英語スクリプトとともに嗜むおもしろ動画 in English!

英語を動画で勉強したいと思う人!ニュースやスピーチなど、堅い動画だけじゃ疲れませんか?面白い、笑える動画なら、何回見ても楽しめます。同じ動画を何回も見れば、もっと効果的に英語を学べます。このブログは字幕のついていないYouTube動画でも、勉強に活用できるように、何回も見たくなるようなおすすめ面白動画をトランスクリプトとともにアップ+毎回本当に使える表現を紹介していきたいと思います!スクリプトを活用して英語力アップしましょう!

前回に引き続きバージニア州の衝突に関する顛末について書きたいのですが、あの衝突のあとトランプ大統領は記者会見で「どちらの側も悪かった」という言い方をして大炎上しました。

トランプ大統領が白人至上主義グループの支持を得ていることは周知の事実で、トランプ自身も選挙期間中から彼らの支持を拒絶しきれない、なんとも煮え切らない態度をとってきたのですが、今回は死者も出ていますし、さすがにはっきり彼らに対する非難を声明に出すのではないかと思われていましたが、実際にはものすごい確固とした意志をもって、「あれはどっちも悪かった」と言い切ったわけです。
You had a group on one side that was bad. You had a group on the other side that was also very violent.

しかし、"bad"っていう超単刀直入な言葉を使う大統領ってやっぱり珍しいですよね(笑)
それはさておき、この時のトランプの頭には極左グループのANTIFAと呼ばれるグループがあったと思います。
ANTIFAは、アンチ・ファシズムの略です。ナチスのユダヤ人迫害は人々がナチスを体を張って止めなかったから起きた、という認識で、それを教訓に、ネオナチの集まる集会に武装して出かけて行っては殴り合いをするというグループです。暴力に訴えてでも止めなければならない、というのが彼らの主張なわけです。事実、シャーロッツビルにも彼らは出張ってきてました。

たしかに暴力という観点から見れば、どちらの側にも暴力的な人間はいました。
そしてトランプ大統領の言うように、静かに法律に反することなく銅像撤去に抗議していた人たちもいたでしょう。そして暴力を使わずに、レイシストたちに抗議をしていた人も同じようにいたわけです。

ですけど、このトランプのこずるいところは、ANTIFAという暴力的な左翼グループをスケープゴートにしてwhite supremacyに対する批判に手加減をくわえてなあなあに済まそうとしているところです。なんのかんの言って、トランプ支持者と白人至上主義の親和性が高いのは選挙中のトランプ陣営のキャンペーンに来ていた人たちの言動を見ればわかります。トランプにとって、彼の支持者のレイシストな部分ってあんまり触れたくないところだと思うんですね。怒らせたくないし、支持を失うのが怖いから。このバージニア州の衝突に関して語った記者会見で、こんな質問がありました。
Reporter: Do you think things have gotten worse or better since you took office with regard to race relationships?
あなたが大統領に着任してから人種間の関係は良くなったと思いますか?悪くなったと思いますか? 
これに対して、トランプ大統領こう答えてます。
I believe that the fact that I brought in, it will be soon, millions of jobs, you see where companies are moving back into our country. I think that's going to have a tremendous positive impact on race relations.  
それはさ、私が何百万もの雇用をもたらしたっていうその事実を見れば・・今企業が続々と国内に戻ってきてるからね、そのことをもってすれば、人種間の関係の問題にもものすごいいい影響を与えることになると思いますよ。

忘れられた人々、不遇な白人が仕事につける状況に戻れば、人種差別問題は解決に向かうだろうと言っています。自分の生活に不満だから弱いものに刃を向けているんだろうという認識なわけですね。だからトランプ自身がレイシスト的な思想に染まっているわけではないのでしょう。反グローバリズムでアメリカに工場を持ってくるというような公約で選挙戦を戦いながら、わざとレイシズムや白人至上主義は見ないふりをして、というかむしろ焚きつけて盛り上げて、それで勝利しました。レイシズムを利用したんですね。そして今も支持率を落とさないためには、なるべく反レイシズムのカラーは出したくない、というのが本音だと思います。だって支持者層がレイシストなんですもん。
だからそういう思惑もあったところにANTIFAという恰好の標的が飛び込んできてくれたので、それを強調することでまんまと議論を煙にまいてみせた、というところではないでしょうか。記者会見を見ればネオナチに対する非難はして見せても、白人至上主義に関しては本当に口にしたくないというのが見え見えです。1,2回しか口にしてないんじゃないでしょうか、この単語。

ネオナチや白人至上主義を非難するんだったら、ANTIFAもひっくるめて暴力行為に対する非難を明確に言えばいいわけです。それを言ったうえで、はっきりと遠慮せずにネオナチと白人至上主義者の信条は支持しないと言えばいいのです。それをもごもごはっきり言わずに、右も悪いけど左だって悪いだろ、という言い方をするから、右は悪くないと言ってるように聞こえてしまう。右は悪いと声を大にして言いたくないから、どっちもどっちと言っている。そうとしか思えません。支持率維持のためにいまだにレイシズムを利用してるわけです。


亡くなったHeather Heyerさんのお母さんは、ちゃんと言ってましたよ。
暴力に訴えるな、って。
それはネオナチグループなどの側だけじゃなくて、左の方も。
「Heatherの名を使って暴力行為を働くな」ってちゃんと言ってましたよ。
暴力行為やヘイトに走るのではなく、みんなが今やらなきゃいけないことは「居心地の悪い会話」をすることだ。みんなが意見が違って、みんながお互いに頭にくることがある。それでも怒りを暴力やヘイトに変えずに、気まずい会話を嫌でも続けなきゃいけないって。

というわけで、本日の動画はそのSusan Broさんのスピーチです。
このお母さん、根性のすわったお母さんです。とても正直に気持ちを語っていて、リベラルとか左翼とか右翼とかの言論人のポジショントークを寄せ付けない強さがあります。
正直に言って、こういうスピーチは英語でしか聞けません。日本語の世界にはこういう胸に突き刺さるような言葉に触れる機会は非常に少ないと言わざるを得ません。英語を学ぶメリットはそこにもあるのかもしれませんね。

字幕付きです。




<<日本語訳>>

ヘザーがフェイスブックに書いて今ではいろんな人に知られるようになった言葉、「あなたが怒りに燃えていないのなら、それはあなたの関心が足りないということ。」
あの子は関心をもっていました。私たちにもそうするように言ってた。だってね、あの子と一緒に囲む食卓は、私たちにとってはあの子の御高説を拝聴しなきゃいけない試練の場だったんだから。あの子の話を聞いて、会話をして、それからだいたい言い合いになる、そういう試練の場。それはもう毎回そうだったから、夫なんて「俺は車の中でゲームしてくるから」とか言って行っちゃうし、私とあの子はバーベキューの脇に座り込んでずっと話してた。私は聞き役だったり、話し合ったり、やっぱり聞き役になったりして、いろんな話をあの子とはしました。政治の話もしたし、なんでも話した。あの子にとって納得がいくこともいかないことも全部。会社のこととかもね。とにかくあの子はしゃべった。本当に本当にしゃべり好きな子だったんです。彼氏もいなかったから、ほかに誰も聞く人がいなくて必然的にママが聞き役になってたわ。でもそうできてよかったなと思います。
自分の子供を埋葬することになるなんて誰も思いませんよね。子供のお葬式の写真を撮っておこうなんて思わない。写真をくださいって言われてね、そんなの見つからないわけよ。子供のころの写真しかないの。結局フェイスブックの写真を使うことになったわ。だってしょっちゅう会ってたからね。月に2回は会ってたし、メールもしょっちゅうして、寝る前にはフェイスブックで「愛してる」って言い合って・・「元気にしてるの?」「うん」「愛してる」ってね。だから愛情は伝えられてたと思うからそこに後悔はないの。愛する人の写真は撮っておいた方がいいかもね。いついなくなるかなんてわかんないんだから。でも、まああたしが言いたいことっていうのはこうよ。
今回の事は本当はみんなが言うほど大したことじゃないのかもしれない。これで何かが変わるなんてことはないかもしれない。「家族だけでひっそりお葬式をしようか」とも思った。でも、それじゃあヘザーらしくない。あの子を知る人はみんな「ヘザーらしい逝き方だ。死ぬ時も世界を巻き込んでいくような子だった」って。あの子は本当にそういう子だった。小さい時から。そしてこれからもあの子は世界を巻き込んでいくでしょう。
ヘザーはやさしい思いやりのある子だった。でもそれだって別に特別なことじゃない。大抵の人はやさしくて思いやりがあるもんです。人を助けることを厭わない人はたくさんいます。じゃあなぜヘザーの死がこんなに多くの人の心に触れたのか。それはきっと、あの子がやろうとしたことは大それたことじゃないってみんなわかっているからだと思う。命を落とすようなことじゃない。命を犠牲にしないとできないことじゃないんです。彼らはあの子を黙らせようとして殺しました。だけどごらんなさい。その結果あの子の声は何倍にも大きくなった。

私の希望は一つです。みなさん、やさしいみなさんが「何ができるでしょうか」と尋ねてくれる。世界中の人がヘザーの死に際して思うところを書いてくれていて、それをいくつもいくつも読み続けています。いくつもいくつも・・。私の希望は、それがもっと広がっていくこと。絶えることなく。これは始まりなんです。ヘザーが残してくれたものの。これで終わりじゃない。みなさん、自分の心のなかにある「声をあげよう」という小さな炎を見つけて欲しいのです。
「世界がよりよくなるために、わたしができることは何だろう」
「あれは不公正で間違っているんじゃないだろうか」
見ない振りしたくなりますよね。めんどうに巻き込まれたくない。声をあげたらうっとうしいと思われる。上司に変な目で見られるかも。そんなの関係ない!自分を責め立てなさい。ヘザーがそうしたように。そして実行するんです。やらなくてもいいことをやるのです。自分で動いて何かを変えるんです。
ヘザーは高卒。聖者じゃない。ああ言えばこう言うホントに育てにくい子だった。いや、本当なのよ。だけどね、あの子は自分でそうと決めたら絶対にゆるがない子だった。それなんです。その燃えるような信念を持ちましょう。行動をしましょう。広げましょう。居心地の悪い会話をしましょう。簡単なことじゃないよ。「どうして辛いの」話を聞くことは簡単じゃない。「でも私はこう思うよ。同意できない」「でも私はここに座ってあなたの言うことに静かに耳を傾けます。」そう言うことは簡単ではありません。
単に、適当なところで握手してKumbaya(同意するふりをすること)なんて言って、お茶を濁したりしない。なんでもかんでも許し合えばいいってもんじゃない。それが最近の流行りなんだろうけど。だけど現実にはね、考え方がどうにも合わないってことはあるんです。自分と違う考え方にみんな怒りを感じるんです。ただね、その怒りを、憎しみや、暴力や、恐れに向けていくことはやめましょう。そうじゃなくて、その怒りを、道義的に正しい行動に変えていきましょう。
今、ヘザーの名前を使って、血みどろの大暴れをしている者がいる。同じ時に、この場所には、互いに耳を傾け、話をしようという思いで来てくれているあなたがたがいます。ゆうべ、ニューイングランドでは、ヘザーの名のもとに人々が平和的に集まり、そして厳しい語らいがなされました。その語らいがどんな感じなのか知りたい人はフェイスブックを見てね。本当にね、乱暴ですよ、けっこう。だけど、それはあくまでも「語らい」なんです。会話をしていかないといけないんです。それだけがヘザーの炎を絶やさない方法。胸に刻んでください。「あなたが怒りに燃えていないなら、それはあなたの関心が足りないということ」
関心を持ちましょう。何が問題なのか見つめましょう。無視しないで。目をそらさないで。しっかり意識して目を向けるのです。そして「これを変えるには自分には何ができるか」問いかけてください。そうすることでみなさん、私の子供の死を価値のあるものにしていただくことができます。そりゃ子供が生きてた方がずっといいけどさ、死んじまったのなら、それを無駄にはさせないよ。






アメリカはバージニア州、シャーロッツビルで白人至上主義者やネオナチグループ、なんだかわからないけどやたらものものしい民兵組織などが大挙して訪れたあげく、カウンターとして集まっていた人々に右翼の男が車で突っ込み、一人の女性が殺害されるという事件があったことは、みなさまご存知だと思います。

この右翼の男、20歳かそこらだったんですけど、彼の通っていた学校の先生が言うには、もう高校生の時から白人至上主義の思想に染まっていたらしいんですね。

そもそも、なぜこの人たちが集まっていたかというと・・

簡単に言うと、アメリカ南部の州では南北戦争のアメリカ連合軍(南部同盟)の英雄の銅像がそこかしこにあったり、今もいくつかの州ではConfederate Memorial Dayとして南北戦争で戦った南部の兵士たちを称えるための祝日があったりします。のですが、アメリカ連合軍というのは奴隷制度を維持するために戦ってたわけで、そんな奴隷制度を礼賛するような銅像を裁判所の前などに堂々と置いておくのはまずいだろうということになったわけです。それで撤去しようとした市側に、「南部の英雄の銅像に変なことするな!奴隷制度なんか関係ない!おれたちは勇敢に戦った自分たちの先祖を誇りに思ってるだけだ!」という人たちが反対している、と。
なんとなくもっともらしく聞こえる主張なんですが、「奴隷制度とは関係ない!」と言いながらも、奇遇にもその集会に集まった人たちは白人至上主義の思想をお持ちの方々がなぜか多かった、という状況なわけです。
そして、このデモ"Unite the Right(右翼よ団結せよ)"を組織した人物、Jason Kesslerもまた、「マイノリティーの人口増加は白人大虐殺に等しい!」とかなんとか言っているような人物なわけです。

だから、
「南部は独立のために戦った!我々は自分の先祖と歴史を誇りたいだけだ!」という彼らの主張は一見もっともらしく聞こえますが、現実を俯瞰してみるとこの南部の銅像というのは白人至上主義者が自分たちの主張をオブラートに包んで示威行動をするための口実として使われているというのが現状です。なんか日本でもお盆のころに同じような主張が聞かれるような気がしませんか?「英霊をたたえる」と言っている人たちが、その思想を見ると何故か共通して危ういナショナリズムの傾向があるからこそ批判を受けるわけです。

トレバーノアのThe Daily Showでは、4月のConferderate Memorial Dayに合わせて番組をやっていました。「自分の先祖と歴史を大切にしたいだけ」という主張の矛盾点を突いています。字幕はほぼ正確なので字幕をつけてご覧ください。


(関連記事「燃えるトランプ大統領とバージニア州衝突被害者の母の言葉」にて亡くなったHeather Heyerさんのお母さんのスピーチを紹介しています)

<解説>
First of all, the Confederacy fought the civil war to defend slavery. Why would you honor that?
第一に、南部同盟は奴隷制を守るために南北戦争を戦ったんでしょ。なんでそれをたたえようと思うの?
Secondly, what are black people supposed to do on this holiday?
第二に、黒人はこの祝日をどう過ごしたらいいわけ?
You're just sitting around like, "Man, this some bullshit!"
家で「筋の通らん話やで、しかし」って言ってるしかないでしょ。
"So, I either don't get the day off, or I support slavery? Man, I'll take the day off but I'm watching BET the whole time!"
「今日休まないか、奴隷制度に賛成するかの2択かい?俺は休むよ。けどなあ、今日一日BET(黒人TVチャンネル)観まくってやるからな!」

bullshitは「もっともらしい体裁だけど、ほんとはハリボテの議論だ」という対比的な意味があって、日本語では「たわごと」とか「ただの建前」とか「ゴタク」みたいに言いますね。「嘘」とも言えますが、根底にあるニュアンスとして、「もっともらしい体裁をつくろう」という行為があるときに使います。「南部の勇敢な英雄の英霊をたたえる」と言えば聞こえはいいけど、それを奴隷制度と本当に切り離して考えることは可能なのかという点では、「いや、そんなのただの建前でしょ」というリアクションが聞こえてきます。だって、そう主張する人たちの思想を詳しく聞いてみると、なんだか奴隷制度もけっこうアリだと思ってる節が垣間見えるのですから、余計bullshitと言いたくなります。


