ステージ2の乳がんを宣告されます。その4日後、TigはL.A.のコメディークラブのステージに立ちました。
そのときのスタンダップは、こんな言葉で始まりました。

"Good evening, everyone. I have cancer. How are you?"

観客はどう受け取っていいかわからず引きつった笑いが。

"Is everyone having a good time? I have cancer."

本気なのかギャグなのかわからない、という雰囲気のなかで、Tig自身も「大丈夫」と「私はがんでもう死ぬかもしれない」という相反する感情が波のように交互に押し寄せるような様子で、時折"Oh god"とつぶやいたり、沈黙に沈みながらも、その数か月にあった怒涛のようなできごとを語っていきます。それも笑いに変えながら。

But, you know, what's nice about all of this is that you can always rest assured that God never gives you more than you can handle. 
だけど、これだけ悪いことが続いても、一つだけ安心していいことがあると思うんだ。神様は、その人が乗り越えられるだけの試練しか与えないってこと。
-I just keep picturing God going,"You know what, I think she can take a little more." 
神様がこう言ってる。「うん、あの子はもうちょっといけるだろ」


Tigの話が冗談ではなく本当の話だとわかり、観客もさすがにちょっと落ち込んだ雰囲気になると、Tigは反対に観客を慰めます。

"Are you OK? It's Ok. It's Ok. It's gonna be Ok. It might not be Ok. "
大丈夫?いいの、大丈夫だよ。大丈夫、大丈夫。大丈夫じゃないかもしれないけど

"It's weird because with humor, the equation is tragedy plus time equals comedy. I am just at the tragedy right now."
変な感じだよね。だって、笑いの方程式ってのはさ、「悲劇+時間」で「コメディー」になるじゃない。だけど私は、いま悲劇の真っただ中なんだよ。

辛いことがあったときにお笑い芸人は観客を笑わせられるのかというのは、大きな命題です。肉親の死を押し隠して、公演を務めた役者さんの話は何度か聞きましたが、お笑いの人となると話はまた違います。Tigは自分の身に起きた辛い出来事を隠して、観客を笑わせようとするのではなく、悲劇そのものを、しかも時間の経過による癒しという助けも借りずに、今、自分が感じている絶望、辛さそのものを生のままコメディーにするという挑戦をあの夜のステージで成し遂げようとしていました。そしてその挑戦の意味は観客にも伝わっていました。

観客に、
"What if I transitioned right now into just silly jokes?"
もう(暗い話はやめて)普通のジョークだけにする?

と問いかけるTigに、
"No! This is f**king amazing!"
と言う声と、大きな歓声がわきおこり、Tigはそのまましゃべり続けて、30分の持ち時間を終えてステージを降りました。

その直後、Tigの人生は劇的に変りました。
ソーシャルメディアでその夜のスタンダップの様子が激しい勢いでシェアされ、コメディアンLouis.C.Kの提案でiTunesにて販売されたその音声ファイルは、同じ週に発売されたKissのアルバムを超える売り上げ数を記録し、Tig Notaroの名前が一気にメディアにのることになりました。

さらに、Tigの伝説は、それにとどまらず、乳房全摘手術を受けたあとに、スタンダップ中にシャツを脱いでトップレスになるということをやって、これも大きな反響を呼びました。

その後、爆発的に露出が増え、Netflixでのドキュメンタリーや人気有料ケーブルTVチャンネルHBOでの特集スペシャルなど、大きな仕事が続きます。さらにプライベートでも、2015年には女優のStephanie Allynneと結婚、そして今年6月には代理出産で双子の赤ちゃんを授かる・・・というまるでジェットコースターのような人生(笑)
超悪運からのあまりにも劇的な人生大逆転劇に、
The luckiest unlucky personと呼ばれるようになるのでした。


では、動画の表現の解説です!
address: 動詞のaddress=discuss(~について話す), deal with(~に対応する),
名詞ならご存知の通り「住所」なんですが、動詞だといろんな意味になります。
共通のイメージは、「しっかり意識を向けて対応する」という感じです。

Conanのセリフ、I want to address this. ここでのthisは、Tigが乳がんで乳房切除手術を受けたこと。
それについて、あまり深刻な話にはしたくないけど、「意識を向ける」つまり、それについて
「話す(to discuss)」
という意味になります。

ビジネスシーンでは、 会社がある問題(the issue)に「意識を向ける」つまり、問題に
「対処する、対応する(to deal with)」
という意味になります。

Samsun addresses concerns over Galaxy Note7 replacement issues.
サムソンはGalaxy Note7の交換にかかわる懸念に対応している。


be in remission: がんが寛解した
がんが治るのには、治癒、完治、寛解といったレベルがあります。
remission(寛解)はpartial(部分的)とcomplete(完全)があり、partial remissionはガン細胞が大きくなり始めない限り治療を停止している状態のことで、complete remissionはガン細胞が検査でももう見つからない状態のことをいいます。Tigの場合は、complete remissionのようです。

I went through a lot last year. 去年はいろいろ辛いことがあった。
go throughは「経験する」ですが、苦難や辛い経験のことを言うときに使います。

 
Not to be totally intense, heavy, serious, but... 壮絶な重い深刻な話をするつもりはないけど、 
not to be~, but~で、「~するつもりじゃないけど、」という言い方ができます。たとえば・・・、

Not to be rude
, but those pants make you look fat.
失礼なことは言いたくないけどさ、そのズボンだと太って見えるよ。


ほかにも・・

Hi. I think you're cute. Can I get your number?
かわいいね。電話番号教えて。 
Not to be mean, but no.
意地悪するわけじゃないけど、嫌。


まあ、どっちも実際は失礼だし、意地悪なんですよね。だから、実際のニュアンスとしては、「失礼なのは承知の上だけど」という感じです。

to be present: 今を生きること
過去の恨みつらみを背負って生きていることを、live in the pastと言います。

He's living in the past not being able to forgive his ex-wife.
彼は前の奥さんを許せずに、過去にとらわれて生きている。


それに対して、今この瞬間を大切に生きることは、live in the presentと言います。
Tigの言う、to be presentも同じ意味です。
 

***

では最後に、乳がんになってしまった理由をTigが語っている動画(スタンダップのネタです。)をどうぞ!



それではまた!

参考:
http://www.newyorker.com/culture/culture-desk/good-evening-hello-i-have-cancer 
https://www.theguardian.com/culture/2012/oct/19/tig-notaro-reveals-cancer-on-stage 

+++++
Tigの激動の一年を書いた本です。

YouTubeには、レゴの動画がいっぱいあります。映画を再現したものだったり、ストップモーションの短編動画だったりしますが、今日はそのなかでも笑えるものをご紹介します。
この動画の音声は、Eddie Izzardという人のスタンダップコメディです。スターウォーズのデススターにも、戦いの合間にダースベイダーがご飯を食べてくつろげるカフェテリアがあるはずだ!というところから始まるこのミニコント。レゴで完全再現したこの動画は現在2千4百万回再生されてます。では、どうぞ!

★この動画の単語・表現★
canteen: 社員食堂・学生食堂・カフェテリア
I can kill you with a thought: お前など私が念ずるだけで葬れるのだぞ
hack: 叩き切る 
Head of Catering: 食堂主任 