で、このConfederate Memorial Dayに参加した南部同盟の軍服に身を包んだおじさんがインタビューに答えていますが、彼の主張とは・・

It's so wrong for those folks with contemporary agendas to try to tell us who we're supposed to remember and how we're supposed to remember them. These are our families, our people, our ancestors, and they lived in their own times just like we live in ours.
今現在自分たちが問題にしたがっている事を持ち込んで、われわれが思いを馳せる人々にケチをつけたり、そのやり方にケチをつけたりっていうのは間違ってると思うんだよな。この人たちはわれわれの家族であり、仲間であり、ご先祖だよ。彼らは自分の時代を一生懸命に生きていたんだ。われわれと同じにさ。

うーん。もっともらしく聞こえますねえ(苦笑)contemporary agendaのagendaというのは辞書を見ると「課題、議題」となっています。でも会議とは関係ない普段の会話で使われるときは、「隠された意図、底意」というような意味で、要は「たくらみ」といった感じのちょっとイジワルなニュアンスが入ります。ここで、このおっさんが"agenda"と言う言葉を使っているのは、Confederate Memorial Dayに反対したり銅像の撤去を求める人たちが、なにか「たくらみ」があってのことだと思っている、ということがうかがえます。たとえば「白人を追いやってやろう」というような。どうも反対派の言うことを「白人に対する攻撃」だと受け取っているようなんですね。反対派が彼らのいうことをbullshitだと思うのと同様に、彼らも反対派の言うことを一筋縄ではいかない隠された意図のあるたくらみだと思ってるのが非常におもしろい構図ですね。

「彼らは自分の時代を一生懸命に生きてただけさ」というのは、当時は奴隷制度は当たり前だったんだから今の常識から彼らを批判するのは間違っている、という主張です。それに対して、トレバーのツッコミは・・・
We are living in our own time.
You're the one dressed like you need to deliver some letters for the pony express.
僕たちは自分たちの時代を生きてますよ。でもあんたの方は、これから飛脚に手紙を届けてもらうのに持って行くみたいな格好してますよ。
あんたは自分の時代を生きてるって言えるの?と。
つまり・・・
I never understand this argument when people go, "Hey, back then, they didn't know what they were doing. They didn't know what they were doing was racist."
「いや、その当時はわかっててやってたんじゃないんだから。自分のやってることが人種差別だってわかってなかったんだから」って言うけどさ、
Well, first of all, yes they did.
まあ彼らもわかってたんだけど、それはおいといて、
but even if they didn't, you know that now.
彼らが人種差別だという認識はなかったとしてもだ。あんたはその認識が今はあるわけだから。
So, what's your excuse? Why are you putting on the uniform?
あんた自身はどう言い逃れができるっていうの?あんたが今その軍服を着るってことをどう正当化できるの?
It's like saying, "You can't judge a baby for shitting in his pants. He didn't know better. And that's why today, in honor of that baby, I shit my pants!"
それってこういうことでしょ。「パンツにうんちするからって赤ちゃんを責めるな!それが悪いという認識はないんだから。だから今日、赤ちゃんに敬意を表して、僕はパンツにうんこします!」
南北戦争当時は人種差別に対する認識が薄かったとしても、今現在を生きている我々は黒人の人たちの苦しみや奴隷制度の悪を十分理解しているわけで、大人がパンツにうんこすることが許されない(笑)のと同様に、今を生きる我々が南北戦争の南部同盟をたたえることは許されないのだ、ということですね。

そして、動画はさらに続き、トレバーは「南部の人のなかには本当に本気で南北戦争の南部同盟の戦いをたたえることは白人至上主義をたたえることとイコールではない、と信じている人がいるのは知っています」として、しかし南部にある銅像のなかには、そのまんま"white supremacy(白人至上)"の言葉が刻まれているものがある、と。石に彫ってあるんだよ!酔って変なツイートしちゃったどころの騒ぎじゃないんだよ!ということで、それで白人至上主義と切り離すのはちょっと無理があるんじゃないかと言っています。

で、この「歴史をたたえたいだけの人たち」がどういうタイプの方たちか、というのを如実に語っているのが、実際に銅像を撤去する市側がとらなければならない対策の恐ろしいほどのものものしさです。

That's right. City officials are wearing body armor-, full body armor, because they're afraid some radicals with extreme beliefs might kill them.
そうなんです。市の職員はボディーアーマーを身に着けているんだ。極端な思想を持った過激な人々に殺されるかもしれないとの恐れからだ。
I...I  wish there was a word to describe those kinds of people. I mean, if the're brown we'd call them terrorists but, I mean, they're white so... I mean....what? "Misguided patriots"?
そういう人々を言い表す言葉があればいいんだが・・、いや有色人種なら「テロリスト」って呼ぶでしょ。でも白人だからさあ・・「ちょっと間違っちゃった愛国者」って呼んだらいいかな。
業者の車を燃やしたり、他人に危害を加える「極端な思想を持った過激な人々」・・・といえば、テロリストなわけなんですが、トレバーは常々、「アメリカではなんで有色人種が犯人の無差別殺人をテロと呼んで、白人の場合は単に犯罪と呼ぶの?」という疑問を呈してきましたので、ここでもそれをちょろっと出してますね。

そして、歴史を尊重するなら、一部じゃなくて全部の歴史を尊重するために、リー将軍の横に奴隷の銅像も建てたらいいんじゃないかという主張のあとで、売れないmarchandise(グッズ)を処理するためにいつもアフリカに送ってるんだから、「Confederate flag(南部旗)もアフリカに送っちゃえばいい。アフリカの子供たちは喜んで南部旗トレーナーを着てくれるよ(トレバーはアフリカ出身なのでアフリカギャグです)。南部の歴史を尊重したい人も批判されることなく南部旗を眺めることができるじゃないか。まあわざわざそのためにアフリカに行かなきゃいけないことになるけど」と言ったあとに、極めつけのセリフ・・

I know what you're thinking. You're like ,"It may be unfair to have to travel to a foreign continent across the Atlantic against your will." Now you're getting it.
わかりますよ。「行きたくもないのに大西洋を越えて、よその大陸まで行かなきゃいけないのはフェアじゃないんじゃないか?」って?やっと理解できましたね。
奴隷の気持ちが今ならわかるでしょ?ということで、こういう落とし方はうまいなあと思いますね。

負の遺産をどう受け止めるかというのはたしかに難しいところで、われわれ日本人はそれを痛いほど知ってますよね。米や英の白人は戦争に勝ちましたから、戦争自体は負の歴史ではないのではないかと思います。とくにアメリカでは今現在も国家のために従事する軍人さんには非常に強い敬愛の念を持っていますよね。しかしその前の植民地支配や奴隷制度の時代は誰がどう見ても負の歴史であり、その部分の受け止め方をこじらせている白人の人たちがやっぱりいるんですよね。(日本でもそういう人いますよね)

トレバーノアはスタンダップコメディで、たとえば「移民は人の国に来ておいてまで自分たちの文化を維持しようなんてムシがよすぎる」というようなことを言う白人に対して「でもそれってまんま大英帝国がやったことじゃない?」というツッコミを入れたりします。「大英帝国の素晴らしさをわざわざインドまで言いに行ったから今インド人がいっぱいその素晴らしさを見に来てるんでしょ」と。でもそれは「この薄汚い白人どもめ!自分のしたことをよく考えろ!」というふうな白人攻撃ではありません。自分の国にいっぱい外国人や移民が来るのがイヤだと言うのはわかります。でもそうなってしまっているのは実は移民に責任があるのではなく、それは植民地支配をしたからこその結果だとも言えるわけで、実は白人もまた植民地支配という負の歴史による負の遺産を受け継いでいるのだ、ということをトレバーは言ってるんですね。だから歴史を受け止めることが何より大切で、移民を攻撃することにはなんの意味もないし、「移民の増加は白人大虐殺に等しい」なんていう言説はまったく的外れなわけです。これをみんなが理解できるコメディで言った人ってほとんどいないんですよね。そのへんの歴史に光をあててくれる貴重な存在ですよ、トレバーは。


ポリコレ、つまりポリティカルコレクトネスが最近行き過ぎで疲れる、という人はけっこういると思います。たしかにそういう面もあるなあと私も思うんですが、やっぱり奴隷制度は悪だとわかっている現代人としては譲れない部分があるように、もうそれは時代が変わったのであって、ノスタルジーに浸ることにはなんの意味もない部分ってたしかにあります。たとえば日本のバラエティ番組での同性愛者や性同一性障害を持つ人の扱いです。昔はニューハーフと呼んだりオカマちゃんと呼んだりして「異種扱い」をしてましたよね。やたらとぎゃーぎゃーうるさい陽気な人たちというステレオタイプが演じられていたわけです。でも、今のわれわれは「性同一性障害」というものがあって、彼らはとてつもない苦しみを経験しているのだ、ということを理解したわけですから、もうおもしろおかしく見ることはできないと思うんです。たしかに私も笑ってましたよ、昔は。でも今はその裏にある苦しみが見えるからおもしろいとは思えない。昔のニューハーフを見て楽しく笑っていた時代にノスタルジーを感じるかもしれませんが、そこへ戻る、という選択肢はもう消えていることに気が付かないといけないと思うのです。



バージニア州シャーロッツビルの衝突については、これはやっぱり町山智浩さんの解説がわかりやすいのでそちらも合わせて読んでみると理解が深まるかもしれません。

町山智浩 バージニア州白人至上主義者集会の衝突を語る


そしてこちらの関連記事も合わせてどうぞ。
「燃えるトランプ大統領とバージニア州衝突被害者の母の言葉」



それではまた!









とても長い夏休みが明けました。
ああ、一か月近く更新できてなかった・・。
ブログ開始以来一年間、週に1回は更新してたのに。
まあちょっと忙しかったので、ネタ元の動画を見る機会がまったくなかったのです。
こちらNZでは冬。
ただでさえ鬱になりがちな昨今、動画鑑賞という娯楽なしでよくがんばったものです。
ほかには飲むしか娯楽がないこの町で。
まあ必然的に飲む方の比率が上がってましたけど(笑)

さて、Stephen Colbert(スティーブン・コルベア)のLate Show以外の動画は最近は見れてないんですが、
そのレイトショーで英コメディアンのRicky Gervais(リッキー・ジャーヴェイス)が出演した回の動画がとても心に残りまして、ここ最近繰り返して見ていました(←けっこう動画見てるんじゃん)

宗教、とくにスティーブンがカトリックなので、キリスト教について、無神論者であるリッキーと、とても興味深いディベートをしています。


(0:39~)
Stephen:
 Talking about hell before about this tweet about you going to hell, I know that you are an atheist, correct? 
Ricky: Yeah.
Stephen: Ok. People have been debating....that's the devil waiting for you in hell, by the way. Did you want to debate this? Ok. So, Ricky Gervais, why is there something instead of nothing? 
Ricky: That's-, that makes no sense at all.
Stephen: You have to answer my question.
Ricky: That's not the two choices.
Stephen: Those are the choises I'm giving you. I'm the host.
Ricky: I don't-
Stephen: You want to concede the debate? Why is there something rather than nothing?
Ricky: Hold on. What do you mean out of nothing?
Stephen: Why is there something instead of why is there nothing? Why does the universe exist at all? Why is there something?
Ricky: But surely, the bigger question is not "why?" but "how?" "Why?" is irrelevant.
Stephen: Ok fine. How is there something? Because if you think of God as the prime mover, how is there anything instead of nothing? 
Ricky: I don't.
Stephen: Is there a prime mover? Is there a demiurge that started everything? 
Ricky: Well, outside of science and nature, I don't believe so. 'cause the interesting thing is-, this is the thing, right? I am an agnostic atheist, technically. "Agnostics" means-, it means that no one knows if there's a God. So everyone is technically agnostic. We don't know. 
Stephen: That's true.
Ricky: And an agnostic atheist is someone who doesn't know if there's a God or not, as no one does.
Stephen: So, you're not convicted of your atheism. You're not sure.
Ricky: I am. Because atheism is only rejecting the claim that there is a God. Atheism isn't a belief system. Atheism-, so this is atheism in a nut shell. You say, "There is a God." I say, "Can you prove that?" You say,"No." I say, "I don't believe you then." So, you believe in one God, I assume.
Stephen: Uhh, in three persons, but go ahead.
Ricky: Ok. But there are about 3000 to choose from. You know, people believe in... 
Stephen: I've done some reading.
Ricky: Ok, so basically, you believe in-, you deny one less God than I do. You don't believe in 2999 Gods, and I don't believe in just one more. 
Stephen: Right. Do you ever have a feeling of great gratitude for existence?
Ricky: Of course. I know the chances are billions to one that I am on this planet as me and never will be again.
Stephen: I know I can't convince you that there's a God nor do I really want to convince you that there is a God. I can only explain my experience which is that I have a strong desire to direct that gratitude towards something or someone.
Ricky: Of course.
Stephen: And that thing is God.
Ricky: We want to make sense of nature and science. It's too unfathomable that everything in the universe was once scrunched in something smaller than an atom. 
Stephen: But you don't know that. You're just believing Stephen Hawking and that's a matter of faith in his abilities. You don't know it yourself. You're accepting it because someone told you.
Ricky: Yeah, but science is constantly proved all the time. You see. If you take something like any fiction, any holy book, and any other fiction, and distroyed it, in 1000 years time, that wouldn't come back just as it was. Whereas if we took any science book and every fact and destroyed them all, in 1000 years, they'd all be back 'cause all the same tests would be the same result.
Stephen: That's good. That's really good.
Ricky: I don't need-, I don't need faith in science. I don't need faith to know probably if I jump out of window, every other time someone jumped out of window they smashed to the ground because of thing called gravity.
Stephen: And then Satan would be raping you.
Ricky: This is why I'm a good boy.
Stephen: Ricky, please come back and debate something even more important.
Ricky: I will. Sure. sure.