But there must have been a Death Star canteen, yeah? There must have been a cafeteria downstairs, in between battles, where Darth Vader could just chill and go down...
Darth Vader: I will have a Penne All'Arabiata.
Boy: You'll need a tray.
Darth Vader: Do you know who I am?
Boy: Do you know who I am?
Darth Vader: This is not a game of who the fuck are you? I am Vader. Darth Vader. Lord Vader. I can kill you with a single thought.
Boy:  Well, you still need a tray.
Darth Vader: No I will not need a tray. I do not need a tray to kill you. I can kill you without a tray with the power of the Force, which is strong within me even though I could kill you with a tray if I so wished. For I would hack at your neck with the thin bit until the blood flowed across the canteen floor.
Server: No, the food is hot. You'll need the tray to put the food on.
Darth Vader: Oh I see. The food is hot. I'm sorry. I did not realise. Haha. Haha. Oh, the tray for the...yes. I thought you were challenging me to the fight to the death.
Server: A fight to the death? This is canteen. I work here.
Darth Vader: Yes, but I'm Vader. I am Lord Vader. Everyone challenges me to a fight to the death. Lord Va..Darth Vader? I'm Darth Vader? Sir Lord Vader? Sir Lord Darth Vader? Lord Darth- Sir Lord Vader of Cheam? Sir Lord Baron Von Vaderham? The Death star. I run the Death Star.  
Server: What's the Death Star?
Darth Vader: This is the Death Star. You're in the Death Star. I run this star.
Server: This is a star?
Darth Vader: This is a fucking star! I run it! I'm your boss!
Server: You're Mr. Stevens?
Darth Vader: No, I'm...who is Mr.Stevens?
Server: He's Head of Catering
Darth Vader: I'm not Head of Catering! I am Vader. I can kill catering with a thought. 
Server: What?
Darth Vader: I can kill you all. I can kill me with a thought. Just...fuck I'll get a tray, fuck it. This one is wet. This one is wet. This one is wet. This one is wet. This one is wet. Did you dry these in a rainforest? Why, with the power of the Death Star, do we not have a tray that is fucking dry. no, no, no. I was here first. 
Customer: You have to form a queue if you want food. Can I have..uh..ooo, Penne All'Arabiata. That'd be very nice.
Darth Vader: No, no, no. Do you know who I am?
Server: That's Jeff Vader, that is!
Darth Vader: I'm not Jeff Vader. I'm Darth Vader. 
Customer: What? Jeff Vader who runs the Death Star?
Darth Vader: No, Jeff...No, I run the Death Star.
Customer: You're Jeff Vader?
Darth Vader: No I'm Darth Vader.
Customer: But you're his brother? Could you get his autograph?
Darth Vader: I can't get his...No, I'm Je...alright, I'm Jeff Vader. I'm Jeff Vader.
Customer: Could I have your autograph?
Darth Vader: No, fuck off! I'll kill you with the tray! Give me Penne All'Arabiata or you shall die! And you! And everyone in this canteen! Death by tray it shall be!

いかがでしたか?
ダースベイダーはデススター社員にはあまり認知されてない存在なのですね(笑)
Eddie Izzardのオリジナルのスタンダップ動画もありますので、Eddie Izzard Star Wars Canteenで検索してみてください。

それではまた! 

今日はお笑い動画ではなく、Youtubeで5百万回再生された、ある黒人女性のパフォーマンスを見たいと思います。
Ernestine JohnsonはLA出身で現在29歳。女優として活動をしているようです。と言っても、TVドラマの端役をいくつか経験して、今は大きなチャンスを待っているという感じ。彼女にはもう一つのキャリアがあり、詩人としても活動しているのですが、自作の詩を演じるパフォーマーでもあります。Arsenio Hall Showという番組に呼ばれて、彼女の"Average Black Girl"という詩を朗読したパフォーマンスの動画がYoutubeで5百万回の視聴回数を獲得しています。とてもパワフルなので、見てみてください。トランスクリプトの下に、私が日本語訳したものと、バックグラウンドの解説がありますので、理解のお役にたてれば幸いです。


They say I’m not the average black girl because I’m so well spoken
Poised, full of etiquette, a white man’s token

You know I remember my ex’s mother telling me, “I didn’t know how I was gonna react when he brought home a black girl, but I like you because you talk so white.”
But when did me talking right equate to me talking white?

They say I’m not the average black girl

No! No! Not the average black girl because the pigment of my skin is just a shade lighter than that black girl over there
You know, the black girl over there
The black girl with the nappy hair
The black girls whose elbows can’t skip a day without lotion
Whose hearts and heads are filled up with self-hate and bottled up emotion
The cocoa brown girls who have to face society every day and be tough
Because no matter how good they straighten their hair, their good is still not good enough

Oh, but see. Luckily for me, see
I don’t fall in that category, see

They say I’m not the average black girl because I speak with so much class and
I don’t have too much but just enough ass and
Not too much but just enough pizzazz
You know, just a little bit of attitude
Cos you don’t wanna come off as one of those average black girls and come off as rude
You know, popping their gum and shaking their neck
Yeah, cos those black girls get like no respect
But see luckily for me, see I get pass
Cos the melanin in my skin matches that brown paper bag
And my father, brother and men that I date pants don’t sag
And when I speak, my tongue pronounces every syllable
And the combed part down the middle of hair is naturally visible
Oh! Oh!
It must be a weave or she must be mixed
Cos we all know the average black girl ain’t got that good *#@!%

Or when I walk in a room full of white men, they all stare
It must be the long lengths of my un-average black girl hair

See! See, they say I’m not the average black girl because I corrected the professor when he used the word conversate
Converse! The word is converse
And in case you didn’t get the memo, there are now eight not nine planets in the universe
And when you’re watching the numbers on your stocks move up and down
Remember Oklahoma, in a small town
One of the first Wall Street was a Black Wall Street that got mysteriously burned down

Oh, they say I’m not the average black girl
Well let’s flip this script and rewind this *#@!%
Repaint the lines and have them blurred over time
Because the average black girl that I know…

See, the average black girl that I know made 19 trips through the Underground Railroad to free the slaves
Sat on segregated buses, refused to get up and paved new waves
See, the average black that I know…

The average black girl that I know were Egyptian queens like Hatshepsut and Nitocris who were ruling dynasties and whole armies of men
Excuse me, why I set fire to this poem on my pen cos I am tired!
Tired of the stereotypes black girls have fallen into because of American mentality
Oh!
But not half as tired as Ella Baker, Diane Nash, Septima Poinsette Clark
I am sick and tired of being sick and tired
Miss Fannie Lou Hamer, Daisy Bates, Anna Arnold Hedgeman and Dorothy Height are far more tired than I am
But do you think the ones who say I’m not the average black even give a damn?
No!

So pardon me if I can’t openly accept your compliments
Pardon me if I can’t openly accept your compliment
It’s just the average black girl that I know…

The average black girl that I know had courage that surpassed her every fear
And fought for justice and equality year after year
So as I construct these words, pardon me as I shed a tear
Because I’m not half the black girl she was!

I am not half the black girl she was! See, there’s a minor clause
She was out there fighting, breaking and changing laws
So I bow down to my black queen standing in the merit of her work
And as America society continuously throws these supercilious words onto me

I say, “No!”
I am not the average black girl, I can only aspire to be.
 
 