こういう会話になると、もう語彙力とか文法の域を越えて、話法に通じていないと理解が難しいため、語彙が難しくもなんともなくても難易度の高い英語ということになると思います。
とりあえず、日本語訳を描いてみました。

スティーブン:さっきもあなたが地獄に行くっていうツイートの話題で地獄の話が出たけど、あなたは無神論者だという私の理解は正しいかな?
リッキー:そうだね。
スティーブン:なるほど。今も議論が絶えない・・(無神論者に声援を送る観客に)あれは地獄で君を待ち構えている悪魔の声だよ。ディベートする気はある?いいかな。じゃあ、リッキー・ジャーヴェイスさん。何もないかわりに何かあるのはどうしてだと思う?
リッキー:そんな意味不明なことを言われても・・
スティーブン:質問に答えてください。
リッキー:それがたった2つの選択肢ではないはず。
スティーブン:それが君のための選択肢です。司会者は僕だよ。
リッキー:いや・・
スティーブン:負けを認める?なぜ無ではなく何かが存在しているの?
リッキー:ちょっと待って。「無」ってどういう意味で言ってるの?
スティーブン:なぜ何も無いのか、じゃなくて、なぜ何かあるのか。この宇宙はどうして存在しているのか。なぜ、存在があるのか。
リッキー:いやそこは、「なぜ」じゃなくて「どのようにして」と問うべきでしょう。「なぜ」と問うことには意味がないよ。
スティーブン:なるほど、いいでしょう。では「どのようにして」存在はあるのですか?たとえば、神を原動力と考えることで、どのように存在があるのかの答えになりませんか?
リッキー:いや、僕はそう考えない。
スティーブン:原動力はあると考えますか?すべての始まりの創造者デミウルゴスは存在する?
リッキー:科学と自然を逸脱するような存在があるとは、僕は考えない。というのは、ここが議論の要だと思うんだが、僕は厳密には「不可知論的無神論者」だからね。「不可知論」というのは、誰にも神が存在するのかどうかは知り得ない、というもの。だから厳密に言うと、誰もが「不可知」なわけだ。だって誰も本当のことはわからないわけだから。
スティーブン:それはそのとおり。
リッキー:不可知論的無神論者というのは、神がいるのかどうかはわからないという立場の人、と言い換えることができる。でも、それってみんながそうなんだよ。
スティーブン:ということは、君ははっきり無神論者(神はいない)だと自覚しているわけではないんだ。わからない、という立場だね。
リッキー:いや、無神論者には違いない。つまりね、無神論というのは、「神様がいる」という主張に対してのみ否定する立場だ。無神論というのは、それ自体が信じる・信じないの対象ではないんだよ。ものすごく簡単に言うと、無神論ていうのはこういうこと。君が「神様はいる」と言ったとするよね。そこで僕は「じゃあ証明してみてよ」と言う。君は「できない」と言う。で、僕は「じゃあ、君の言ってることを信じることはできないな」となる。君は一人の神を信じているんだよね。
スティーブン:・・・三位一体だから3人だけど、まあ続けて。
リッキー:でも、世界には3千の神がいるんだ。文化によって・・
スティーブン:知識としては知っていますよ。
リッキー:だからね、君が否定している神の数は僕よりも一人少ないだけなんだよ。君は2999人の神を否定していて、僕はそれにもう一人加えて否定している。それだけのことなんだ。
スティーブン:なるほど。存在に対して深いありがたみを感じることはありますか?
リッキー:もちろん。僕がこの星に僕として生まれ出たことの確率なんて何十億分の一で、また自分として生まれてくることは未来永劫ないんだから。
スティーブン:君に神の存在を認めさせることなど不可能ですし、認めさせようとなんて思っていません。ただ私は自分自身の経験を語ることしかできない。つまり、私はそのありがたいという感謝の気持ちを何か、もしくは誰かに向けたいという強い願望を感じるのです。
リッキー:それは自然なことです。
スティーブン:僕にとって、その対象が神なんだ。
リッキー:科学や自然を理解したいと思うのは人間の当たり前の欲求だ。宇宙がかつてこんな小さい原子以下のかたまりに詰め込まれていたなんて話、とても腑に落ちるもんじゃないのはわかりますよ。
スティーブン:でもそれも君にはわからないじゃない。君はスティーブン・ホーキングの言っていることを、彼の知性に信託を与える形で、信じているんだ。君が身をもって知ったことではないだろう。誰かに言われたことを受け入れているだけで。
リッキー:だけど科学というのは常に証明という過程を経ている。こう言ったらわかりやすい。たとえばね、フィクションの本、聖典でもなんでもいいが、それを破り捨てたとしよう。千年後、それがそっくりそのままの形で再現されていることはないだろう。ところが科学の本、事実が書いてある本を破り捨てたとしよう。千年後、それらは同じ内容で蘇っているはずだ。なぜなら、実験の結果は常に同じになるからだよ。
スティーブン:いい論点だ。非常にいい論点だね。
リッキー:科学には信託など必要ないんだ。僕が科学を信じていなかったとしても、窓から飛び降りたらどうなるかわかる。今までそうやった人がみんな地面に叩きつけられたからだ。そしてそれは重力というものがあるからなんだ。
スティーブン:それから悪魔に凌辱されるのですね。(キリスト教では自殺者は地獄に落ちるので)
リッキー:だからいい子にしてなくちゃね。
スティーブン:リッキー、またおいでいただいて重要な議論をしましょう。
リッキー:ええ、是非。


スティーブンは以前からカトリックということを言っていましたが、Late Showでは天井に神様を映し出してかなりふざけたことを言わせたりしているので、てっきりなんちゃってカトリックなのかと思ってましたが、どうやら本当に信者のようです。神の言葉を語ったりするのはblasphemyと言って冒涜行為として禁じられているはずなのですが、キリスト教徒もかなり信仰の程度というか、度合いに違いがあるようですね。

世の中には「信じる」ことへの欲求がより強い人と、「理解する」ことへの欲求がより強い人の2種類があると言われています。
たとえば、日本のネット右翼の人なんかを見ていると、すぐイデオロギーに落とし込もうとするところが、より真実に近づこうとするよりも、「何を信じるか」の選択をより大切にする人たちなんだなあという感想を抱きます。これはどちらが優れているか、ということではなく、もうDNAのレベルで決められているような気がしてきます。「信じたい派」か「理解したい派」か。
私自身はかなりリッキーの考え方に近いのですが、知り合いの牧師さんと話していると、たとえばこの世が科学法則や数学や周波数などで司られていると考えることに「希望がない」とおっしゃられるんですね。私は、そういう法則すら、常に良い方に向いていると考えるので、これほど希望に満ちたことはないと思うわけです。たとえば傷が治るのだって、人間の体がDNAの法則に則って癒しに向かっているわけです。私などはそこに希望を見出すのですが、牧師さんからすると、神がそのように人間の体を作られたのだと考えることではじめて希望を感じるのだそうです。

そういう話を聞いていると、もうこれは遺伝子レベルで感じ方が違うんだと思うんですね。なので、お互いに敵対心を持つことは不毛としか言いようがありません。スティーブンとリッキーのディベートはそういう意味でも、どちらが勝つとか負けるとかではなく、そして議論は必ず平行線に終わるのだとしても、お互いがお互いに敵対心を持たないことを確認し合うという点において非常に有意義なものだと思います。


それではまた!

ドナルドトランプ大統領就任からずっと、ファーストレディのメラニア夫人はワシントンD.C.のホワイトハウスに居を移すことなく、NYのトランプタワーに住み続けていました。一つには、息子のバロン君の学校が学年末を迎えるまではニューヨークにいる、ということでしたが・・。
ついに先週、メラニア夫人はホワイトハウスにお引越ししてきました。
そこで、Stephen Colbert(スティーブン・コルベア)のLate Showに出演し、インタビューで近況を語っています。
・・と言っても、もちろんメラニア夫人本人ではありません(笑)ご本人がメディアで単独でインタビューを受けるということは、まずないです。相当に言論統制の効いた場でない限り。
この女優さん、Laura Benanti(ローラ・ベナンティ)という方で、以前レイトショーのインタビュー中にメラニア夫人のモノマネをしたらまるでドッペルゲンガーのようだと絶賛(?)され、それ以来メラニア夫人として何度かインタビューに呼ばれています。

どれもおもしろいので是非見て欲しいのですが、一番印象深いのは選挙当日の夜の選挙特番生放送中のインタビューです。
選挙の夜のその時間帯と言えばもちろんもうヒラリーが勝っているだろうと予想されていたわけですが、当日蓋を開けてみたらトランプがどうも勝ちそうだということになり、まさに終末が訪れたかのようなあの雰囲気の中で出演することになってしまい、あの生インタビューは本当に・・・もうなんとも言えない絶妙な空気でした(笑)
敗者の妻役を演じるはずだったのに、もしかしたら本当に大統領夫人になるかもしれないという急展開。コメディー泣かせですよね・・。出演を中止しなかった制作側もすごいと思いました。当日は笑えませんでしたが。
今日のインタビューではメラニア夫人、ホワイトハウスに引っ越してのご感想をお述べ遊ばされています。では、どうぞ!


Colbert: Welcome back, everybody. You know, ever since Donald Trump took office, he has been a bachelor in the White House. They say he's been lonely, he's been isolated, he has put on weight, and it's really starting to show. Here's Trump at the Inaugulation. Here's what he looks like now. Ok? All right? Yeah. Yeah.
But those bachelor days are over forever, because this weekend after almost five months of living apart, Melania Trump moved into the White House. It's like their second honeymoon, and for Donald, his fourth. So, how are things going? Here to tell us live via satelite from the White House, please welcome, Melania Trump. Thank you.
It's an honor to have you with us. Thank you for joining us, Madame First Lady. 
Melania: My pleasure, Stephen.
Colbert: So, how are you adjusting to life in the White House?
Melania: Oh, I couldn't be happier. See? These are my happy eyes. It was so lonely in New York doing whatever I wanted whenever I wanted. I called it my prison of freedom. 
Colbert: That sounds-, that sounds lonely. Now, you were the only First Lady in modern history not to move into the White House with the President. Why was that?
Melania: Well, after the Inaugulation, Baron had to finish school. Then I had to wait for the Comcast guy to come to turn off my cable. But now, there is nothing. No reason whatsoever why I shouldn't be in the White House. You could look for an excuse, but trust me, you will not find one. Hahahaha....
Colbert: Ok. That's nice. And Ma'am, now that you're living in the White House, I'm sure you're anxious to get started on the issue you talked about during the campaign.
Melania: Oh, definitely. I cannot wait to start fighting....illiteracy?
Colbert: It was actually cyber bullying.
Melania: Cyber-bullying the illiterate. It's so cruel. They can't even read what these bullies are typing.
Colbert: That's an inspiring message. So, now you're down there, are you all moved into the White House?
Melania: Oh, yes. I brought everything I need for a long stay. A toothbrush. 
Colbert: A toothbrush? Really? That's it?
Melania: Oh, no no. I have a few other things like this picture of the most cherished moment of marriage to my husband.
Colbert: I, I, I think that's actually-, isn't that you slapping away his hand in Israel?
Melania: Fake news, Stephen! It wasn't a slap. His hands are so small I thought it was a mosquito.
Colbert: Ok. That checks out. Can't be too careful. Can't be too careful.
Melania: And of course, I never go anywhere without my rollaway ladder. So in case of emergency, I can escape from a second-floor window. 
Colbert: With your husband?
Melania: Oh, ok.
Colbert: Well, you're arriving at the White House at a very dramatic time. After James Comey's testimony last week, some people are talking about impeachment.
Melania: They are!? I mean, they shouldn't say such things, Stephen.
Colbert: So, you expect your husband to serve out his entire term?
Melania: Oh, yes. We will be together in the White House for 1,315 days, 11 hours, 55 minutes and 20 seconds.
Colbert: Wow, that's pretty precise.
Melania: Yes, and accurate. But here's the thing: America took a vow, and Donald Trump is our president for better or worse, for richer or even richer, in sickness and in no health care. We must honor that no matter how often America fantasizes about being with Justin Trudeau. We stay. We make the best of it. And you'll find in your greatest moments of doubt, you can always drink. Make America grape again!
Colbert: Melania Trump, everybody! Madame First Lady, what an honor to have you. We'll be right back with Olivia Wilde. Stick around! 



やっぱりこの人おもしろいです(笑)
お笑いのセンスがある人を、英語ではたとえば、
She has a great comedic timing. 
と言ったりします。つまり、「間」がいいということですね。
この人は、スロベニアなまりとコメントの間に挟まれるメラニアのモデルポーズの間がすばらしすぎて何回見てもうまいなあと思ってしまいます。
本業はミュージカル女優さんなんですが、たぶんこのLate Showのメラニアインタビューもかなりのギャラをもらっていると思って良いでしょう。仕事のチャンスと言うのは思わぬところに落ちているものです(笑)

It was so lonely in New York doing whatever I wanted whenever I wanted . I called it my prison of freedom.
NYでは本当にさみしかったわ。なんでも好きな時に好きな事をできるんですもの。いわば、自由の監獄ね。

いいセリフですね(笑)メラニア夫人の5か月間の自由、満喫したでしょうか。けっこうトランプ大統領と一緒に外国に行ったりしていたので、完全自由行動ではなかったようですが。


No reason whatsoever why I shouldn't be in the White House. You could look for an excuse, but trust me, you will not find one. Hahaha....
私がホワイトハウスに住まない理由なんてもう何もないの。何か口実を見つけようとしたって無駄よ。もうなんにもないから。おほほほ(泣)

バロン君の学校が終わって、ケーブル会社も解約してしまって、もうすべての口実は使い尽くしたメラニア夫人。泣いてますね(笑)

no~whatsoeverは、とにかく「なんにもない。ゼロ」という時に強調の意味で使う表現です。
Googleで「no whatsoever」を検索すると次のようなものが候補に出てきました。
no energy whatsoever
I have no energy left whatsoever.
もうなんの力も出ない。

no problem whatsoever
There was no problem whatsoever.
まったく何の問題もありませんでした。

no chemistry whatsoever

My sister set me up with one of her friends but no, no chemistry whatsoever.
姉ちゃんが友達紹介してくれたんだけど、全然相性合わなかった。

I cannot wait to start fighting....illiteracy?
もう待ちきれないほどですわ、えっと・・識字率の改善に取り組むのが。

選挙キャンペーン中に、大統領夫人としてどんな活動に取り組みたいか問われたメラニア夫人は、cyber-bullying、つまりネットいじめの問題に関心が強いと答えていました。こちらのメラニア夫人はすっかり忘れていたようですが、本人はたぶんまだ覚えてるんじゃないでしょうか。たぶん。

picture of the most cherished moment of marriage to my husband
私の夫との結婚生活で一番大切な思い出の時をとらえた写真
イスラエルの空港で後ろを歩む妻に差し出した手を思いっきりピシャっとやられてしまったトランプ大統領。思い出深い瞬間です。


ここではslapという単語を使っています。こちらはビンタするという意味で一番使われます。
ほかの記事などでは、swatという単語が多く使われていました。こちらはハエを叩くという意味で一番使われます(笑)

We must honor that no matter how often America fantasizes about being with Justin Trudeau.
(大統領任命の宣誓を)尊重しなければなりません。アメリカがどんなにジャスティン・トルドーとの逢瀬を妄想したとしても。

「カナダいいなあ・・・」というのは、アメリカ人の半分が思っていることでしょうね。


***

最後、ワインを一気に飲み干すメラニア夫人。
トランプ大統領はお酒を召し上がらない方ですが、メラニア夫人はどうなんでしょうね。
ホワイトハウスで世界最高の美酒を浴びるように召し上がる姿が目に浮かぶようですね(笑)

さて、ホワイトハウスについにやってきたメラニア夫人。大統領夫人としての職務(・・って決まってないですよね)に本格的に乗り出すのかどうか、注目されます。

それではまた!