They say I’m not the average black girl because I’m so well spoken 
そこらの黒人女とは違うね、話し方が上等だ。そう言われます。 
Poised, full of etiquette, a white man’s token 
落ち着いていて、マナーがしっかりしてる。それって白人の証でしょう。 
You know I remember my ex’s mother telling me, “I didn’t know how I was gonna react when he brought home a black girl, but I like you because you talk so white.” 
前の彼氏のお母さんの言葉。 「黒人の彼女を連れてこられた時にはどうしようと思ったけど、あなたならいいわ。話し方が白人なんですもの」 
But when did me talking right equate to me talking white? 
だけど、いつから「正しく話す」ことが「白人のように話す」と同義になったの? 
They say I’m not the average black girl 
そこらの黒人女とは違う。そう言われます。 
No! No! Not the average black girl because the pigment of my skin is just a shade lighter than that black girl over there 
全然違う。肌の色がそこらの「普通の黒人の女の子」よりちょっと薄いもの。 
You know, the black girl over there 
わかるでしょう。そこらの「普通の黒人の女の子」っていう意味。 
The black girl with the nappy hair 
髪がくるっくるのアフロで 
The black girls whose elbows can’t skip a day without lotion 
ひじが乾燥するからローションが欠かせない 
Whose hearts and heads are filled up with self-hate and bottled up emotion 
そう、心が自己嫌悪と飲み込んだ感情で溢れだしそうな 
The cocoa brown girls who have to face society every day and be tough 
毎日、世の中と戦って、強くないとやっていけない 
Because no matter how good they straighten their hair, their good is still not good enough 
どんなに髪をまっすぐに伸ばしても、合格点は決してもらえない、 ココアブラウンの女の子たちの話よ。 
Oh, but see. Luckily for me, see 
でも、ほら私ってそのカテゴリには入らないじゃない? 
I don’t fall in that category, see 
ラッキーだったわよ、ええ。 
They say I’m not the average black girl because I speak with so much class and 
普通の黒人の女の子みたいじゃない。だって話し方が上品だもの 
I don’t have too much but just enough ass and 
Not too much but just enough pizzazz 
おしりもあんなに大きくないし、あんなにケバくもない 
You know, just a little bit of attitude 
ちょっと黒人っぽい雰囲気があるかなってくらいよ 
Cos you don’t wanna come off as one of those average black girls and come off as rude 
だってそこらの黒人女みたいに見られたくないでしょう。礼儀知らずのさ。 
You know, popping their gum and shaking their neck 
ねえ、ガムくちゃくちゃ噛んで、あごをつきだして人を馬鹿にする 
Yeah, cos those black girls get like no respect 
ねえ、ああいう黒人女は低くみられるもの 
But see luckily for me, see I get pass 
だけど、私はほら、合格点がもらえるわけ 
Cos the melanin in my skin matches that brown paper bag 
理由は、私の肌の色が紙袋のトーンだから 
And my father, brother and men that I date pants don’t sag 
父も、兄も、私が付き合う男の誰もがズボンをずり下げてはこうとなんかしないから 
And when I speak, my tongue pronounces every syllable 
それに私が話すとき、私の舌はすべての音節を発音できる 
And the combed part down the middle of hair is naturally visible 
それに私の髪にくしが入ることは見たらわかるもの。 
Oh! Oh! 
It must be a weave or she must be mixed 
「いや、どうせエクステだろ。それじゃなきゃ、白人とのハーフだよ」 
Cos we all know the average black girl ain’t got that good *#@!% 
「だって黒人女であんないい***のはないぜ」 
Or when I walk in a room full of white men, they all stare 
白人男性が大勢いるところに行くと、みんな私をじろじろと見てくる 
It must be the long lengths of my un-average black girl hair 
きっと私の、「普通の黒人女」っぽくない長い髪のせいね。 
See! See, they say I’m not the average black girl because I corrected the professor when he used the word conversate "Converse! The word is converse" 
教授が"conversate"なんて単語を使ったから「"Converse"。先生、それを言うなら"converse"です」って訂正してあげたの。「そこらの黒人女じゃない」ってそういうことでしょ。 
And in case you didn’t get the memo, there are now eight not nine planets in the universe 
あ、それからご存知とは思うけど、惑星は9つじゃなくて、今は8つと考えられているのよ。 
And when you’re watching the numbers on your stocks move up and down 
もう一つトリビアね。モニターで株価が上がったり下がったりしているのを眺めながら 
Remember Oklahoma, in a small town 
ちょっとオクラホマの小さな町に思いをはせる、というのはどうかしら。 
One of the first Wall Street was a Black Wall Street that got mysteriously burned down 
最初のウォール街は、そこにあった黒人ウォール街だった。 
何があったのかしらね。その町は焼け落ちるはめになってしまった。 
Oh, they say I’m not the average black girl 
そこらの黒人女じゃないって言われるの。 
Well let’s flip this script and rewind this *#@!% 
この**みたいな詩を投げ捨てよう。もう一度やり直し。 
Repaint the lines and have them blurred over time 
行を塗り替えて、時を超えてにじませてしまえ。 
Because the average black girl that I know… 
だって、私にとって「普通の黒人女」っていうのはね・・・ 
See, the average black girl that I know made 19 trips through the Underground Railroad to free the slaves 
私の知る「普通の黒人女」は、地下鉄道を19度も行きかえりして奴隷たちを救い出したあの女 
Sat on segregated buses, refused to get up and paved new waves 
白人優先のバスで席を譲ることを拒否して新しい運動の礎となったあの女 
See, the average black that I know… 
私にとって「普通の黒人女」ってのは・・・ 
The average black girl that I know were Egyptian queens like Hatshepsut and Nitocris who were ruling dynasties and whole armies of men 
私の知る「普通の黒人女」はハトシェプストやニトクリスのような、王国と男たちを従えた古代エジプトの女王たち 
Excuse me, why I set fire to this poem on my pen cos I am tired! 
ごめんなさい。この詩をつづる筆が烈火のごとく燃えたぎってしまう。だって、もううんざりなの! 
Tired of the stereotypes black girls have fallen into because of American mentality 
アメリカという国の精神性が黒人女性にはめるステレオタイプには。 
Oh! 
But not half as tired as Ella Baker, Diane Nash, Septima Poinsette Clark 
ああ、だけどエラ・ベイカー、ダイアン・ナッシュ、セプティマ・クラーク。こうした方たちに比べれば、私なんてうんざりの度合いが違うわ。 
I am sick and tired of being sick and tired 
もううんざりするのにもうんざりよ。 
Miss Fannie Lou Hamer, Daisy Bates, Anna Arnold Hedgeman and Dorothy Height are far more tired than I am 
それでも、ファニー・ルー・ヘイマー、デイジー・ベイツ、アンナ・アーノルド・ヘッジマン、ドロシー・ハイツ。この方々に比べれば私なんてまだまだ。 
But do you think the ones who say I’m not the average black girl even give a damn? 
だけど、私を「そこらの黒人女じゃない」と呼ぶ人たちに、私の言ってる意味がわかる? 
No! 
無理でしょうね。 
So pardon me if I can’t openly accept your compliments 
ですから、あなたがたにそう言われてもあまり嬉しそうでないことをお赦し下さい。 
Pardon me if I can’t openly accept your compliment 
あなたがたの「誉め言葉」を手放しで喜べないことをお赦し下さい。 
It’s just the average black girl that I know… 
ただちょっとね。私の知る「普通の黒人女」というのは違うものだから・・ 
The average black girl that I know had courage that surpassed her every fear 
私の知る「普通の黒人女」は、どんなに怖くても勇気をもって克服し、 
And fought for justice and equality year after year 
正義と平等のために何年も費やして戦ったあの女 
So as I construct these words, pardon me as I shed a tear 
この言葉たちをつむぎあげながら、涙が流れてしまうのをお赦しください。
Because I’m not half the black girl she was! 
だって、私はあの黒人女の半分もかなわない! 
I am not half the black girl she was! See, there’s a minor clause 
彼女の半分も敵わない!ね、文法も乱れてしまうくらいよ。 
She was out there fighting, breaking and changing laws 
法を変えるために、法を犯してでも戦ったあの女 
So I bow down to my black queen standing in the merit of her work 
黒人の女王に頭を下げたいと思います。私は、彼女の功績の恩恵を受けて立っているから。 
And as America society continuously throws these supercilious words onto me 
アメリカ社会が私にあの傲慢な言葉を投げ続けるなかで、 
I say, “No!” 
私は「No」と言う。 
I am not the average black girl, I can only aspire to be. 
私は「普通の黒人女」ではありません。そうなりたいと憧れているだけの存在です。