今日は前回の続きです。

野生動物と生涯をともにした「クロコダイル・ハンター」こと故Steve Irwin(スティーブ・アーウィン)氏の一生と悲劇的な死については前回記事をご覧いただければと思います。

今日は、クロコダイル・ハンターの息子としてオーストラリア動物園で育ったRobert Irwin(ロバート・アーウィン)君(13)がジミーファロンのTonight Showに出演したときのインタビュー動画で英語を学びたいと思います。

前回記事にも書きましたが、ロバート君は赤ちゃんのときに父のスティーブにワニに捧げられそうになった経験があります。そんな過酷な(?)時代を乗り越え、お父さんの死後はオーストラリア動物園で自ら仕切ってショーをやったりファンドレイジングのイベントなどもこなしているため、13歳にしてもうすっかり一人前のプレゼンターぶり。特に動物について熱く語る姿は本当にお父さんの魂が乗り移ったかのようで、スティーブの番組を楽しく観た覚えのある人にはなんとも感慨深いものがあったのでしょう。この動画はYoutubeで1千万ビューを超えることになりました。

英語としてはオーストラリア英語で、ニュージーランドに住む私にもなじみ深い表現がいっぱいでてきます。そしてこの動画のコメント欄でもたくさんの人が言っていますが、彼の話し方は礼儀正しく表現も豊かで思いやりがあって、ポジティブで嫌味がなく、謙虚でそれでいて自信にあふれている・・もう挙げ出したらキリがないほど素晴らしいものです。まあ性格ということももちろんあるんでしょうが、英語学習者としてはどうせならこういう話し方を真似っこしてみたら、もしかしたら自分の性格も変わるんじゃああるまいかと、そんなはかない夢を抱いてしまうほどです(笑)

英語話者の良いお手本としてご覧ください。
それではどうぞ!
(スマホでトランスクリプトが途切れてしまう場合は画面一番下のPCモードボタンでPCモードに切り替えてご覧ください。)


Jimmy: I love your stuff. I see your shows and stuff like that. And I loved your dad so much. Steve Irwin.
Robert: Thank you so much.
Jimmy: This is the cutest. It's you and your dad.
Robert: It is. Aww. So, that's actually a little Green Iguana. They love flowers. They love the hibiscus flowers. It's like catnip for them. They just love it!
Jimmy: I love it.... This is-, it's so cool to see you like this. You're actually-, you're dad! I mean this is like, you're so excited.
Robert: Well, my dad was actually on the Tonight Show quite a while ago. And so, it's really nice to be able to follow in his footsteps. It's really great.
Jimmy: I love your enthusiasm. You love animals. You love the wildlife.
Robert: Absolutely. You know that is just in my blood. My family and I were-, I've actually grown up at Australia Zoo. I think I'm the luckiest kid on Planet Earth.
Jimmy: I know this. Growing up, this is your buddy. 
Robert: Yeah. This is the beautiful Siamese elephant. She's very cute.
Jimmy: You guys host fundraser every year in your dad's honor.
Robert: We do. So, it's called the Steve Irwin Gala Dinner, and this year, it's in L.A on May the 13th. It's all about celebrating everything that dad loved. And it's a really big fundraser to raise money for Wildlife Worriers. We're encouraging everyone to come and join us.
Jimmy: Oh yeah, he did so much. You're doing so much. wildlifeworriers.org. Now, you've brought some animals, eh ,with you tonight. I'm a little-, I gotta be honest, I'm a little afraid of animals, so.... 
Robert: That's all right. We hope you overcome your fear. Thank you.
Jimmy: That looks dangerous.
Robert: All right, so....
Jimmy: Are we having a-, is that a picnic?
Robert: Not quite. So, this one.This is Beetlejuice. The African Dwarf Crocodile. Isn't he just amazing? He's gorgeous! Now, would you like to pat him? Would you like to give a little pat?
Jimmy: Yeah. Does he have teeth or something?
Robert: Yeah he does. He does. But my dad called them "Frogs with sharp teeth." You've got nothing to worry about.
Jimmy: Ok...
Robert: There you go. Pat him on the tail.
Jimmy: Don't be-, you're not gonna move, right? are you?
Robert: No, no. We'll be all good. We'll be all good. There you go! Well done! That's amazing! Good job!
Jimmy: C'mon. Really?
Robert: These crocodiles are amazing 'cause they're just like modern-day dinosaurs. They're so special.
Jimmy: They're so cool. I love-
Robert: Yeah, aren't they amazing? Don't you love his eyes?
Jimmy: Yeah, I like dots around his mouth.
Robert: Yeah, it's like a little leppard.
Jimmy: Yeah, exactly. Beautiful. Is he gonna grow up and become like a giant? 
Robert: Well, he'll only be about 5 feet, so not too massive, but....
Jimmy: Ok...
Robert: Back in Australia, we've got Saltwater Crocodile. And they grow to about 16 feet in length. They're massive. They're huge.
Jimmy: That is ridiculous. Well, it was nice meeting you.
Robert: Bye. There you go. Thank you Beetlejuice. Ok. So, next stuff. We've got really fun animal. Hey! This is Micky. This is Micky. He's a Screaming Armadillo. How cute is he? Oh, it's ok.
Jimmy: He looks like Donald Trump's hair. I've never seen the other side of it, but yeah, that's it!
Robert: He's amazing. So, he's an armadillo and you can see the armor plating that he has. And his defence mechanism is to make this wild screaming noise. So, I'm gonna give him a little tickle 'cause when tickled sometimes he has a little, a little talk. What do you think? Let's see. Do you want to give him a little tickle?
Jimmy: Sure.
Robert: On his little belly. No, he loves it. It's OK. There you go. Oh, good job!
Jimmy: I think he's pushing me away.
Robert: Yeah, I think he is. Are you gonna make a little noise? What do you think? What do you think? No? Well, you know, his mother is very good at making him talk, so, what do you think? Jamie, do you want to come on up? Thank you.
Jimmy: Is she his mother?
Robert: There you go. So, just be warned. It's very loud, and it doesn't stop. It's like a car alarm.
Jimmy: Oh my god. He's really cute! I'm sorry, buddy. 
Robert: He's like a little baby.
Jimmy: He really is cute. I want one. I know. I know.
Robert: He's got a lot to say.
Jimmy: He's got a lot to say. Well done. Give him some food. Great.
Robert: That's awesome.
Jimmy: I love him.
Robert: Next animal. I want you to come around for this one. Is that OK? All right, come on up. So, this next one is a lot of fun. One of my favorite animals. And her name is Lady.
Jimmy: Of course, it's Lady. They trick you with the name and it's like an evil thing.
Robert: Oh you'll love it! It's Beautiful!
Jimmy: What is it? What is it?
Robert: Hey, Lady. There you go. Wanna hold her?
Jimmy: Ahhhhhh!
Robert: Oh, good job! She is actually maybe constricting you a little bit.
Jimmy: She is. She's trying to kill me.
Robert: No, you'll be fine. But they do have an interesting way of catching their prey. They go in this S position, and then all of a sudden they strike and grab their prey and coil around it. That's how they kill them. Isn't that just fascinating? Oh look, I think it wants to say hello.
Jimmy: Oh yeah, I feel like, that's the letter S. He's squeezing my hand.
Robert: Ok, how about this? Oh. Now he's squeezing me. Oh right, you got it?
Jimmy: I don't want you getting squeezed.
Robert: Oh look.
Jimmy: Oh no! Get away from me!
Robert: That's all good. Good job. 
Jimmy: You got it? All right, buddy. There you go. Now I'm squeezing you. I'm squeezing him. I don't know what to do. It's my defense mechanism.
Robert: Next, I think i'm gonna...do something more cute and fluffy for you.
Jimmy: That's good. Let's do it.
Robert: Come on down here. This is a beautiful animal from the National Aviary.
Jimmy: I love sloth.
Robert: This is Valentino. A little 8 pound baby sloth. Oh he's just beautiful. So, I'm gonna grab some vegetables. He loves his veges.
Jimmy: Where do you find this type of animal?
Robert: So, these ones are actually occuring in South America. He's got very soft fur and he loves his veges. But an interesting thing with these guys is as you can see they are hanging upside down. And they are very good at climbing. In fact, they spend pretty much all of their life in a tree and they're the slowest moving mammal on the planet.
Jimmy: Oh really. You gotta see me at gym.
Robert: You're welcome to pat him. There you go. So soft, isn't he? This is an 8 pound sloth, and he doesn't really like to be held, but I've got a 25 pound sloth who loves cuddles. So, this is Serenity. So, she'll just wrap around you. There you go. Well done! She loves grapes.
You know what? I think, I think it's official. You're the Sloth Whisperer. You're amazing. You really are.
Jimmy: I thought you were gonna tell that you were leaving. I was like, "Please don't". Oh, she's eating me. Does she think I'm a tree right now? I'm a talking tree?
Robert: I think so. I think she really likes you. She really does.
Jimmy: She likes grapes?
Robert: Yes, she does.
Jimmy: The other one likes veges and she like grapes.
Robert: She'd actually occasionally eat a little egg as well. You want a little egg? These ones are so funny because they're actually so slow moving that moss and algae can actually grow on their fur.
Jimmy: Is that right?
Robert: Yeah, it's pretty crazy, isn't it?
Jimmy: Get it together. I love this. I love you. Thank you for bringing all these fun animals. Gosh, what a treat, man. Robert Irwin, everyone!





こういう動画だと、普通のインタビュー動画に出てこないような語彙も学べるので、たまにはいいですよね。

There you go!

ロバートが多用しているこの表現。日本語にはしにくいですが、これだけ多用してくれると意味もわかりやすいですね。

follow in one's footsteps
○○の足取りをたどる・・つまり、○○と同じ道を歩む(同じ分野の活動をする)、という意味です。○○に入るのは家族だったり恩師だったりします。


modern-day dinosaurs

modern-dayをつけると、「現代版の」という表現ができます。たとえば、"modern-day slavery"は昔の奴隷制度は根絶したけど、サラリーマンって現代版の奴隷だよね、という話をするときに出てきます。

It was nice meeting you.
Nice to meet you.は「はじめまして」のごあいさつですよね。じゃあ、はじめて会ってちょっと会話して、「お会いできてうれしかったです。それでは~」という感じでお別れするときは何と言うのか・・、それがこの表現、Nice meeting you.です。It wasは省略できます。

How cute is he?
「めっちゃかわいくない?」日本語での感嘆詞も意外と疑問形ですよね。それと同じことで「めっちゃかわいい」のHow cute he is!が疑問形になると、こんなかわいくていいの?というニュアンスが混じってかわいさレベルがアップします。
同じように、How funny is that?も主に、こんな偶然ありえます?というシチュエーションで非常によく使われる疑問形の感嘆詞です。

defense mechanismとは?
防衛反応です。身を守るための本能的な行動ですね。

***

ものすごい反響があったこのビデオ。再生回数がハンパないのに味をしめたTonight Showはこのあと頻繁にロバート君に出演を依頼するのでした。動物に翻弄されるジミーがおもしろいので、ほかの動画もチェックしてみてくださいね!

それではまた!

クロコダイルハンターと呼ばれた男をご存知ですか?

Steve Irwin(スティーブ・アーウィン)はTV番組で野生のワニにあらゆる手段で接近するということをやって絶大な人気を得た人です。オーストラリア出身の彼は、アメリカ、イギリスなど世界各国で番組が放送され、クロコダイルハンターという名で親しまれました。

一番話題になったのは、赤ちゃんをファンに見せようとベランダの柵を超えて突き出して批判を浴びたマイケルジャクソンを模して、自分の赤ちゃんをワニに近づけるという暴挙が放送されたときでしょう。


これはさすがに批判を浴びましたが、どっちにしろワニと一緒に泳ぐなどかなり過激なことをやってそれで人気を博していた人です。


彼は今でも世界一有名なオーストラリア人と言われており、現在世界的人気を誇るオーストラリア動物園を家族と一緒に作り上げたほか、野生動物保護に大きく貢献した人です。ライオンに指を嚙まれても動物を愛するムツゴロウさんに匹敵するほどの愛情を野生動物、とくに危険な生物に抱いていた彼は、この世を去るその時まで動物への接近を試み続けた人でした。

2006年に海の危険生物を取材していた彼は、アカエイに心臓を一突きにされ、亡くなりました。ほぼ即死だったそうです。

そんなクロコダイルハンターがワニに超接近するビデオがこちらです。
字幕はほぼ正確ですので字幕をつけてご覧ください。



ワニとともに泳いでますね^^
当然、彼の英語はオージーアクセントですが、ニュージーランドのアクセントと似ているようで、ちょっと違うんですね。キウイアクセントはもうちょっと母音の発音が全体的に平坦になります。

で、スティーブの死後、彼と共に番組をやったり動物園を運営したりとまさに右腕的な存在だった奥様のTerriさんはじめ、娘のBindi(ビンディ)ちゃんとワニに差し出された息子のRobert君が、今はオーストラリア動物園の顔となって大活躍しています。

ビンディはダンサーの顔もあって、アメリカのDancing With the Starsというダンス対決番組にも出演したりワールドワイドな存在となっています。ロバートも、今年の2月にJimmy Fallon(ジミーファロン)のTonight Showに出演した回がYoutubeで1千万回再生されるなど、かなり注目を集めています。お父さんの世界的人気がうかがえるわけですが、あのワニに捧げられそうになった赤ちゃんがこんなに大きなったんか~と非常に感慨深く感じる人が多いということですね。
それにしても、ロバート君、13歳にしてものすごくハキハキと場慣れしていて、まさに英語学習者がお手本にしたいwell-spoken(表現豊かで礼儀正しい)話し方をしています。

というわけで、次回、そのロバート君出演回をトランスクリプトとともに嗜みたいと思うのですが、まずは字幕・トランスクリプトなしでどのくらい聞き取れるかチェックしてみてくださいね!



それではまた!

日本のみなさん
どうですか?
ハンドスピナー流行ってますか?

私の住むNZでは・・流行ってますねえ。
おもちゃ屋はもちろんのこと本屋も百均も入荷待ち状態です。

英語ではfidget spinnerと言うのですが、
fidgetは通常、貧乏ゆすりをしたり鉛筆回しをしたりと、緊張などから手を無意識的に動かしたり何かをいじっている状態を表します。

そういえば鉛筆回しはハンドスピナーと似たような要素がありますよね。ハンドスピナーはじっとしているのが難しい子供を落ち着かせ集中力を上げる効果があるようですよ。

うちの子供たちも再三に渡る要請についに、
株をあげたいパパさんが一緒に$2ショップに行って一個700円もするやつを買ってもらってました。

そして3日で飽きました(笑)

基本的に回転させて遊ぶものですが、YouTubeにはカッコいいトリックを紹介している動画がいっぱいあります。うまいなーと思ったのが次の動画です。



そしてこちらもカッコいい回し方を紹介する動画かと思いきや・・・
ハンドスピナーにはまってカッコいい技を自慢する大人をちょっと(すごく?)バカにした感のある動画なのです。すごく投げやりな態度がツボでした。

字幕付きです。
”Pro Fidget Spinner Tricks(Very Cool)”

This is the trick that put me on the map.
put X on the map:Xを有名にする
地図に載るほど有名になるという意味ですが、Aには場所だけでなく人やものも入ります。

I'm gonna let this one speak for itself.
let X speak for itself:言葉で説明するよりもXを見てもらえばわかるだろう
<Cambridge Dictionery>
If something speaks for itself, it is clear and need no further explanation.

This is a move that separates the men from the little baby. 
このトリックが大人と赤ちゃんを分けるものだ・・・つまり、
「これができないうちはピヨピヨかわいいひよっこちゃんだよ」ということですね。
3,4個重ねてスピンする技は、「これができたらベガスのどこのクラブでも出入りできるよ」とか言いつつ、けっこう誰でもできる技だし、しかも思いっきり失敗してますね。

This one is my best trick by far.
best X by far:ダントツで一番のX
ハンドスピナー8個だからOctopus。並べただけだけど(笑)


そして・・・
最後は全部ゴミ箱に捨てちゃうんですね・・w
うちのハンドスピナーも早々にゴミ箱行きになりそうです。
というかもう家の中のどっかに行っちゃって誰も行方を知らない(笑)

こういうものにハマる人は、たぶんそういうDNAを持ってるんだろうなあと思います。私には残念ながらその遺伝子は無いようでした。



それではまた!




アメリカ合衆国大統領選挙キャンペーン中、
ドナルドトランプの

"Make America Great Again"
「すばらしいアメリカをもう一度!」

というスローガンに対して、

"America is already the greatest country in the world!"
「アメリカはすでに世界一すばらしい国なんだよ!」

という反論がけっこう聞かれました。

・・・そうだっけ?
と思った人はけっこういたのではないでしょうか。
少なくとも私はアメリカに家族で住むのは怖いというイメージがあるので、その言葉には疑問を感じます。一人だったら、自分一人の命くらいはなんとか守れそうですが・・。
まあ、日本でも、日本が一番!と言いたがる人はいますし、どこの国でも自分の国が一番だと思いたい人はいるということなのでしょう。

そしてイギリスもまた、例外ではないようです。

英国のコメディアンRussel Howard(ラッセル・ハワード)の番組Russel Howard's Good Newsはもう10シーズンも続いている人気番組で、そのオフィシャルYoutubeチャンネルでは彼のスタンダップコメディが見られます。短いものが多いのでイギリス英語に慣れたいという人にはちょうどいい題材かもしれません。
今日はその一つを紹介します。
タイトルは「イギリスは世界一すばらしい国・・なのか?」


Russel:
I'll tell you what pisses me off. People that say, "England is the greatest country in the world!"
It's another way of saying, "I've not been to many places." 'cause it isn't, you know.
We're the only country in the world where there's signs on the hospital walls that say, "Don't attack the staff."  Who in their right mind is attacking doctors. "Stop making me better!!"
'cause you read stuff on the papers and you lose your faith in humanity. There was this story two weeks ago: Tesco(スーパー) no longer sell curved croissants; they only sell straight ones because enough people wrote in to complain that they struggled putting jam on curved croissant. That is the thing. As a nation, we have been defeated by bendy bread.
It's off the scale. How can you be that thing. "Dear Tesco, I'm not being funny, but I was going like that with a knife and suddenly there was jam on the table, so.... Not my fault, is it?"
How can you be.... "Help! Help! Help me! It's happening again!" 



イギリス人が不平不満が多いというのはよく聞きます。でも意外とそれを言うのって、イギリス人自身なんですよね。イギリス人の自虐的なところは私はけっこう好きです(笑)
このネタではスーパーのTESCOに「曲がってるクロワッサンはジャムが塗りにくい」というクレームがいっぱいあったということなんですが、イギリスではパンにジャムを塗るのにティースプーンじゃなくてナイフで塗るんです。NZもそうです。ティースプーンなら曲がってるクロワッサンにも対応できるような気がするのですが。伝統的になぜかナイフなんですよねえ。


faith in humanityとは?

人類に対する信頼
つまり、「人間っていいよねと言える気持ち」です。
lose your faith in humanity:人間を信じられなくなる
restore your faith in humanity:再び人間を信じようと思わせてくれる


「クレームをつける」って英語で何て言う?

クレームはclaimではなくcomplaintです。
言い方はいろいろありますね。
complain
make a complaint
write in to complain(メールや手紙で出す場合)
put in an official(formal) complaint(文書で正式に抗議する場合)


***

ラッセル・ハワードのスタンダップは私には当たり外れがすごく激しいんですが、これはすごく笑えました。不満を垂れ流すイギリス人のモノマネがうますぎて(笑)さすがイギリス人です。


それではまた!




アシュトン・カッチャーが前の奥様のデミ・ムーアとお別れして、ミラ・クニスとお付き合いを始めたのは2015年のことでした。
二人は結婚して、すでに2人の子供を授かっています。
ちなみにミラはアシュトンの前は「ホームアローン」でおなじみのマコーレー・カルキンと付き合ってたんですよね。メディアの目を徹底的に避けながら8年間も続いた関係です。貞操観念という言い方はアレですが、ミラは真面目な子なんだなあと思わざるを得ません。ハリウッドでは恋愛関係における時間の流れが一般社会とは違うので、ハリウッドで8年続いた関係といえば一般社会では20年連れ添った夫婦に相当します(笑)

今日の動画は、James Corden(ジェームズ・コーデン)のLate Late Showからです。
ジェームズコーデンはイギリス英語ですね。このアクセントは私のツボです。なんかかわいい(*´Д`*)
この動画の概要★
シットコム"That 70's Show"で'98年から8年間も共演し、ティーンの時代を共に過ごしたミラとアシュトン。それが一体どこでどうなって恋愛関係に発展したのかミラが明かしています。


James: You have known Ashton Kutcher for a long time. And then now, you are having children with him. When did it move from the "friend zone" to the "end zone"?
Mila: It's so weird I still get so nervous talking about it. 
James: You know this is a safe place.
Mila: The truth is, we both did movie. I did a movie called "Friends with Benefits." He did a movie called "No Strings Attached." If we would've just paid attention to how those movies turned out, we would've known that we can't go into relationships this way. And yet, we did exactly as both those movies foretold. Like, literally shook hands, and "We're gonna have fun! 'cause we're both single and young!" 3 months later, we were living together. And 6 months later, we were married and had a kid. Like literally, we clearly didn't watch the end of either one of our movies.
James: But when does it change from.... Like, "Oh, there's that guy." and suddenly, "Oh, hang on..."
Mila: I know, right?
James: Was it like a haircut or something?
Mila: Kind of. So, I never...this was.... Ok, so, I was a kid when I started "That 70's Show." Everybody was much older. Ashton did my Chemistry homework for me. Like, he was so not the guy that I was like, "You're so hot!" I was like...
Christine: It would have been inapprope.
Mila: It wasn't even an...
James: Totes. Inapprope.
Mila: Yeah, on all levels. Then we went our separate ways. In our 20s, we always kept in touch on, you know, AOL iChat. So it was "Hey, how's it going? How's life?" like always just, you know. We both had independent relationships and all. We had a whole separate life. I ran into him at an award show. And at first, I was like, "Whoa that guy's really tall." That's what I thought. And then he turned around and I went *Gasp* And then that moment you hear or see in the movies that your heart skips a beat. And it happened with Ashton and I was like, "Stop it." Like, I was like, "No." It was the weirdest thing. I was like "This isn't really happening."  So, here is where it becomes really funny. "Oh my god, I haven't seen you for so long." I was like, "Yeah, ok." And then, he was like "Why don't you come over to my house for house warming party."
James: Someone's about to get punked. Yeah.
Mila: Kind of. Yes. So, before that punking happened, I found out later that my husband was trying to set me up on a blind date with one of his bestfriends that night. So he was like, "Come over." and he had a friend that he wanted to set me up with. And that didn't happen. 
James: Who was the friend?
Mila: Oddly enough, that friend ended up dating with somebody my husband went on a date with later. It's all very....it's all meant to be. It's all good. It's all good thing.
James: It is meant to be. I love this. I love it! It's beautiful!
 

ミラ・クニス、早口ですね。
でも、恋愛関係を語るときに使うキーワードがごっそり出てきているので、この動画を何回も見てまとめて覚えてしまえば、けっこう恋愛語れるようになるのではないでしょうか。

friend zoneとは?

「友達以上恋人未満」というフレーズが二昔前に流行りましたよね。あんな感じのスラングです。すごく仲いいんだけど、恋人としては考えられない、と。
動詞として使うこともあります。"friend-zoned"はその過去分詞なので、受け身の意味になって、「恋人としては考えられない」ことを告げられたことを意味します。

Kevin: Are you still into Mila?
David: Nah. Friend-zoned ages ago.
ケビン:まだミラのこと狙ってんの?
デイビッド:いや。恋人としては考えられないってずっと前に言われたし。


end zoneは「お別れする手前」という意味だと思ってましたが、ジェームズは「end=結婚」だととらえているみたいですね。

friends with benefitsとは?
ミラ・クニスの2011年の映画「ステイフレンズ(原題:Friends With Benefits)」も、同年のアシュトンの映画「抱きたいカンケイ(原題:No Strings Attached)」も、どちらももともと友達同士だった男女がカジュアルセックスをしてみるという、いわゆるセフレ的なテーマを扱った作品です。
friends with benefitsは、セックスフレンドという意味ですね。でも体だけの関係じゃなく、友達は友達なんだけどセックスもする、という関係です。

わたしは映画はどちらも見てないんですが、結末ではどちらの作品もやっぱりfriends with benefitsから本当の恋愛関係に発展するみたいですね。ミラもアシュトンも「握手して”若いんだし楽しもう!”」という感じのカジュアルな関係ということでスタートしたけど、やっぱり本気になって3か月後には一緒に住むことになって6か月後には結婚して子供までできた、と。
ラブコメの王道的なストーリーをリアルで体験してしまったわけですね。


Totes. Inappropes.

正しい単語はそれぞれ、Totally inappropriate.です。
"Totally."は若者言葉では"tote"という感じでタリーが略されてしまいます。inappropriateも「プリエイト」が略されてしまうんですね。相槌で「ほんとそうだよね」と言いたいときは"Totes."
でもこういう言い方をするとすっごくイキってる感じになりますので(笑)まさにジェームズの口調みたいな感じです。


go our separate waysとは

お互いに別々の道を歩み出すことをgo one's separate waysと言います。恋愛関係だけでなくバンドだったり会社だったりあらゆる一緒だったものが離れるという現象を表すことができます。

The band broke up in late 90s and went their separate ways.
90年代終わりにバンドは解散し、メンバーはみな別々の道を歩み出した。

That 70s Showが終わってからミラもアシュトンもlong term relationships(長期にわたる恋愛関係)を経験し、まったく別の人生whole separate lifeを歩んでいたんだけど、とある賞のパーティーで再会するわけですね。

heart skips a beatとは?
「心臓の動きが一瞬止まる」
ドキッとしてしまう瞬間は、日本語では「息が止まる」と言いますけど、英語では心臓が止まっちゃうんですね。

That moment you hear or see in movies that your heart skips a beat. It happened with Ashuton and I was like, "Stop it!"
映画とかでよくある、息が止まるっていう瞬間。あれをアシュトンを見て感じたの。私はもう「ダメよ!」って。


house warming partyとは?
寒い家に人を呼んで、熱気で温めるのが目的の・・・じゃなくて、「引っ越しパーティー」のことですね。とくに新築の場合に開くことが多いです。



punkedとは?

アシュトンのドッキリTV番組のタイトルが"Punk'd"でした。
prank(ドッキリ)に引っかかることをbe punkedと言います。
でも、ここでのジェームズの言い方はなんかやらしいですね(笑)

Someone's about to get punked!
あんたドッキリさせられてまうでぇ~


で、のちに明らかになったのが、
実はアシュトンはその夜に友達とミラをくっつけようと思って呼んだのだと。

set ○ up with ✖とは?

「恋人候補として紹介する、くっつける」という意味でset up withを使います。

He was trying to set me up with a friend.
彼は私と彼の友達をくっつけようとしていた。

でも結局ほかのインタビューによると、アシュトンもその賞パーティの夜にミラを久しぶりに見て、その美しさに心臓が止まり、結局友達に紹介する気をなくしたんだそうです。
なので、
that didn't happen.
だと。

でもそのアシュトンの友達はお冠だったかと言うと、彼はアシュトンの元彼女とくっついたので結局はめでたしめでたし、ということのようです。

meant to beとは?

meanは「意味する」のほかに「意図する」という意味がありますよね。

I didn't mean to upset you.
君を怒らせる意図はなかったんだよ。

It's meant to be that way.
そうなるように意図されていた


ここでの「意図」とは、つまり創造主Godの意図で、すなわち「そういうふうになる運命だったんだよ」、という意味になります。
"meant to be"はそのまま「運命」と覚えてOKです。


It's all goodとは?

ミラを紹介されるはずだった友人も彼女ができたし、めでたしめでたし・・
It's all goodはちょうど、「めでたしめでたし」という感じで使います。

具体的には「事件が悪感情なく無事に解決する」というシチュエーションで使われます。
これも覚えると、トラブル後の報告として使える便利な表現ですね。

Did you manage to sort out the complaint?
クレーム処理できました?
Yep, it's all good.
うん。無事解決。



***


それではまた!





みなさまいかがお過ごしですか?
わたしは最近なんだか忙しいです。
Youtubeで動画を見る楽しいわたしの余暇がどんどん削られていっております・・。
憩いの時間が失われると人間、心が荒れてきますね。

そうしましたら、
なんだか不穏なアニメ動画がおすすめされてきたので、クリックしてみました。
すさんだ心にぴったり、と思ったので(笑)

不穏な笑いは英語では
dark humor
と言います。

ブラックジョークと日本語で言ったりしますが、
black jokeと英語で言うと、むしろ「黒人の人を揶揄するジョーク」という意味になってしまいます。
何にせよ、blackという単語は英語ではかなり取り扱いの難しい単語と思った方がよさそうです。特にアメリカではそうらしいです。NZ英語ではブラックコーヒーをlong blackと呼ぶのですが、アメリカン航空の機内でそれを注文したNZ人がレイシスト的な扱いを受けた・・という話もあります。まあこの話自体がブラックジョークなんですけど(笑)

それはともかく。

今日はダークサイドのお笑いということで、
ExplosmEntertainmentというチャンネルが出している
Cynide&Happiness Shortsというシリーズのアニメ動画をご紹介します。
字幕つきですので、画面右下の字幕ボタンをonにしてご覧ください。


不穏ですね。

そしてこちらも。



お医者さんごっこに付き合わされるお父さんを見るたびに、この動画を思い出しそうです(笑)



"So he does this forever? Well, that's fucked up."

新しいタイプの地獄ですね。

***
それではまた!

Graham Norton Showからのインタビュー動画が続いていますので、Graham Norton(グラハム・ノートン)について簡単に紹介しますね。

彼はアイルランド人で同性愛者で現在54歳なんですが、ここ数年で一気に老け込んだなあやっぱり髭がグレイだと見た目年齢が急上昇するよね感がハンパないTVパーソナリティでイギリスの人気トークショーGraham Norton Showを10年近くやっていまや世界各国で放送される人気番組に押し上げ"Most watched chat show host"の名を欲しいままにしている人です(ふぅ)
イギリスではトークショーはチャットショーって言うんですよね。

彼は同性愛者であることを公表しています。
ちなみに「同性愛者であることを公表している」を英語では、
He is openly gay.
というふうに言います。
彼は若いころから、主に服装の趣味やしぐさから、何も言わなくてもみんなにゲイだと思われていたので、TVで有名になってもカムアウトする必要性を感じなかったようです。エレンデジェネレスがTIME誌の表紙で"Yep, I'm gay."という大見出しと共に大々的にカムアウトしたのとは対照的に、これといった記念すべき瞬間もなかったので、彼の両親は彼がTV番組の中で話の流れから本当にチラっと言ったのを聞くまでは半信半疑だったそうです。あとで「なんで直接言ってくれなかったの?」と母親に言われたとか。

さて、今日の動画です。
今日はニコール・キッドマンの出演回を見たいと思います。オーストラリア出身の彼女は若いころにオーストラリアのティーン向け雑誌Dollyの表紙を飾りました。表紙の写真はとてもかわいらしいのですが、中に載っている写真がかなりの衝撃です。けっこうタレントさんが昔の写真を見て赤面してても「なんで?かわいいじゃん」というリアクションが多い私ですが、これはちょっとほんとに(笑)どうしたというのか・・? 