***

こちらの記事
で、詩の書き起こしがオクラホマの事件や人物名などのリンク付きで掲載されているので、深く読み解きたい方はご覧ください。

Ernestineのような女性は次のような理由で「普通の黒人女」というステレオタイプから外されます。
①well spoken、つまり語彙が豊富で知的な話し方をするから
②大学で高等教育を受けたから(教授の間違いを指摘できるほどの教養を持つ)
③肌の色が一段薄いから 

①は黒人コミュニティーで話される英語がしばしば語彙、表現、音声の面において簡素化がみられることの裏返しです。ゲットーと呼ばれるようなコミュニティーから大学教育を受けるような人材は生まれないし、Ernestineの父親も兄も彼氏もズボンをずり下げてはくようなことはしない、つまりそういう少年、青年たちが属するコミュニティーとは違う環境で育ったことがわかります。 

詩のなかのオクラホマの件は、Greenwoodという小さな町で起きた事件を指しています。1900年代初頭の石油ブームに合わせて一旗揚げようとやってきた黒人たちによって、オクラホマのTulsaの西側にできた黒人コミュニティーは、白人たちから差別的にLittle Africaと蔑まれる一方で、目覚ましい発展を遂げます。ホテル、カフェ、クリニックや銀行や劇場なども作られ、Greenwood通りを中心にこの世の春とでも言うような好景気に沸くのです。近隣の白人コミュニティーの住人たちですら享受できないような公教育、公共サービス、設備を次々と手に入れる黒人の住人達。つまりお金がたくさんある、ウォール街のような町に発展するわけです。 
"Little Africa"の思いがけない発展に、黒人の住民たちに対する白人(KKKをはじめとする)の嫉妬、ねたみの感情は1921年5月31日に、爆発します。 
2日間続いた暴動、というよりも暴力の爆発によって、300人ほどの黒人の命が失われ、町は完全に破壊されました。多くの住民は家を失い、その後再生を試みるも、かつての栄光が取り戻されることはありませんでした。さらにいえば、Greenwoodの黒人ウォール街は、黒人コミュニティーがあれほどまでの繁栄を遂げた歴史上唯一無二の例と言えるでしょう。黒人コミュニティーのあれほどの成功例は、その後も生まれてはいないのです。

教養のある黒人女性を、「黒人らしくない」と言う一方で、教養もあり社会的に成功していた黒人たちが白人たちの手によって、アメリカの歴史上最悪の暴力で殲滅させられていたという歴史があることに思いをはせることのできる人は、そう多くはないようです。

averageは「平均的な」という意味の形容詞です。
黒人女性の平均的な例が、教養のない女たちだという言葉は、黒人コミュニティーを分断させるものです。
成功した黒人は、Ernestineの詩の前半部分のように、教養のない同胞を蔑む傾向があるようです。
Ernestineは、しかし、教養のない黒人たちを貧困コミュニティーに閉じ込めているものが、実は何であるか見抜いているようです。このステレオタイプと、それを押し付けるアメリカの精神性。オクラホマ事件で露わになったような、黒人コミュニティーに成功を許さない精神性。それこそが、average black girlから希望を奪っているものだとErnestineは言いたいのではないかと思います。

そういう差別の歴史のなかで、自由と平等と正義を求めて戦ってきた女性たち、Underground Railway「地下鉄道」という組織を指導して、奴隷制をもつ南部の州へと19回も趣き、奴隷が禁止されていた北部へ、そしてカナダまでの奴隷たちの脱出を手助けし、「黒人のモーセ」と呼ばれたハリエット・タブマン、白人優先バスで席を譲るのを拒否して「モンゴメリー・バスボイコット事件」を皮切りに火のついた黒人公民権運動の立役者となったローザ・パークス。
彼女たちこそが、average black girlのロールモデルになるべき存在だとErnestineは言います。
黒人の少女たちが自分自身をステレオタイプにはめ込み抜け出せない今の状況を嘆き、少女たちが、こういう女性たちになりたいと大きな希望を持つこと、つまりaspire to beすることができる環境を取り戻さなければならないと訴えかけているのだと思います。




参考:http://maash.jp/archives/13273




 

「ジュラシック・ワールド」に出演してから、ここ2年でのChris Pratt(クリス・プラット)の人気は急上昇してますね。七人の侍のハリウッドリメイク版(のリメイク版)「マグニフィセント・セブン」、ジェニファーローレンスとの共演作「パッセンジャー」などの大作映画に続々出演しています。
クリスはTVコメディの「パークスアンドリクレーション」に出演して名前が知られるようになったのが2010年ころで、当時すでに31歳。下積み時代が長かったんですね。人気が出る前に、すでにコメディー女優として定評のあったAnna Faris(アンナ・ファリス)と結婚しています。 その後、2012年に長男が生まれ私生活は順調。そして、彼のキャリアがついに爆発的に開花するのが、2013年の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」。これで主役級の俳優のステータスを獲得しました。
下積み時代が長かったからなのか、この人とても気さくなお方です。
今回は、Tonight Show starring Jimmy Fallonでのインタビューを見たいと思います。