 
Graham: We don't wanna make anyone cry but our sad day is in the publishing world in Australia. I don't know if you're aware of this, but I'm afraid Dolly magazine has shut its doors, Nicole. Dolly magazine is no more. Dolly magazine was very important to you when you were starting out, wan't it?
Nicole: Yeah. I got on the cover of Dolly magazine.
Graham: Here we go. There you are. Looking stunning.
Nicole: Are you being facetious?
Graham: No! You look fabulous!
Nicole: They dyed my hair red. I was only, like, 14. It wasn't red like that. Everyone always thinks it was that red but it wasn't . They dyed it red.
Graham: Inside there are some fabulous high fashion shots of you.
Nicole: Oh god...
Graham: No! This is beautiful. This just gives you an idea of the quality of fashion in Dolly magazine.
[He shows the photo.]
It's a lovely shiny jacket. And I have to say, these rope seams....I'm not sure they ever caught on, the rope seam. I have never seen them before in my life. This next picture..
Nicole: Oh god! You're brutal!
Graham: There's only one more. Only one more.
Nicole: I honestly wish my hair was like that now. It's so dreadful. I have to say, anyone that has curly hair that's young, keep your curly hair, don't straighten it because after a while you don't get your curls back.
Graham: Really?
Nicole: No. They just kind of become just frizz mass. I mean, that is frizz mass but I kind of like that. So, yeah, it's gone. So, I'm like an old woman now where I say "Don't dye your hair. Don't straighten your curls."
Graham: You know, the photographers in movies when they're doing, you know, fashion. They're always like, "Look sexy" or "Give me-" something, give me this, or you know, try this da da da.... What had the photographer said-,
Nicole: Oh, you're so mean!
Graham: -before this picture?
Nicole: Why aren't you doing this to anybody....
Graham: You look great! "Is this the sort of thing you're after?"
Dawn French: I think the photographer's just saying, "Can I see your pants?"
Nicole: I thought you were gonna say something rude then.
Graham: No, no. We'll take it away. We'll take it away. There you go. Dolly magazine. RIP.
 


 

2枚目の写真・・これはかなりのモノですが、ともすれば近寄りがたいニコールキッドマンに親近感がわくワンショットですね(笑)昔の雑誌のグラビアって確かにモデルが意味不明なポーズをしたり意味不明なものを持っていたりして笑えるんですが、それでもその写真が撮られた当時としてはものすごくグッとくるアプローチだったわけなんですよね。しかし、ニコールのこの写真は当時のティーンにも理解できたのかどうか・・なんとも言えません(笑)

○○is no more.とは?

no moreは動詞を修飾する副詞句です。意味は「もう~しない」
基本的にno longerと同じなんですが、no longerは普通の会話で使い、no moreはシェイクスピアのセリフのように詩的な言い方をしたいときに使います。
使い方も違って、no longerは動詞の前、no moreは動詞のあとに来ます。

Dolly magazine is no more.
ここではグラアムはDollyの廃刊についてちょっと大げさに仰々しく表現しています。

この場合のisはbe動詞が持っている「存在する(=exist)」という意味を表し、no moreがそれを否定しています。

Dolly magazine is no more.
「雑誌Dollyはもはや在らぬ」

これを普通の言い方に直すと・・

Dolly magazine no longer exists.
「雑誌Dollyはもう存在しないのです」
 
no moreを使ったこういう言い方は歌詞でよく見ますね。
I love you no more.
I care no more.
などなど・・

facetiousとは?
Are you being facetious?

ニコールがグラアムに言ったセリフです。
一瞬何て読むの?と思うようなスペルですが、「ファスィーシャス」という感じで発音します。
意味は、辞書を見ると「ふざけた」「おどけた」等と載っていますが、じゃあfunnyとかcomicalとかとはどう違うのかわかりません。やっぱりこういう単語は英英辞典で調べないとダメですね。

Cambridge Dictionaryより
facetious: not serious about a serious subject, in an attempt to be funny or to appear clever.

「真面目な話なのに、ふざけたことを言う」
あんまりお目にかからない単語なのでわかりにくいんですが、真剣な場面において真面目な顔をして冗談だとわからないような様子でふざけたことを言う、ということを表す形容詞です。

たとえば、
卒業認定のかかったレポートが明日の締め切りに間にあわないとパニックに陥っている友達:
"Oh god! There's no way I could get this done by tomorrow! "

そこで、一言真面目な顔で:
"Ok. Let's get Godzilla to distroy the university building. Then you would have more time to do the essay."

「ふざけてんのか」と言いたくなりますよね、そこで:
"Stop being facetious. This is serious!" 

・・・とこんな感じで使える単語です。ちょっとsarcasticと似た意味ですね。

グラアムが雑誌Dollyが廃刊になったことを非常に残念だとシリアスな口ぶりで言ってるけど、ニコールとしては「でもほんとはおもしろがってるでしょ?」というツッコミを入れたわけですね。


This gives you an idea of...
これは覚えると超便利な表現です!
「これを見るとわかってもらえると思う」と言いたいときに使います。

Take a look at this image. This will give you an idea of how it will look when they finish building it.
この画像をご覧ください。完成時の外観がおわかりいただけると思います。

This gives you an idea of the quality of fashion in Dolly magazine.
グラアムは、この写真を見ると、雑誌Dollyが扱うファッションのクオリティがわかるだろう、と言っているわけです。いろんな意味で(笑)


catch onとは?
catch onは「流行る」「受ける」「ヒットする」という意味です。

I'm not sure they ever caught on, the rope seam.
一度でも流行ったことなんてあるかな、ロープみたいな縫い目って。

ニコールの履いているジャージみたいなズボンの縫い目がロープ状にあしらわれていることに対するツッコミです。

現在完了形じゃなくて、過去形になってるのは、直近では流行ってないのがわかり切っていて、流行ったとしても過去の話なので、過去形です。そしてeverはこの場合never(一度もない)の反対の意味なので「一度でも」という感じです。

 
アホ毛って英語で何て言う?
むしろアホ毛に相当するもっとましな日本語はないのかと問いたいんですが・・・ないみたいですね。

英語では、frizz

frizzを辞書で見ると「縮れ毛」なんですが、たしかにニコールの若いころの写真みたいな細かいカールの髪もfrizzと言います。そしてアホ毛がいっぱい出ていて輝きのないぐしゃぐしゃな髪もfrizzy hairです。でもfrizzと言うとやっぱりアホ毛のイメージですね。細かいカールはtight curlsと言うことの方が多いです。

massはかたまりなので、frizz massはアホ毛のかたまり
・・嫌な響きですね。

ニコールはもともとのカールをストレートに矯正してしまったので、もうちゃんとしたカールじゃなくてアホ毛の集団のような髪しか生えてこなくなった、と。


rudeは「無礼な」という意味だけではありません。

最後の、Dawnが言った「カメラマンはパンツ見せてって言ったんだと思う」というコメントのあとで、ニコールが、
I thought you were gonna say something rude then.
と言っていますが、これは、
「何か(私に)失礼なことを言うのかと思った」という女王様コメントではなく、
「何か言っちゃいけないことを言うのかと思った」という意味です。

rudeは、放送禁止用語およびジェスチャー全般を指す形容詞として使われます。
辞書を見ると「みだらな」という意味も書いてあって、つまりそっち系の放送禁止用語も入るんですね。

Don't say the word. That's rude.

ニコールとしては、パンツどころじゃないもっとrude(言っちゃいけない)なことを言うのかと思ってドキッとした、と言ってるわけです。

***

Graham Norton Showはやっぱりおもしろいなあと思います。
事前に相当ゲストについて調べているみたいで、ゲストが「なんでそんなこと知ってるの!?」という驚きの言葉を口にすることも多いです。YoutubeのGraham Norton Showオフィシャルチャンネルで、各シーズンのベストエピソードが見られるので、良かったらチェックしてみてくださいね。

それではまた!

 

ご存知の通り、Hugh Jackman(ヒュー・ジャックマン)はオーストラリア出身です。

今でこそハリウッドのAリスターなわけですが、オーストラリアにいた若いころは「お金のためならなんでもやる」という時期があったそうです。今日はGraham Norton Showでのインタビューから、そんなときに時代に経験した最悪の仕事の話です。


 
Graham: Was it New Year's Eve you hosted in Australia?
Hugh: Oh my god. I don't believe you know that. The first thing I hosted-, this is back when I'd do anything for money, I was asked to host Australian New Year's Eve, fireworks special. I was like, "Fantastic! $3,000. I'm in!" So I went and I hosted. It's this act, Kylie Minogue singing and blah blah blah doing all that stuff. And of course the centre piece of New Year's Eve is the firework show. They said, "Now, this is the most difficult. You've got 45 minutes and you have to commentate the fireworks." I was like, "I know nothing about fireworks." They said, "Don't worry. There's 4 pages of notes here, you know. There's a hundred twenty thoughsand tonns of them. There's fire barges. You'll be fine. Just go for it!" So we go though the show and, all of a sudden, Kylie puts the detonator and the fireworks start and the producer goes, "And go!" I said, "***" And I look over the guy and by the way the entire crew were drunk. Everyone was drunk. It's New Years Eve. They're not missing out the fun. He's got the notes and his lighter and he just.... Up in smoke. 45 minutes. And I'm looking at a monitor. "The colors are extraordinary." "What I can't believe is the explosiveness." The worst 45 minutes of my life.
Billy Crystal: That's why I turned that down.
 

 中継クルー全員が酒を飲んでいたというのが、いかにもオーストラリアな感じです。大晦日イベントやりながら、誰もアルコールを差し入れしないなんて状況は・・我がNZでも考えられません(笑)

I'm in!とは?
I'm in!はつまり、"Count me in."すなわち"Include me."という意味です。
何か「こんなことしない?」という提案をするときに使う次のような決まり文句があります。

Who's in?(やりたい人?)
I'm in! (その話、のった!)


miss outとは?
チャンスや楽しいことを「逃す」「し損なう」

miss out the funは「楽しいことを逃す」。そのまま覚えて使える表現です。

Come and join us on the dance floor. Don't miss out the fun!



日本語訳:
グラアム:オーストラリアで大晦日のイベントの司会したんだって?
ヒュー:え、なんでその話知ってるんですか?僕の司会者としての初仕事ですよ。そのころはお金のためならなんでもやるっていう時期だったんだけど、オーストラリアの大晦日の花火大会の司会を頼まれたんだよね。「そりゃいい。3000ドルね。よしやるわ」って感じで行ったんだ。
「次はこの方で~す。次はカイリー・ミノーグさんで~す」っていうのをやってた。でもその日の主役は花火なわけだよ。主催者からは「君の一番のミッションはこう。花火は45分間ある。その間ずっと花火についてコメントしてもらいたいんだ」と。僕としては「いや僕、花火のこと何も知らないんですけど」って。でも「大丈夫大丈夫。ここにカンペが4ページもあるから。花火は全部で12万トンね。消防設備あり。何も心配いらないから、どんと行ってこい!」って言われて。それでイベントは進んでいって、いきなりカイリーが起爆装置をガツンとやって花火がスタートした。そしたらプロデューサーが「はい、お願いします!」って。それで担当の人を見たら・・、あ、ところでクルーは全員お酒が入ってるからね。全員飲んでた。大晦日なんだからしょうがない、みんな楽しみたいんだから。それで、担当の男はカンペを持って、あとライターを持ってた。それで・・・煙となった。45分間だよ。僕はモニターを見ながら、「これは・・すばらしい色ですね・・」「いやあすごい爆発ぶりですね」
まさに僕の人生で最悪の45分間だったよ。
ビリー:俺はその仕事断って正解だったな。
 

それではまた!

 

prank

ってどういう意味でしょうか。

いたずら 

です。

ドッキリみたいなもので、黒板消しをドアにはさんでおくとかそういったことですね。

使い方としては、動詞はpull
いたずらする相手を目的語にとる場合、前置詞はon

I tried to pull a prank on Mr.Smith but it went horribly wrong and he ended up in hospital.
スミス先生にいたずらをしようとしたら、失敗したあげく先生入院させてもーた。 

prankと同じ意味で、
practical joke
という言葉もよく使われます。

いたずら好き(prankster/practical joker)として知られる有名人はけっこういますが、代表格と言っていいのが、ジョージクルーニーさんです。親友のブラッドピッドをターゲットにした数々のprank。エピソードは数え切れないほどです。よくも友情が途切れなかったものだと思いますが・・。
そんなわけで今日は、Graham Norton Showからジョージ・クルーニーがブラピにした仕打ちを楽しそうに語っている動画で、英語を勉強したいと思います。


Graham: Here's the thing I must ask you about because when your co-stars were here for "The Monuments Men," Matt Damon-.
George: Oh my god. That joke.
Britt: Oh there they are.
Graham: He talked about how mean you were to him. So, you didn't torture these people.
Britt: Nothing we know about so far.
George: Don't go to your hotel room.
Graham: Because famously you have this ongoing thing with Brad Pitt.
George: I've done some terrible things to Brad. No, wait. Brad's done some terrible things to me, too.
Graham: So how did it start?
George: I don't remember how. We were doing "Ocean's Eleven." I think it was the first one. And I don't remember what it was. I think-, initially, I get-, one of my favorite things is to get those things that go around license plate or a bumper sticker, 'cause you never go to back of your car and look. And I put it on people's cars 'cause it's funny and they can ride around, you know, with some horrible, you know, embarrassing bumper sticker. I put-, I found a bumper sticker in the shape of a pot plant that said, "Fuck Cops." 'cause I figure there's no way you don't get pulled over. And, eh, he got pulled over. And then, he went on, I think, Letterman and said-, Letterman asked him when he and Ange would get married, he said, "When George can legally marry in the United States." You know what I'm saying? And then it just kept going back and forth with that for a while. And I had stationery made up with his name and then I would send letters to other actors from Brad Pitt. I sent Meryl Streep a letter from Brad, where I got her a big thing of CDs that had-, that was a dialect coach. And he had every dialect, you know, Gaelic, Yiddish, every dialect in this huge thing. And I sent it to her with a note from Brad that said, you know, "I hear you're gonna be doing "The Iron Lady" soon. This guy helped me with my dialect in Troy or something." You know, " I thought maybe this would help." And sent it to Meryl, you know. She was very confused. I sent letters to lots and lots of people from Brad.
Graham: You don't tell either of them.
George: I don't tell either. No. Later, like a year, two years later, I let them know and then they are like, "Are you kidding me?" I'm doing one now that I can't tell you about. But in a year, you're going to hear that I've been arrested. I'm not kidding, 'cause I think I've crossed the line.
Britt: That's so exciting.
George: Yeah, it's exciting. I have a wife. She's a barrister. I'll be fine.


ongoingとは?
ongoingは「継続中の」という意味ですが、覚えるとけっこう便利な単語です。
一度きりで終わるのではなく、一定の期間に渡って継続していることを指します。

たとえば、腰が痛いと言ったら、友達に「ぎっくり腰?」と言われ、「いやいや慢性的な腰痛なんだよ」と言いたいとき↓

"Ugh, my back is killing me."
"Oh, what happened? Did you throw your back out?"
"No, it's an ongoing thing. I've had it for more than a decade."

*throw one's back out:ぎっくり腰をする 

it's an ongoing thing.は一回きりじゃなくて継続しているものなんだよ、と言いたいときの決まり文句です。

浜辺のゴミ拾いを人を集めてやった町内会のコメントで、「これ一回だけじゃなくてこれからも続けていけるといいね」と言うとき↓

"Thanks for coming along, everyone. We are hoping that this will be an ongoing thing. We will organise it so we could get together and do it at least once a month. We'll appreciate if you can all come along next time as well."