この動画の単語
calling: 神のお召(呼びかけ)
cheque: 小切手


Jimmy: We had kid inventors here today. We've just seen these guys. were you like that as a kid? Would you go invent stuff? Hard worker, were you?
Chris: Well, I was a hard worker. I, eh..My parents- as soon as I was old enough to work, I had to get a job.
Jimmy: Me too. What was that for you, 14?
Chris: My first job- Yeah, 14. I think 14 and a half maybe, I think. I got a job...I worked at a place called "Viking Drive-in." I worked there. I'd, like, flip burgers in a little tiny drive-thru burger joint. It was awesome! I could walk. I could rollerblade there. I rollerbladed everywhere as a kid. I mean, I'm painting a pretty awesome picture of who I was as a kid. 
Jimmy: Yeah. You were a cool kid.
Chris: Really cool. Super cool.
Jimmy: So cool.
Chris: It was really fun.
Jimmy: You would operate the drive-thru?
Chris: I would operate the drive-thru. I'd take people's orders. It was right in kiddy corners at this place called Mini Mart, which is, like, to hang out. It's a small town with maybe 7000 people when I lived there. Lake Stevens, Washington. People would go- get out of their car and go into Mini Mart. And I would be hidden in Viking Drive-in over the intercom and I would mess with them. I'd be like, "Hey, buddy. I need your help!"
Jimmy: People looking around. "Who's saying that?"
Chris: I'd be like, "It's me, God."
Jimmy:  Coming from the Drive-thru speaker. Like "This is a calling. God is talking to me." But it must have been pretty good to have your own pocket money at 14.
Chris: Yeah. It was good. Well, here's a lesson I learned. Because- the lady who owned the place was like, "Listen, if you ever want to eat something, just eat something. Just make sure you write it down. We'll give it to you for half price and we just take it out of your check." So I was like "Cool!" So this is kind of a credit system. And I worked there for- I think I got paid every two weeks and I got my first check. They were like, "Ok, let's just see, here's what you got- Oh you owe us $80." I was like, "What!?"
Jimmy: You owe them and you go "I've gotta work here." You ate a lot of burgers.
Chris: Yeah, I ate a lot of stuff.
Jimmy: That's good stuff.
Chris: That's good stuff.
Jimmy: How about your son. Now, how old is he?
Chris: He's now two and a half. 
Jimmy: Two and a half. He's gonna work, yeah?
Chris: Yeah, we're trying to get him jobs now.
Jimmy: Absolutely. What does he do? Is he saying things?
Chris: Man, he loves trucks. He loves everything- trucks, cars, automobiles. He- he thinks...He thinks I'm a firefighter.
Jimmy: Why?
Chris: I don't know. I know this because I'd say "Hey, bud. I'm gonna be back tomorrow. I've gotta go to work." and he'd go, "Um, are you going to work on your firetruck?" I'm like, "Yes, I am. Yes, I am, son."
Jimmy: You'd just go "Sure, Of course. That's right."

★この動画の文法チェック★

<過去の習慣をあらわす助動詞would>


ドライブスルーのオペレーターだったの?
You would operate the drive-thru?


助動詞wouldには、「過去の習慣」をあらわす意味があります。ドライブスルーのオペレーターの仕事は一回だけじゃなくて、一定期間習慣的にやるものですから、ここではwouldが使われます。そのあとのクリスがいたずらを説明するところも、I would(I'd)と言っていますから、一回だけじゃなくて何回もやったのね、ということがわかります。

As soon as I was old enough to work, I had to get a job.
就労可能年齢になったらすぐ、仕事をしなければならなかった。
飲酒や運転、就労などの法定年齢について英語ではどのように言うのでしょうか?
法定年齢=legal age

飲酒が認められる年齢は、
legal drinking age
legal age for drinking/ to drink
というふうに言います。

では、たとえばお酒を店で購入するときにどう聞かれるかと言うと、
たいていは
"ID, please."
と、身分証明書を見せるように言われます。
または、
"Are you old enough to buy alcohol drinks?"
と聞かれることもあるでしょう。

クリスの言っているI was old enough to workというのは、法律で定められた年齢、つまり就労可能年齢のことを言ってます。それに対してJimmyが、"What was that for you, 14?"というのは、「あなたにとって」ですから、つまりクリスが育った州での法定年齢は何だったか聞いているわけです。

I'm going to → I'm gonna →I'mma

I'm going toが口語では、I'm gonnaというふうに省略されるのはご存知だと思いますが、実は、I'm gonnaですら非常にしばしば省略されてしまうのです。
省略されると、発音はI'mmaという感じで、gの音は消え去り、さらになぜかnの音がmに変ってしまいます。不思議ですよね。
クリスが息子さんに、「明日帰ってくるからね」と言う場面でも、
I'm gonna be back tomorrow.ではなく、
I'mma be back tomorrow.に聞こえると思います。
 
***
いかがでしたか?
クリスはここ2年でものすごく忙しくなったわけですが、ジュラシック・ワールドなどのシリーズものが終わったら、ハリウッドから身を引くことを考えているそうです。有名人の子供という苦労をさせたくないということと、俳優という仕事柄、移動が多くて家族で一緒にいられる時間が少ないことが理由のようです。workとは別のlifeを大事にする姿勢がステキだなあと思ってしまいます。クリスが2014年に出演した映画は、"Highest grossing films"つまり興行成績のもっとも良かった映画のトップ5に2つも入ってますから、お金も十分に稼いだこともあるのでしょうが、お金は稼げば稼ぐほど貪欲になるのも人の常ですから、絶頂期に自分の欲しいものはお金じゃないと言ってしまえるのは強さだなあと思います。


それではまた!