ほかの例は、

She is exhausted from her ongoing battle with the harrassment at work.
彼女は職場での嫌がらせとの終わりの見えない戦いに疲弊している。

ongoing battleもよく使われる組み合わせです。


A pot plantとは?
I found a bumper sticker in the shape of a pot plant that said "Fuck cops."

bumper stickerは車のバンパーに貼るシールです。バンパーステッカーって日本語でも言うのかな?自分の会社の情報をシールにして貼っている人もいれば、あとはおもしろステッカーがけっこう売られてます。あと市民団体が政治的主張をバンパーステッカーにして配ったりもしますね。

で、ジョージクルーニーの見つけたおもしろシールは、a pot plant、つまり大麻(マリファナ)の葉っぱの形をしたもので、さらにメッセージとして"Fuck cops"つまり・・「警察上等」?「くたばれ警察」?というかなり過激なものだった、と。そんなメッセージを後ろに背負った高級車を運転していたブラピ、当然のことながら、

He got pulled over.
警察に止められた。

出てきたのがブラピだったら警察の人もちょっとどうしていいかわからなかったでしょうね(笑)

pull overは他動詞としては、警察車両が後ろに来て「前の車ちょっと寄りなさい」とやることを言います。

Sorry I'm late. I got pulled over on the way.
遅れてごめん!来る途中で警察に止められちゃった。

自動詞のpull overは、単に自分が車を寄せる、という意味になります。

When George can legally marry in the United States.
バンパーステッカーの仕返しとしてブラピがやったこととはDavid Lettermanのトークショーに出たときに、アンジーといつ結婚するのかと問われ、こう答えたと。

「ジョージの結婚がアメリカ合衆国で合法になった時に」

つまり、ジョージクルーニーがゲイであるとアウティングしてしまったんですね。本当は彼は同性愛者ではないのですが。これは2009年のインタビューでの発言ですが、今やったらバッシングを受けるでしょうね。

当時はジョージクルーニーがゲイで、ブラピとの仲もbromance(男の友情)じゃなくてほんとのromanceだと盛り上がっている人々がいたようです。一部に。

go back and forthとは?
go back and forthは、ここでは、ジョージがやったりブラピがやったりという、いたずらのやり合いをしたことを意味します。

文脈によって細かいニュアンスは変わりますが、基本的には「行ったり来たり」という動きをイメージとして持っていれば理解しやすい表現かなと思います。

レターセットは和製英語?
海外で使ってみて意味が通じない和製英語はけっこうありますが、レターセットもその一つです。というか、レターセットそのものがそもそもあまり流通してません。たとえばNZでは、見開きのグリーティング・カードは封筒とセットになって、とてもきれいなデザインや笑えるデザインなど多種多様のものが売っていますが、罫線入りのレター用紙と封筒がセットになっている、いわゆるレターセット的な商品には、とんとお目にかかりません。Eメールが主流の今、日本でも少なくなってきているのではないでしょうかね。

とにかくレターセットというものは、英語では,
stationery
と言います。

stationeryはもちろん文房具一般も指します。ただこのジョージの言っているstationeryのように、レターセットという特定の意味もあります。ちなみに私も間違えそうになりましたが、stationeryです。aじゃなくてeなのでスペルにはご注意を。あと不可算名詞なのでa stationeryとは言いませんので、これもご注意を。

Brad Pittという名前の印刷してあるレターセットをわざわざ作ったというジョージクルーニ―。
メリルストリープをはじめ、いろんな人にブラピに扮して手紙を送ったというジョージクルーニー。

そして、
I don't tell either.
つまり、
ブラピにも手紙を送った相手にも何も言わず一人楽しむジョージクルーニー(笑)
けっこう、というかかなり迷惑な人ですね(笑)

メリルストリープには、「マーガレット・サッチャー鉄の女の涙(原題:The Iron Lady)」の撮影を控えていた当時に、ゲール語やらイディッシュ語やらたくさんの方言の話し方教材CDセットをブラピの名前で送り付けた、と。あの今世紀最高の女優に。
本当にブラピがやってたとしたら数年後には悶え死にしたくなる黒歴史となったでしょうね(笑)

「一線を越える」は英語で何て言う?

cross the line
です。

けっこうよく使うシチュエーションは、

毒舌で有名なコメディアンが本当にoffensiveな言っちゃいけないことを言ったとき、

I like him normally and think he's a funny guy but I think he's crossed the line this time.
いつもはおもしろいコメディアンだと思うけど、今回は一線を越えちゃったよね。

そんな感じで、いつもやっていることの程度が今回は行き過ぎだ、というニュアンスで使うことが多いです。

You've crossed the line this time!
今回ばかりは許さないぞ!


***

ジョージクルーニーの奥様はAmal(アマル)さんという方で、高名な人権弁護士です。ウィキペディアによると、ウィキリークスのジュリアン・アサンジやウクライナのティモシェンコ元首相などの弁護を担当したそうです。たしかに最強の味方ですね(笑)


 それではまた!




 

Sean Penn(ショーン・ペン)と言えば、その昔、80年代に、当時の奥様であったマドンナと離婚するとかしないとか紆余曲折があった際にメディア筋からDV夫の汚名を着せられたことがありました。
私も当時耳に挟んで、なんとなくショーンペンの風貌から・・あ~やりそうだなあ、と失礼にも思い込んでいたんですが、おととしにマドンナ自身がそのclaim(主張)は悪意あるでっちあげだと完全否定しました。(じゃあ、なぜ10年以上も黙ってたんだ?という感じですが)
あんまりいいイメージのない俳優さんではあると思うのですが、このGraham Norton Showのインタビューでは、娘さん思いのお父さんという一面をのぞかせています。娘さんが16歳の時に初めて家に連れてきた彼氏にちょっとした脅しをかけたというエピソードなのですが、その脅しが完全に裏目に出る羽目に・・。


Graham: But now, here is the thing. Both your kids, they have grown up now, aren't they? So, when your daughter was starting to date, were you a relaxed father? Can you imagine? Ding-dong, and then the door opened to Sean Penn? Were you nice to the suitors?
Sean: Well, my daughter waited till...she was 16, when the first one came to the door. So that was 16 years of waiting for that moment. I'd been fairly permissive with her. She had a lot to trust, you know, going out wth her friends and so on. But this was not her night. This was my night. And so he came to the door. She was ready. Then I had to explain to her before I would answer the door that she was not ready and she needed to go upstairs. And she tried to, you know, fluff that off, but I said, "No-," her name is Dylan, I said, "Dylan, I will not let you go out with him if I don't get this moment." So, what she said, "Oh my god, Dad." and went upstairs with red face. And so then I went to the door, and I opened it quickly.
"Mr. Penn."
"Oh no, no. Call me Sean. That's your car? Nice. You're not gonna drive drunk with my daughter, are you?"
"No, sir."
"Call me Sean."
"Oh...y- yes, sir. Sean."
And he says, "No, I won't drive drunk-"
"Good, good. Listen, I'd prefer you get her back early, but I want you guys to have a good time and all that. But the main thing, whatever time you do get her home, whatever you do with her while you're out I'm gonna do with you when you get her home.
Graham: Were they home quite early?
Sean: The thing is, he laughed then what I thought was a nervous laughter with me but he was laughing at me. He was three time mixed martial arts champion of his age category in California, so he thought the whole threat was pretty humourous. 



a relaxed fatherとは?
厳しい父親はstrictを使ってstrict fatherということはなんとなく予想がつきますが、その反対の「寛容な父親」って英語でなんて言うんだろう?と思いませんか。
ここで出てきた、a relaxed fatherがちょうどぴったりなので、そのまま覚えちゃいましょう。
ほかには、ショーンも使っている単語、permissiveもよく使います。
こちらは、permissive parenting(許容的な育児スタイル)という育児法の話になるので、permissive fatherという使い方よりも、permissive parent(s)という組み合わせで使うことが多いです。
permissiveは「pemission(許可)を与えがちな」という意味の形容詞ですから、「寛容な」という意味ですが、しばしば「寛大すぎる」「甘やかしがちな」「なんでもありな」というネガティブなニュアンスが入ります。


suitorとは?
suitor「求婚者」ここでは、ボーイフレンド候補者です。


She had a lot to trust. とは?
ショーンは娘さんが彼氏を連れてくる前は、割とpermissive(寛容な)な親で、その理由として、She had a lot to trust.と言っています。a lot to trustは、to trustがa lotを形容して、「信用に足るたくさんのもの」という意味の名詞句になります。どういうことかというと、娘さんはそれまでにも友達と出かけたりすることもあったが、だいたい門限までにちゃんと帰って来たり、トラブルに巻き込まれたりすることもなかったということで、お父さんが「信用できる実績の積み重ね」を持っていた。だから、友達と出かけることなんかは、だいたいOKを出していた、ということですね。
 
This was not her night. This was my night.

It's my night.とはどんな意味でしょうか。
これは私の夜、つまり今夜は私のもの、つまり「今夜の主役は私よ」という意味になります。
ショーンとしては、今夜の主役は、初デートに出かける娘じゃなくて、その父親の俺だ、と(笑)

fluff it offとは?
I had to explain to her that she was not ready and she needed to go upstairs.

彼氏が玄関に来ていて、出かける準備OKだった娘さんに、ショーンは「まだだ。お前は2階に行っていなさい。」というふうに言ったんでしょうね。すごく想像しやすい絵ですよね(笑)

すると、娘さんは,

She tried to fluff that off.

だと。

fluff offは、「怠ける」という意味のスラングで、やらないといけないことを「なんでそんなんしなきゃいけね~の。だり~よ」という感じで、やらずに済まそうとすることを言います。

つまり娘さんは、「なんで?彼がもう来てるのに、なんであたしが2階に行って待たなきゃいけないの?」という感じでお怒りになった、ということですね。

そこで、ショーンの父親としての一言。
"Dylan, I will not let you go out with him if I don't get this moment."

get this momentはhave my momentという言い方もしますが、
自分の大事な出番をまっとうする、という意味です。

「娘が初めて彼氏を連れてくる」という瞬間を16年間待っていたというショーンですから、そこはうやむやにやり過ごすわけにはいかないでしょう(笑)

で、それを聞いた娘さんは、"Oh my god, dad." 「もう、パパありえないし!」
と捨て台詞を吐いてプンプンして上に行ったと。
 
ちなみにショーンの娘さんはDylan Francis Pennというモデルさんで、超絶美人です。彼女もこんなかわいいティーンの時代があったんですね^^

ショーンの脅し文句: 
Whatever time you do get her back, whatever you do with her while you're out I will do with you when you get her back.

「君が娘を送って帰ってきた時に、デート中に君が娘にしたことをそのまま僕が君にするからね。」

-everが多すぎてわかりにくいですね(苦笑)

最初のwhatever timeは、「それが何時だろうと、とにかく帰ってきた時に」
whatever you do with herは、「それが何であろうと君が娘としたこと」で、それがI will doの目的語になっています。

a nervous laughterとは?

He laughed then what I thought was a nervous laughter. 

a nervous laughterは、おもしろくて笑ったんじゃなくて、気まずさなどからくる「引きつった笑い」のことです。

what I thought wasが挟まっている、こういう文体ってわかりにくいんですが、a nervous laughterに「~と僕が思ったもの」という但し書きがついた、と考えるとわかりやすいです。

He laughed a nervous laughter.
「彼は気まずい引きつり笑いをした」という文の、nervous laughterにwhat I thought wasがつくと、
What I thought was a nervous laughter 
(僕が「気まずい引きつり笑い」だと思った笑い)
という意味になり、
つまり文全体の意味は、

「僕は彼が気まずくて引きつり笑いをしたんだと思ったんだけど(実は違った)」

ということになります。

前もって考えていたであろうキメ台詞で娘の彼氏を脅してみたはいいけれど、
実は彼氏はthree time mixed martial arts champion of his age category in California
カリフォルニア州の総合格闘技大会で3回チャンピオンになった男
・・だったので、

ガールフレンドの父親に圧倒された引きつり笑いだと思っていた彼のリアクションは実は、「お父さん、ご冗談はほどほどに」という感じで、普通に鼻で笑われていた、ということだったようですね(笑)

***

強面のショーン・ペンのかわいい一面が見れたインタビュー動画でした。

それではまた!


 

さてさて、先日の記事に上げました、ホワイトハウス記者晩餐会も無事に終わりました。

(関連記事:ホワイトハウス記者晩餐会の司会にハサンミナージュが選ばれた理由とは

でもこれって日本語では夕食会っていうのが普通の訳みたいですね。晩餐会の方がステキな響きだと思うのだけど。
それはさておき、司会のハサン・ミナージュ。「トランプ大統領の悪口は言いません!」という宣言から始まりましたが、そんなわけはなく(笑)デイリーショーでおなじみの切れ味が楽しめるスピーチでした。

動画はこちらです。

以下に、私が個人的に笑えたポイントを抜粋してみましたので、お楽しみを。

(4:23)
Historically the President usually performs at the Correspondents' Dinner, but I think I speak for everyone when I say, "He's done far too much bombing this month." 
記者夕食会の伝統として、大統領は毎回(ジョークを)披露するものですけれど、ここでみんなが思ってることを言います。「あいつ今月はもうだいぶスベったから(やめといたほうがいいだろう)」
bomb=コメディアンがスベる・・・と、シリア爆撃のbombingをかけてます。うまい!と思ったけど、記者のみなさんは・・苦笑い。

(4:35)
Now, a lot of people in the media say that Donald Trump goes golfing too much.There's always like, "He goes golfing too much!" which raises a very important question: Why do you care? Do you wanna know what he's NOT doing when he's golfing? Being President! Let the man putt putt. Keep him distracted; teach him how to play badminton; tell him he has a great body for bobsledding; play him Tic-Tac-Toe. The longer you keep him distracted, the longer we're not at war with North Korea.
さて、ドナルドトランプがゴルフをやりすぎるというのはよく言われることです。新聞の見出しでも「大統領はゴルフをやりすぎ!」だとか。そこで非常に重要な質問があるのですが、「なんでそれが問題なの?」と。大統領がゴルフしてる時に、お留守になってることって何かおわかりですか?大統領のお仕事でしょ!ゴルフやらせとこうよ!ずっと気が散ってればいいじゃない!バドミントンのやり方でも教えてさ。あとボブスレーにぴったりの体格だねとかなんとか言って。〇xゲームでもしてあげてさ。大統領の気が散ってる間は、僕たち北朝鮮と戦争しないで済むんだから!
でも、習近平とゴルフをしていたフロリダの別荘ですからね。シリア爆撃を決めたのは。習近平がデザートのチョコレートムースか何かを食べる前に、トランプが「あ、ちょっと一言いいかな?たった今シリアに爆弾落としてきたから」と衝撃の告白をして習近平が10秒間固まったあげく、通訳に「もう一回言ってもらってくれる?」と頼んだという話が、印象的です(笑)いや。笑っちゃいけないんだけど、もう笑うしかないですよね。



さらに、トランプ大統領がお酒を飲まないという事実に関して・・・
(6:20)
He tweets at 3a.m. sober. Who is tweeting at 3a.m. sober? Donald Trump. Because it's 10a.m. in Russia. Those are business hours.
彼は夜中の3時にシラフでツイートするんですよ。午前3時にシラフでツイートする人なんか誰がいます?答えは、ドナルドトランプ。ロシアでは10時で営業時間だから。
この日のツカミが、「今日はこの国のリーダーは、残念ながら欠席です。・・だってモスクワに住んでるんだからしょうがないでしょう。何時間かかると思ってるんですか」というものでした。それに続くプーチンネタですね。



そして、トランプ大統領の強みは、支持者からの絶対的な「信頼」にあるとして、一方でジャーナリストたちへの信頼はガタ落ちである・・という話のなかで・・
A lot of people don't trust you right now. Can you blame them? I mean, unlike Anderson Cooper's bone structure, you guys have been far from perfect. Remember election night? I mean, that was your Steve Harvey Miss Universe moment. The look on your faces at 11:00p.m. on election night. It was like walking into a Panera Bread and finding out that your 6th grade teacher has a part-time job there. I was like, "What!? Mr. Legginton? I guess you don't have all the answers..."
メディアは今あまり信頼されていないですね。でもそう言う人たちを責められますか?だって、あなたがたは、アンダーソン・クーパーの骨格と違って、とてもじゃないけど完璧とは言えませんよ。選挙の夜を思い出してください。スティーブ・ハーヴィーがミスユニバースで優勝者を間違えて発表した夜そのもののありさまでしたね。あの選挙の夜の午後11時のみなさんの顔と言ったら・・。パネラブレッドのお店に入って、6年生の時の担任がバイトしているのを発見したときみたいな気持ちにさせられましたよ。「ええ!?レギントン先生・・?なんでもわかっている方だと尊敬してたのに・・」 
CNNの人気アンカー、アンダーソン・クーパーはたしかに顔の輪郭といい鼻の形といい、その骨格は完璧に近いかもしれません。



ここから、各放送局をいじりにかかるハサン。CNNについて・・・
(18:22)
You know you're News, right? C'mon. But everytime I watch CNN, it feels like you're assigning me a homework. "Is Trump a Russian spy? I don't know. You tell me. Tweet us @AC360." No! You tell me! I'm watching the news! But it feels like I'm watching CNN watch the news. Please just take an hour to figure out what you want to say, then go on the air. 
あなたがた報道局なんでしょ?ねえ。CNNを見ると、自分に宿題が課せられているような気がするんですよ。「トランプはロシアのスパイか?どうでしょうね。ご意見をください。@AC360にツイートを!」いやいや、あなたが教えてくださいよ!報道番組見てるんですから。CNNを見てると、CNNがニュースを見ているのを、見ているような気がしてきます。頼みますから、一時間多く見積もって言いたいことをまとめてから、オンエアしてください。
@AC360は前述のアンダーソン・クーパーの番組のアカウントです。
これを聞いたCNNの重鎮キャスターWolf Blitzers氏がこれ以上ないほどのむっつり顔(笑)

(19:40)
I don't have a solution on how to win back trust. I don't. But in the age of Trump, I know that you guys have to be more perfect now more than ever because you are how the President gets his news. Not from advisors, not from experts, not from intelligence agencies, you guys.
信頼をどう勝ち得るかの答えは持ち合わせておりませんが、一つ言えることは、トランプ時代において皆さんメディアには今まで以上に完璧さが求められます。あなたがたこそが、大統領の情報源なのですから。アドバイザーや専門家や諜報機関ではなく、あなたがたなのですから。
大統領がCIAや政府機関職員による毎朝のブリーフィング(情報共有)を拒否しているというニュースがありましたねえ・・。首相の情報源が・・「スッキリ」だったら、どうします?皆さん。



そしてハサンならではのマイノリティー・ジャブ。
That's why you gotta be on your A-game. You gotta be twice as good. You can't make any mistakes. Because when one of you messes up, he blames your entire group. And now you know what it feels like to be a minority.
だからベストゲームをしないと。2倍優れた活動をせねばなりません。一つの間違いも犯せません。なぜならば、もしあなたがたのうちの一人がへまをすれば、それはあなたがた全体の責任となるからです。そう、今ならマイノリティーの気持ちがわかりますよね。
一部のメディアの報道をあげつらって、すべてのメディアを国民の敵だと言ってしまうトランプ大統領。そして、同じようにイスラム教徒のうち、テロリストなのはほんの一部の狂信者なのに、イスラム教徒=テロリスト、となってしまうのがトランプ大統領。いまやメディアもマイノリティーと同じ立場に立たされました。


(22:25)
This has been one of the strangest events I've ever done in my life. I'm gonna be honest with you. Like, I'm feeling I'm a tribute in the Hunger Games. If this goes poorly Steve Bannon gets to eat me.
これは僕が今まで参加したなかでも一番おかしなイベントです。正直に申し上げて。なにか自分がハンガーゲームのいけにえのような気分です。ここで失敗したらスティーブバノンに取って喰われるのか、と。


記者夕食会の伝統について・・・
(23:41)
Only in America can a first generation Indian American Muslim kid get on this stage and make fun of the President.  
アメリカだけですよ。インディアンアメリカン第一世代でイスラム教徒の若造がこんなステージに立って大統領をからかってみせることができるのは。
It's an amazing tradition to show the entire world that even the President is not beyond the reach of the First Amendment.  
大統領でさえ、表現の自由が認められる範疇から抜けられはしないのだということを全世界に知らしめるすばらしい伝統行事だと言えます。   
the First Amendmentは合衆国憲法修正第1条のことで、「表現の自由」について規定する条項です。



最後に、記者夕食会を大統領が欠席したことのもつ意味とは・・・
but the President didn't show up. Because Donald Trump doesn't care about Free Speech. The man who tweets everything that enters his head refuses to acknowledge the amendment that allows him to do it. Think about it. It's almost...what is it, 11:00? It's at 11:00p.m. right now. In 4 hours, Donald Trump will be tweeting about how bad Nicki Minaj bombed at this dinner. And he'll be doing it completely sober. AND that's his right. I'm proud that all of us are here to defend that right, even if the man in White House never would.
でも大統領はおいでにならなかった。それはドナルドトランプが言論の自由を大事だと思ってないということです。あの、頭に浮かんだことはなんでもツイートする男が、自らにそれを許している条項の意味を認めることを拒絶したのです。考えてみてください。今、、何時?11時?今、午後11時です。4時間後、ドナルドトランプは、この晩餐会でどれだけニッキ―ミナージュがスベったかをツイートするでしょう。完全しらふで。そしてそれが彼の持つ権利なのです。みなさんが今夜、こうしてその権利を守る目的で集まってくださったことを誇りに思います。たとえそれはホワイトハウスのあの男からは期待できないことだったとしても。


<まとめ>

例年のオバマ大統領のお笑いスピーチが聴けなくなったのが、なんともさみしい限りですが、大統領不在という異例の状況のなか、持てるものを出し来ったハサンミナージュのスピーチは聞く価値のあるものだったと思います。トランプ大統領は・・ペンシルバニアで支持者に囲まれて楽しい夕べをすごしたようですね。そして、夕食会に関するツイートは・・・残念ながらノーコメントのようでした。
個人的には、同日別会場で開かれたSamantha Bee(サマンサ・ビー)のNot the White House Correspondent Dinnerの盛り上がり様にちょっと引きました(笑)


それではまた!




「ショーシャンクの空に」
Shawshank Redemption


まさに傑作ですね。いまだにワンシーンの写真を見るだけでも鳥肌がたちます。
スティーブンキングの原作も読み込んだのでセリフもけっこう覚えてます。

しかし、この傑作も実は公開当初の興行成績は芳しくなかったんですよね。この映画が公開された年、1994年は大作が続々生まれた年で、ちょっと調べただけでも「フォレストガンプ」「ライオンキング」「スピード」「パルプフィクション」などなど・・興行成績が億単位の大ヒット映画が名を連ねる中で、「ショーシャンク」は2千8百万ドル。興行成績ランキングは第51位・・・と、まさに「大コケ」映画だったわけです。
 
映画.comのこの記事によると、メディア王のターナー氏が97年から自身のケーブルTVでヘビーローテーションをやりだすまでは、まったく埋もれた存在だったようです。こんな傑作が永久に日の目を見ない可能性があったとは驚きですね。

今回はGraham Norton Showからの、モーガン・フリーマンのインタビュー動画で英語を勉強しましょう!なぜ「ショーシャンクの空に」はコケたのか、についての話と、そしてあの名ラストシーンの再現もあります。


Graham: Talking of hit movies, ”Shawshank Redemption,” obviously, you know, one of your...yes, everyone loves the movie. That's one of those movies anyone puts their "best films of all time" list together, it's always on..it's always on there. And yet, that film has never been...
Morgan: It tanked at Box Office. Er, the reason for it, of course, is that the only real marketing movies get, I think, is word of mouth. You can promote it all you want. But if the first few audiences go there and come back and can't say, "I really saw this great film," then you're not gonna go very far.  Though people went to see the Shawshank Redemption, and then they came back, "Oh man, I saw this really terrific movie, it's called the, eh... Shanksham? Sham-shock?" One lady saw me in the elevator one time and she went "Oh I saw you in the Hudsucker Production!" So, if you can't get word across then it just doesn't do well, you know. If you can't say it.
Michael Caine: That's why "Alfie" did well.
Graham: Boom! We got it! Is that the film that turned you into, sort of, "Mr. Narration"?
Morgan: Yeah. That was it.
Graham: Bacause it's so special, that narration. And now, we have got a little kind of Shawshank mashup. So, would you mind lending your voice to it?
Morgan:  Okay.
Morgan narrating:  I must admit I didn't think much of Graham Norton first time I laid eyes on him. Looked like a stiff breeze could blow him over. That was my first impression of the man. I could see why some people took him for annoying. He had a walk and a talk that just wasn't normal around here. And boy did he drink. He drank like a man without a care or worry in the world. I hope to finish this talk show one day. I hope Michael stops talking for just one second. I hope people stop asking me to do stupid voiceovers like this. I hope.   
Graham: Oho! Morgan Freeman! Very good! Thank you very much.   

モーガンフリーマンいわく、原題のShowshank Redemption誰も覚えられないタイトルだったから、口コミが広がらずにコケた、と。
たしかにredemptionってめったに聞かない単語です。意味は「贖罪」「神による罪からの救済」という宗教的な意味と、金融の「償還」?そもそも償還の意味がわからない私には謎の多い単語です(笑)
一方、動詞形のredeemはけっこうよく使います。主にクーポンやギフトカードを「使う」という意味です。
This Petrocard can be redeemed at any Mobil station.
このペトロカードはMobil各店でご使用になれます。

スティーブンキングの原作小説のタイトルもRita Hayworth and Shawshank Redemptionですから、わりとそのままのタイトルにしてしまったのですね。リタヘイワースは主人公のアンディが壁に掘ったトンネルを隠すために使ったポスターの女優です。


★丸暗記するとものすごく使えるフレーズ★
Oh man! I saw this terrific movie!
いやあ、すごいおもしろい映画見たんだけどさあ。 
会話のきっかけなのでthisを使います。このthisは、「これからそれについて話すよ」というサインになります。

★動画の解説★
tank: to suffer a rapid decline, falure or collapse:大失敗する、暴落する
tank at the box office: 映画がコケる

word of mouth:口コミ
The only real marketing movies get, I think, is word of mouth.
映画にとって真の宣伝というのは、口コミだけだと思うんだ。
 
all you want:好きなだけ(副詞句)
You can promote it all you want. But if the first few audiences go there and come back and can't say, "I really saw this great film." then you're not gonna go very far.
プロモーションも好きなだけしたらいいさ。だけど、最初のお客さんたちが行って帰ってきて「こんなすごい映画を見てきた」って言えないようなら、その映画は大した結果にはなるまい。
 
*ここでのyouは一般的な主語で、特定の「あなた」ではなく、映画製作者一般を指しています。このyouの用法ができるようになると会話での表現の幅が広がります。

That's why "Alfie" did well.
だから「アルフィー」は成功したのか。 
Michael Caine(マイケル・ケイン)の「アルフィー」は、66年作の映画で、



多くの女性をはべらかすプレイボーイのアルフィー君のお話です。マイケルケインおじいちゃんは昔こんなにかっこよかったんですね^^ この映画はジュードロウでリメイクされているようです。
ともかく、"Alfie"という短い覚えやすいタイトルのおかげで、
"Boom! We got it!"
という感じで爆発的に成功した、ということですね(笑)


そして、「ショーシャンクの空に」以来、ナレーションの仕事が激増したという神の声の主にこんなパロディーをお願いするグラハムノートン。

I must admit I didn't think much of Graham Norton first time I laid eyes on him.
Looked like a stiff breeze could blow him over.
That was my first impression of the man.
I could see why some people took him for annoying.
He had a walk and a talk that just wasn't normal around here.
And boy did he drink.
He drank like a man without a care or a worry in the world.
I hope to finish this talk show one day.
I hope Michael stops talking for just one second.
I hope people stop asking me to do stupid voiceovers like this.
I hope.

こちらがオリジナルのせりふです。違いはわかりますか??
I must admit I didn't think much of Andy first time I laid eyes on him.
Looked like a stiff breeze could blow him over.
That was my first impression of the man.
I could see why some of the boys took him for snobby.
He had a quiet way about him, a walk and a talk that just wasn't normal around here. 
He strolled, like a man in the park without a care or a worry in the world.
・・・
I hope I can make it across the border.
I hope to see my friend and shake his hand.
I hope the Pacific is as blue as it has been in my dreams.
I hope. 

I must admitは「白状するが」「正直に言って」という感じで、ちょっと後ろめたいことや認めたくないことを告白せざるを得ないと感じたときに使います。・・わかりにくいですね。こういう表現はインプットの数をこなすことで自分でも使えるようになると思います。

d(id)n't think much ofは、「あまり快くは思っていない」という意味と「たいして深く考えなかった」という二つの意味があります。
ofのあとに人物や具体的なものが来る場合は、「あまり快く思っていなかった」
I didn't think much of the professor.
あの教授にはいい印象はなかった。

Graham Nortonのリアクションの意味がわかりますね(笑)

ofのあとにitが来て、I didn't think much of it.の場合は、「深く考えなかった」という意味です。
I saw a man in a black coat run off but I didn't think much of it then. Turns out he was the murderer of the poor lady.
黒コートの男が走り去るのを見たんだが、そのときはなんとも思わなかったんだ。あとでわかったことだが、あれがあの女性を殺した犯人だったというわけだ。 

ここでのitは「男が走り去ったという出来事」を指します。

take him for annoyingは、forのあとに形容詞がくるというちょっと変わった構造ですね。
take (人) for 名詞は、「(人)を~と間違える」という意味になります。

To hear him speak, you would take him for an American.
彼が話すのを聞いたら、アメリカ人と間違えるだろう。
People often take him for his brother.
彼はよく彼の兄と間違われる。

これと同じような感じで、口語では、名詞の代わりに形容詞がくることがあります。

Some of the boys took him for snobby. 
ほかのやつらに気取ったやつだと思われていた

名詞の場合と同じで、「本当は気取っているわけではないのに」というニュアンスが入ります。

***
モーガンフリーマンがしゃべるとインタビューですら映画のセリフに聞こえてしまって、観客も聞き入ってしまっているのが伝わってきます。あんなにくだらないパロディーのセリフですらちょっと感動してしまうのは(笑)、やはり本家の映画が素晴らしすぎるからですね。
映画本編の最後の"I hope..."のシーン・・・本当にすばらしいですよね。というわけで本物の動画をどうぞ!(まだ見たことのない人はもちろんネタバレですので全編見るまでは見ないでください!)


 
それではまた!